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こんにちは。ひでまるこです。
3年ぶりのF1日本GPが成功裡に終わり、
いまだ興奮冷めやらぬ状況ですが、
F1グランプリは次戦のアメリカGPが開幕します。
マックス・フェルスタッペン選手が日本GPで
ワールドチャンピオンを決め、残りは消化試合となるのか!?
いやいや、まだまだ2022年のF1グランプリは終わりません。
コンストラクターズタイトルの行方もありますし、
残念ながらF1を去ることになるドライバーのラストレースも控えています。
2023年につながるレースを展開するのも重要です。
今日は、第19戦アメリカGPの見どころ5選を紹介していきます。
いつも通りF1観戦を盛り上げる開催国の料理やお酒も紹介していきますね!
アメリカGPの放送時間
まずは、放送時間をチェックです。
セッション | 日本時間 | 現地時間 |
FP1 | 10月22日(土)4時00分 | 10月21日(金)14時00分 |
FP2 | 10月22日(土)7時00分 | 10月21日(金)17時00分 |
FP3 | 10月23日(日)4時00分 | 10月22日(土)14時00分 |
予選 | 10月23日(日)7時00分 | 10月22日(土)17時00分 |
決勝 | 10月24日(月)4時00分 | 10月23日(日)14時00分 |
フリー走行(FP)と予選はレース開始10分前、
決勝は40分前から放送されます。
アメリカGPは日本からだと真裏にあたるので、
放送時間も夜中から明け方にかけてになります。
寝不足必須となりそうですが、できる限り早く寝て、
超早起きで観戦するしかなさそうです。
サーキット・オブ・ジ・アメリカズとは
アメリカGPの舞台となるサーキット・オブ・ジ・アメリカズは、
サーキット設計で有名なヘルマン・ティルケさんが設計したサーキット。
これまで数多くのサーキットを作ってきたティルケさんですが、
その中でも最高傑作のサーキットと言われているのです。
その理由は、世界中のF1が開催されているサーキットから
人気のコーナーをいくつか取り入れてつくられているところにあります。
ターン3~6は、イギリスのシルバーストンサーキットにある
マゴッツ、ベケッツ、チャペルの高速S字コーナー。
ターン12~15は、ドイツのホッケンハイムサーキットのスタジアムセクション。
ターン16~18は、トルコのイスタンブールパークサーキットのターン8と似ているのです。
さらに高低差のあるサーキットなので、
一部のコーナーではクリップも見えずらいなど、
ドライバーにとってはチャレンジングなサーキットになっています。
今回は、このサーキット・オブ・ジ・アメリカズを
F1LIFE channel のよねやんさんが解説している動画を紹介します。
DRSゾーンは2箇所。
11コーナーから12コーナーにかけてがDRS1
20コーナーから1コーナーにかけてがDRS2
となります。
オーバーテイクポイントも多彩なサーキットで、
1コーナー、11、12、13、14、15と多くのコーナーで
オーバーテイクを見ることができます。
サーキットの概要は以下のとおり。
サーキット名 | サーキット・オブ・ジ・アメリカズ |
---|---|
所在国 | アメリカ |
設立年 | 2012年 |
全長 | 5,516メートル |
コーナー数 | 20 |
最大高低差 | 31m |
周回 | 反時計回り |
周回数 | 56周 |
ピット長 / 損失時間 | 413m / 23.254秒 |
DRSゾーン | 2箇所(11から12コーナーにかけて、20から1コーナーにかけて) |
タイヤ | ハード:C2、ミディアム:C3、ソフト:C4 |
平均速度 | 196.206km/h |
最高速 | 328km/h |
コースレコードは、2019年に当時メルセデスだったバルテリ・ボッタス選手が記録した「1:32.029」となります。
ここでの優勝回数が最も多いのはメルセデスのルイス・ハミルトン選手の6回。
現役では、アストンマーティンのセバスチャン・ベッテル選手が2013年にポール・トゥ・ウィンを飾っており、2019年にはメルセデスのバルテリ・ボッタス選手がこれまたポール・トゥ・ウィンで優勝しています。
そして、昨年アメリカGPを制したのは、レッドブルのマックス・フェルスタッペン選手です。こちらもポール・トゥ・ウィンとなります。
今年は、どのドライバーが勝利をつかむのか楽しみですね!
アメリカGPの見どころ5選
サーキット紹介を踏まえた上で、
2022年のアメリカGP見どころ5選を紹介していきます。
1.レッドブル コンストラクターズタイトル獲得なるか!
日本GPでは、マックス・フェルスタッペン選手のワールドチャンピオンが決まり、
まずはドライバーズタイトルを獲得したレッドブル。
次に狙うは、コンストラクターズタイトルになります。
2013年を最後に9年間、レッドブルはコンストラクターズタイトルに輝いていません。
9年間、王者に君臨していたはメルセデス。
既にメルセデスの牙城が崩れているのが2022年のF1の特徴になります。
年代 | チーム | ドライバー |
2013年 | レッドブル | ウエバー/ベッテル |
2014年 | メルセデス | ハミルトン/ロズベルグ |
2015年 | メルセデス | ハミルトン/ロズベルグ |
2016年 | メルセデス | ハミルトン/ロズベルグ |
2017年 | メルセデス | ハミルトン/ボッタス |
2018年 | メルセデス | ハミルトン/ボッタス |
2019年 | メルセデス | ハミルトン/ボッタス |
2020年 | メルセデス | ハミルトン/ボッタス/ラッセル |
2021年 | メルセデス | ハミルトン/ボッタス/ラッセル |
2022年 | ? | ? |
現時点でトップであるレッドブルの獲得ポイントは、619ポイント。
2位のフェラーリは454ポイントなので、その差は165ポイントあります。
残りアメリアGPを含む4戦で獲得できるポイントは191ポイントであるため、
数字上では逆転の可能性があるものの、
レッドブルは残りの4戦で26ポイントを獲得すればタイトル獲得になります。
これは、かなりレッドブル有利です!
仮にフェラーリが1位と2位でも、レッドブルが3位と4位であればタイトル獲得になります。
再びレッドブルの時代が訪れるのか!?
そして、アメリアGPで早くも決めてしまうのか注目です。
2.各所で見られるオーバーテイクパラダイス
アメリカGPが開催されるサーキット・オブ・ジ・アメリカズにおいて
最大の特徴は、オーバーテイクポイントが多いことにあります。
F1が開催されるサーキットの中でも最も追い抜きが容易とされていて、
1レースに60回近くのオーバーテイクが記録されたこともあります。
今年からグランドエフェクトカーとなったことで、
このオーバーテイクの回数がさらに増えるのか?
そうなったらアメリカGPは、オーバーテイクパラダイスになりそうです。
画像出典:FORMULA1-DATA
最大のオーバーテイクポイントは、DRS使用後の1コーナーと12コーナー。
それ以外にも11コーナー、13・14・15コーナーもオーバーテイクポイントになります。
果たして、オーバーテイクパラダイスとなるのか注目です。
3.ここでも予選が重要!ポールを獲得するのは誰か!?
見どころ2でF1グランプリが開催されるサーキットの中でも
最もオーバーテイクが容易であると紹介しましたが、
レース結果だけを見てしまうと、
実はポール・トゥ・ウィンとなる確率が高いサーキットでもあります。
過去10年間を遡ってみても、約半分はポール・トゥ・ウィンです。
昨年もフェルスタッペン選手のポール・トゥ・ウィンでした。
年代 | 予選 | 決勝 |
2012年 | セバスチャン・ベッテル | ルイス・ハミルトン |
2013年 | セバスチャン・ベッテル | セバスチャン・ベッテル |
2014年 | ニコ・ロズベルグ | ルイス・ハミルトン |
2015年 | ニコ・ロズベルグ | ルイス・ハミルトン |
2016年 | ルイス・ハミルトン | ルイス・ハミルトン |
2017年 | ルイス・ハミルトン | ルイス・ハミルトン |
2018年 | ルイス・ハミルトン | キミ・ライコネン |
2019年 | バルテリ・ボッタス | バルテリ・ボッタス |
2020年 | - | - |
2021年 | マックス・フェルスタッペン | マックス・フェルスタッペン |
そうなると予選が重要になってきます。
ここのサーキットは、タイムが接近していればいるほど
オーバーテイクが容易になることから、先行逃げ切りが強いことになります。
ポールをレッドブルが取るのか?もしくはフェラーリが取るのか?
この結果だけでもコンストラクターズタイトルの可能性が大きく変わるので、
予選から目が離せません。
4.来年の去就が気になるミック・シューマッハ
日本グランプリでも新たな発表があり、
各チームの2023年のドライバーは、ほぼ決まりつつあります。
まだドライバーが決まっていないのは、
ハースの1人とウィリアムズの1人です。
そして、現在(2022年)のドライバーズラインナップで
来年の去就が決まっていないのが、
マクラーレンのリカルド選手、ハースのミック選手、そしてウィリアムズのラティフィ選手です。
そんな中で注目したいのがミック・シューマッハ選手になります。
父は、あの皇帝ミハエル・シューマッハです。
ミック選手は、今年、イギリスとオーストリアの2戦でしかポイントを獲得できていません。
来年F1のシートを獲得するためには、
なんとしてもポイントを獲得したいところ。
ポイントを獲得できるか、できないかで運命が変わるといっても過言ではありません。
ミック・シューマッハ選手がアメリカGPでポイント獲得できるのか注目になります。
5.同ポイントのハースとアルファタウリの戦い
コンストラクターズランキング
8位のハースと9位のアルファタウリは、
現在、34ポイントで並んでいます。
ハースは、2021年にマシン開発を早々に切りやめ、
2022年のマシン開発に注力した結果、
序盤はそこそこポイントを獲得したものの、
その後は波になることができず、結局は昨年よりすこし成長した程度になっています。
アルファタウリは、昨年に比べて後退しており、
コンスタントにポイントは獲得するものの、
準備が下位の方であり、全体的な戦闘力不足の印象があります。
ハースにとってアメリカGPは、まさに地元!
来年は、アメリカでF1が3回も開催されることが決まっています。
ここで結果を出さなければアメリカのチームとしての印象にも影響が...。
何が何でも結果を残したいハースと同じくポイントを獲得したいアルファタウリ。
この2チームのポイント争いに注目です。
アメリカGP観戦のお供に
アメリカGPを見るのに最適な飲み物と食べ物を紹介したいと思います。
まずは、飲み物から!
バドワイザー
アメリカを代表するラガービールといったらバドワイザーです。
1876年にドイツ系移民が製造して以来、140年以上もの歴史があり、
今では世界80ヵ国以上で親しまれています。
苦みを抑えたすっきりとした味わいが特徴で、
クセがないため、どんな料理にも合い、女性にも人気のビールです。
ステーキ
アメリカといったら、やっぱりステーキですよね!
日本のステーキとは、まるでスケールが違う肉・肉・肉。
アメリカでは、多くの場所にステーキハウスが存在しています。
ステーキをかっくらいながらのアメリカGPは、もう最高なこと間違いなしです。
最後にまとめ
3年ぶりの日本GPから約2週間が経ち、
あの興奮からやっと落ち着いてきて、
なんとなく日本GPロス状態になって、
フェスルタッペン選手のワールドチャンピオンが決まったから、
これまたなんとなく消化試合的な雰囲気も漂っていますが、
まだまだ今年のF1は終わってません。
コンストラクターズのタイトル争いも残っていますし、
ベッテル選手をはじめ、F1ラストレースを見届けないといけません。
また、来年につながる走りを各ドライバーが見せることができるかも重要です。
これからはフェラーリの動向と角田選手の動向に注目しています。
フェラーリやメルセデスには、来年強くなってもらわないと、
さらにF1がおもしろいレースになってほしいのがファンとしての希望です。
アメリカでは、ここ数年F1人気が高まってきているので、
実際の映像に映るファンの表情や様子についても注目したいと思います。
F1は、スカパーのフジテレビNEXTやDAZNで視聴することができます。
もし視聴を検討してましたら、参考までに以下のブログを読んでいただけたら幸いです。
https://hidemaruko-blog.com/2022f1_broadcast/