F1

【エミリア・ロマーニャGP中止】自分にできることイタリアの被災地に募金する方法

こんにちは。ひでまるこです。

本日(5/17)、2023年のF1第6戦エミリア・ロマーニャGPの中止が、

F1とFIAより発表されました。

5月に入りイタリア北部を中心に豪雨が続いており、

エミリア・ロマーニャGPが開催されるイモラ・サーキットでも

隣接するサンテルノ川が氾濫の恐れがあり、

さらには各地で洪水の被害に見舞われています。

亡くなれた方も出ており、今もなお多くの方が避難している状況です。

亡くなれた方のご冥福をお祈りいたします。

そんな時に我らが角田選手が所属するアルファタウリは、

母国の被災を受けて、いち早く募金に関する情報をあげました。

さらに角田選手からも町の様子を伝える情報がありました。

アルファタウリがファクトリーを構えるファエンツァの町は、

川の氾濫の影響で、町中が泥まみれになり、

ガソリンのにおいがそこかしこに漂っているとのことです。

人々は食べ物や宿泊先を見つけるのに苦労しているとのこと。

さらに天候が回復したのを受けて、

角田選手はじめアルファタウリのチームの皆さんは、

町の復興のために尽力されています。

この情報を見て、胸が痛くなり、

自ら被災地に足を運び、復興の協力はできないけれど、

私でも何か力になることはできないものかと考え、

今の自分にできることは、やっぱり募金だと思いました。

日本でもこれまで多くの自然災害に会い、

そのたびに世界中の多くの方々に助けていただきました。

その想いは私たちも同じです。

みんなで助け合うことが大事だと思います。

そこで本日は、海外送金を利用し、アルファタウリが発表した

洪水災害の募金の仕方について紹介します。

実際に私も募金してみた方法です。

もし同じ思いになった方がいましたら、募金してみてもよいかもしれません。

※決して募金の強制ではありません
※これから紹介する内容は利用規約をしっかり読んでいただき可能な限りでお願いします

海外の銀行に直接募金するにはどうしたらいいのか?

実は、今回、私も海外の金融機関の口座に募金するのは、

はじめての試みでした。

日本の機関では、今回のイタリアの洪水災害について募金できるところはなかったため、

自分自身で海外送金して募金するしかありません。

海外送金する方法は、いくつかあります。

自分自身が利用している金融機関(銀行)から海外送金をすることもできます。

それ以外にも海外送金のサービスを利用する方法があります。

今回は、Wise(ワイズ)という海外送金サービスを利用しました。

スマホアプリがあり、思ったよりも簡単に送金ができたので、

銀行へ行くよりもお手軽です。

Wise(ワイズ)とは

Wise(ワイズ)とは、他の金融機関に比べて

格安で海外へ送金できるサービスを提供している会社です。

その特徴は、以下の3つがあります。

・他の金融機関より手数料が安い

・送金手続きが簡単で送金時間のスピードも速い

・日本語のヘルプサポートに対応している

1つ目の手数料が安いことに関しては、日本でもお馴染みの金融機関であれば手数料だけで数千円取られてしまうこともありますが、Wiseの場合は、リアルタイムの為替レートを使用しているため、余分な手数料を上乗せされることがなく、さらに中継手数料についても基本的に無料となります。

2つ目の送金時間が速い点お嬉しいところです。募金とはいえ、直ぐに使ってもらうためにも、お金が集まるのが速いに越したことはありません。

3つ目は、日本語でのヘルプサポートに対応していることも安心につながります。

Wise(ワイズ)を使った募金の仕方

では、実際にWise(ワイズ)を使ってアルファタウリから発表があった募金の銀行口座へ送金してみました。

今回、私が行った方法は、Wise(ワイズ)のスマホアプリを利用した方法です。

他にもWebサイトからも会員登録して送金することができます。

私はアプリの方が簡単そうに見えたので、そちらを選びました。

こちらがWise(ワイズ)のアプリになります。

早速、Wiseのアプリを使用する前に準備するものがあります。

準備するもの

・ 現住所が記載さている日本発行の顔写真付き身分証明書
(例:運転免許証、マイナンバーカード、パスポート)

・ 手のひらサイズの紙とペン
※4桁の認証コードを書きます

・ マイナンバーカードもしくはマイナンバー通知カード

募金の振込先情報

IBANコード IT20V0627013199T20990000808
銀行 LA CASSA DI RAVENNA S.P.A.
支店 DIREZIONE GENERALE
SWIFT BIC CRRAIT2R
住所 PIAZZA GIUSEPPE GARIBALDI 6, RAVENNA, 48121
イタリア
企業名/団体名 Donazione emergenza alluvione 2023

※IBANコードとは、銀行口座の所在国、支店、口座番号を一意に特定するための統一規格のコードのこと

まず、アプリをダウンロードして開くとWiseの紹介があり、

その後、作成するアカウントの選択画面が出ました。

会社ではないので、個人アカウントをタップします。

個人アカウント作成に必要な情報を入力します。

主な居住国

携帯番号を入力(0からでOK)し、SMSを使った6桁コード認証があります。

ショートメッセージで送られた来た6桁の数字を入力してください。

その後、通知やフェイスIDなどの設定があり、

オプションの選択波面では「海外送金する」をタップします。

送金額と受取額の金額と国を選択します。

JPYは円、EURはユーロです。

イタリアは、ユーロになります。

下図の例は、1,000円募金すると実際にユーロとなったときは、

6.23ユーロになります。

送金者(自分)の情報を登録します。

その後、パスワードを設定します。

次にガイダンスに従ってスマホのカメラで

身分証明書の撮影やマイナンバーカードの撮影を行います。

そのときに4桁の認証コードと一緒に撮影します。

続いて送金したお金の受取先の情報を入力するため、

法人/団体をタップします。

受取先の情報を以下の通り企業名/団体名とIBANコードを入力します。

メールアドレスは入力しなくても大丈夫です。

送金内容の確認画面が表示されます。

送金内容を確認すると入金方法の選択画面になります。

銀行振込かデビットカードかを選択する画面になるので、

どちらかを選択します。

※銀行振込の方が手数料が安い

銀行振込の場合は、Wiseの振込先の情報が表示されます。

表示された振込先へ実際に入力した(募金する)お金を振り込みます。

今回の場合であれば、1,000円が振込額となります。

振込が完了しましたから、アプリの「銀行振込が完了しました」のボタンをタップします。

これでWise(ワイズ)を使って海外送金し、

海外の銀行口座への募金が完了したことになります。

はじめてWiseで海外送金を行った場合は、本人確認で最低3営業日ほどかかるため、通常よりも送金は遅れるようです。

最後のまとめ

今回は、ひでまることしても初めてとなる海外送金に挑戦し、

イタリアの洪水災害に被災地に募金してみました。

私一人では、決して大きな金額ではありませんが、

多くの人が募金することで何万、何百万、何千万、何億にもなります。

もしこの記事を見ていただいた方で、

募金してもよいと思いましたら、お願いいたします。

洪水は、実際に水が引いてからも、壊れたところを修復したりするのに

お金がとてもかかると思います。

1日も早い復興を祈ると同時に、少しでも被災地の皆さんの力になれるよう、

協力し合いましょう!

フェラーリは洪水の被害を受けた地域社会を支援し、

エミリアロマーニャ地域の地域安全・国民保護庁に100万ユーロを寄付