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【F1-75の戦闘力が発揮される!】2022 F1第10戦 イギリスGPの見どころ5選

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こんにちは。ひでまるこです。

前戦カナダGPでは、チェッカーまで1分以内のバトルをしていた

レッドブルのフェルスタッペン選手とフェラーリのサインツ選手。

手に汗握る戦いは、真夜中の放送であるにもかかわらず眠気を吹き飛ばしてくれました。

1週間空いて、今週末はF1の聖地である

シルバーストンサーキットで開催されるイギリスGPです!

今日は、そのイギリスGPについて見どころと、

今回からF1観戦にぴったりな料理とお酒も紹介したいと思います。

だってイギリスといったらPubですから!今週末もF1を楽しみましょう!!

イギリスGPの放送時間

まずは、放送時間をチェックです。

セッション 日本時間 現地時間
FP1 7月1日(金)21時00分 7月1日(金)13時00分
FP2 7月2日(土)00時00分 7月1日(金)16時00分
FP3 7月2日(土)20時00分 7月2日(土)12時00分
予選 7月2日(土)23時00分 7月2日(土)15時00分
決勝 7月3日(日)23時00分 7月3日(日)15時00分

フジテレビNEXTでは、フリー走行(FP)と予選はレース開始10分前、

決勝は40分前から放送されます。

微妙な時間帯ではあるので、夕方に一度仮眠してから見るのがよさそう。



シルバーストン・サーキットとは

イギリスは、ノーサンプトンシャー州とバッキンガムシャー州を

またぐように位置するサーキット。

シルバーストンとは、この地域にある村の名前からきていて、

もともとはイギリス空軍の飛行場だったため、滑走路がコースの一部になっています。

イギリスGPは、F1発祥の地でもあり、聖地。

1950年に、まさにこのシルバーストンからF1世界選手権がはじまりました。

はじまりの地、一度は観に行きたいですよね!

F1は、もともとイギリスで誕生したこともあり、

イギリスに拠点を置くF1チームは多数存在します。

アストンマーティン シルバーストン
メルセデス ブラックリーとブリックスワース
レッドブル ミルトン・キーンズ
マクラーレン ウォキング
アルピーヌ エンストン
ウィリアムズ グローヴ

これだけ多くのチームが拠点を置くので「モータースポーツビレッジ」と呼ばれるくらいです。

モータースポーツファンからしたら、まさに聖地。

ここで住んで働いたら夢のようなひと時を過ごせるかもしれません。

今回はドローンで撮影したシルバーストンの動画がありましたので、

サーキットの全容は、こちらでチェックしてみてください。

コーナー数は、全部で18コーナー。DRSゾーンは2箇所。

これまで市街地コースでのレースが連続で開催されていましたが、

レース専用のサーキットにやっと戻ってきました。

サーキット名 シルバーストン・サーキット
所在国 イギリス
設立年 1947年
全長 5,891メートル
コーナー数 18
周回 時計回り
周回数 52周
DRSゾーン 2箇所(5から6コーナーにかけて、14から15コーナーにかけて)
タイヤ ハード:C1、ミディアム:C2、ソフト:C3
平均速度 208.7km/h
最高速 336.0km/h

コースレイアウトは、低・中・高速のコーナーがバランスよくレイアウトされていますが、高い速度域でのコーナーが多く、高速サーキットの部類になります。

アクセルの全開区間がコースの約80%を超えており、

高速コーナーも多いことから、パワーユニットとタイヤの負荷が大きいサーキットです。

特に有名なコーナーは、マゴッツ、ベケッツ、チャペルと続く、高速のS字コーナー。

このコーナーは、F1マシンがもっともF1らしく見える場所と言われていて、

ここで速く走れるマシンは、セットアップが決まっていて速いと言われているので、セクター2のタイムに注目してみてください。

イギリスGPの見どころ5選

それでは、2022年の第10戦イギリスGPの見どころ紹介していきます!

1.グランドエフェクトカーの本領発揮!!

2022年のF1マシンは、大きくテクニカルレギュレーションが変わり、

今までとは別物のマシンになっています。

その違いは簡単に言ってしまうと、

F1マシンをコースの路面に押し付ける仕組みが変わったこと。

F1マシンは、路面に押し付けられるほど、速くコースを走ることができます。

その押し付ける仕組みとは、これまでF1マシンの上半分で発生していたダウンフォースで上から下へ押し付けていましたが、

今年はF1マシンの下を通る空気の流れを速くすることで、上から下へ押し付けています。

このことをグランドエフェクト効果といい、今年もマシンがグランドエフェクトカーと言われています。

この押し付ける力の源が上か下かの違いがあるわけです。

イギリスGPのシルバーストンサーキットは、フラットなコースで、

しかも高速コーナーの多いサーキット。

このグランドエフェクト効果が最も発揮しやすいレイアウトになっています。

特にマゴッツ、ベケッツ、チャペルと続く、高速のS字コーナーは、

その効果を存分に発揮できるところなので、ここでの速さがキモになりそうです。

マゴッツ、ベケッツ、チャペルの高速S字コーナーに注目して見てみましょう!

もうひとつ気になるのは、バウンシングですね。

高速サーキットなだけに、各マシンのバウンシング(上下動)が、

どうタイムに影響するのかも気になるところです。

コースレコードは、2020年のメルセデスのハミルトン選手が記録した 1:24.303

このタイムにどこまで迫れるのかでグランドエフェクトカーの実力がわかります。

2.フェラーリの反撃と受けて立つレッドブル

現在、レッドブルは304ポイント、フェラーリは228ポイント、

その差は76ポイントになっている。

シーズンも中盤となり、ここでフェラーリは引き離されるわけにはいけない状況。

ただこれまでの各グランプリを見ると、決してフェラーリの遅くなっているわけではない。

むしろ初戦からの速い状態は、今も維持されています。

予選ではフェラーリが速く、決勝ではレッドブルが強い。

いまでもフェラーリは、速いのです!

そして、イギリスGPを皮切りにはじまるヨーロッパラウンド。

ここからF1のコースは、もともとレースのためだけに作られたサーキットが続く。

ここまでは市街地コースが多く、特殊なサーキットばかりでしたが、

ここからは純粋なレースのサーキットが続き、こういうコースでは、やっぱりフェラーリが速いと予想されるのです。

一方でサーキット特性に関係なくチームの総合力で対応するレッドブル。

その強さは、昨年のメルセデスとの闘いで培われたもの。

2022年のテクニカルレギュレーション変更にいち早く対応し、

最も速いマシンを作り上げたフェラーリ。

その反撃は、このイギリスGPからはじまるのか、

今シーズンがおもしろくなるかどうかの分岐点となるイギリスGPに注目です!

3.メルセデス地元ドライバー対決

2022年のシーズンも中盤になり、

上位から3番手の地位を確立したメルセデス。

メルセデスのマシンW13は、開幕からバウンシングの問題に悩まされていて、

ドライバーが攻めることのできないマシンとなり、

昨年のトップ争いから脱落してしまっている。

マシンコンセプトそのものにも疑問の目が向けられているが、

徐々に改善してきており、前線のカナダGPでは3位と4位を獲得と

その効果も見え始めている。

開幕から常に5位以内のポジションをキープし、

大いにチームへ貢献しているラッセル選手と

前戦のカナダGPで3位に入り、復調の兆しが見えるハミルトン選手。

実は、どちらもイギリス人F1ドライバーであり、今週末は地元グランプリとなります。

イギリスでは、この2人がどんなレースを見せてくれるのか、めちゃくちゃ注目が集まっているのです。

この2人のチームメイト争いとトップチームのレッドブルとフェラーリにどこまで食い込んでいけるのかが注目です。

ちなみにマクラーレンのノリス選手も地元イギリス出身なので、こちらも注目ですよ!

4.パワーユニットの信頼性がカギになる!?

シルバーストンは、パワーユニットの全開率が約80%を超えるほど高く、

負荷の大きいサーキット。

パワーユニットの信頼性は、勝負のカギになります。

現在、F1にパワーユニットを投入しているのは4つのメーカー。

・ メルセデス

・ フェラーリ

・ レッドブルパワートレインズ(ホンダ)

・ ルノー

この中で最も信頼性が高いのはメルセデス。

ここまで、ほとんど壊れていません。

他の3メーカーは、何かしらのトラブルが出ています。

パワーについては、4メーカーほぼ互角といってもいいかもしれません。

イギリスGPでもパワーユニットにトラブルがでないのか?

メルセデス以外のチームは気になるところです。

5.気まぐれなブリティッシュ・ウェザー

今週末のイギリスGPは、今のところ天気がわるくなる予報になっています。

イギリスは、ブリティッシュ・ウェザーと呼ばれるくらい、

天気の移り変わりが早いサーキットでもあります。

雨が降れば、マシン差がなくなり、前戦のカナダGP予選で見せたアロンソ選手や

雨を得意としている地元のノリス選手にも注目が集まってきます。

イギリスGPでは、この気まぐれな天候にも注目で、

どのドライバーがいち早く順応するのかも注目になります。

おまけ.川井ちゃん久々の現地リポート

もう一つ、密かに注目しているのが

いつもフジテレビNEXTのF1中継を解説してくれている川井一仁さんです。

なんとコロナの影響もあって数年ぶりの現地取材ということで、

今までずっとF1の現地取材を続けてきて、

F1関係者にも知り合いの多い川井ちゃんが、

数年ぶりに再び現地へ戻ったとき、どんなことが起きるのか注目しています。

私は見逃しませんでした。

先週のF1GPニュースで、塩原さんから川井ちゃんがイギリスGPで久々に現地取材すると言われたときの、あの嬉しそうな顔を。

まるで少年のようでした。

川井ちゃんが現地へ行く!F1に帰ってくる。楽しみで仕方ありません。

イギリスGP観戦のお供に

今回からF1観戦のお供に料理とお酒を紹介しようと思います。

現地ものや料理を食べながらF1グランプリを見ると、

それだけで、また楽しさも雰囲気も変わってくるものです。

フィッシュ&チップス

やっぱりイギリス料理の定番とフィッシュ&チップスではないでしょうか。

イギリスにも多くのお店があって、味もそれぞれのお店で違いがあるようです。

イギリスのビール

イギリスといったらパブが有名です。

家族や友人たちとビール片手にパブで語り合う。

そんなときに飲まれているビールで有名なのが

ロンドン プライドというエール。

まず最初にこのビールを飲んで語り合いがはじまるのです。

ロンドンプライドを飲みながら、フィッシュアンドチップスときどきつまみ、

F1好きの人たちと語り合う。

そんなF1観戦がしてみたい!

最後に

以上が2022年イギリスGPの見どころ5選でした。

今年のF1もついに真夏のヨーロッパラウンドへ戻ってきました。

ここから特殊な市街地コースなどはいったん落ち着き、

純粋なレースサーキットの戦いが続きます。

ここまで強さを見せつけてきたレッドブルですが、

速さではまだまだフェラーリの方がちょっと上です。

ここで巻き返せなければ、レッドブルに逃げ切られてしまいます。

今シーズンを面白くする上でも、このヨーロッパラウンド初戦となるイギリスGPは、

フェラーリにとって重要なレースになると思います。

また、着々と前進を続けているのがメルセデスの存在です。

マシンコンセプトの影響が大きく出遅れている今シーズンですが、

さすが王者、徐々にですが、戦闘力を増しつつあります。

そろそろレースのダークホース的存在にはなってきそうです。

気を抜けばトップチームも危うくなる位置まできていると思います。

その上でレースを混乱させるブリティッシュ・ウェザーの存在。

今週末も熱いレースが観られる予選がします。

F1グランプリがさらにおもしろくなるためにも...。

F1は、スカパーのフジテレビNEXTやDAZNで視聴することができます。

もし視聴を検討してましたら、参考までに以下のブログを読んでみてください。

https://hidemaruko-blog.com/2022f1_broadcast/