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【イモラで流れは変わる!?】2023 F1エミリア・ロマーニャGPの見どころ5選

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こんにちは。ひでまるこです。

2023年のF1もついにヨーロッパラウンドに突入となります。

そのヨーロッパラウンドの幕開けは、エミリア・ロマーニャGPです。

イタリアは、イモラ・サーキットで開催されます。

ここでは、美味しいイタリア料理...、

いやいやフェラーリの聖地であり、

そして忘れてなるものか1994年のサンマリノGPでの出来事を。

いろんな感情が渦巻く第6戦エミリア・ロマーニャGPの見どころ5選を紹介します。

もちろん今回も観戦のお供に最適なお酒や料理を紹介しますね。

エミリア・ロマーニャGPの開催中止

開幕を2日後に控えた5月17日(水)に

F1とFIAはF1第6戦エミリア・ロマーニャGP開催中止を発表しました。

5月に入りイタリア北部を中心に豪雨が続いており、

エミリア・ロマーニャGPが開催されるイモラ・サーキットでも

隣接するサンテルノ川が氾濫の恐れがあること、

イタリアの各地でも既に洪水被害が出ており、

まずは人命を第一に安全を最優先しなければいけないこと、

状況が進展した場合は町の復興に向けて

全力を尽くさなければいけないことなどを踏まえて、

開催中止の判断に至ったことになります。

被害に遭われたすべての皆さんのお見舞いを申し上げるとともに

1日も早い復興をお祈り申し上げます。

私もすこしでも力になることはできないかと考え、募金をしました。

具体的な方法については、以下の記事で紹介しています。

【エミリア・ロマーニャGP中止】自分にできることイタリアの被災地に募金する方法こんにちは。ひでまるこです。 本日(5/17)、2023年のF1第6戦エミリア・ロマーニャGPの中止が、 F1とFIAより発...

エミリア・ロマーニャGPの放送時間

まずは、エミリア・ロマーニャGPの放送時間を紹介します。

セッション 日本時間 現地時間
FP1 5月19日(金)20時30分 5月19日(金)13時30分
FP2 5月20日(土)00時00分 5月19日(金)17時00分
FP3 5月20日(土)19時30分 5月20日(土)12時30分
予選 5月20日(土)23時00分 5月20日(土)16時00分
決勝 5月21日(日)22時00分 5月21日(日)15時00分

フジテレビONE・TWO・NEXT では、

フリー走行(FP)と予選はレース開始10分前、

決勝は40分前から放送されます。

DAZN(ダゾーン)でもフリー走行(FP)と予選、決勝と全セッション生配信です。

昨年は、スプリントが開催されたエミリア・ロマーニャGPですが、

今年は開催されず、通常のグランプリウィークとなります。

https://hidemaruko-blog.com/f1_broadcast/

イモラ・サーキットとは

イタリアでは、年に2回のF1グランプリが開催されます。

その1つがエミリア・ロマーニャGPです。

開催されるのは、イモラ・サーキット。

正式名称は「アウトードロモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ」であり、

フェラーリ創業者のエンツォ・フェラーリとその息子のディーノの名が付けられた、

まさにフェラーリの聖地となる場所です。

設立は1953年と、とても歴史のあるサーキットではあるが、

2007年以降にこちらもヘルマン・ティルケ監修のもと、全面的に改良されています。

画像出典:FORMULA1-DATA

イモラ・サーキットは、中高速のサーキットであり、

平均速度は200km/hを超えるため、

F1カレンダーの中でも3番目に速いハイスピードトラックとなります。

そのため、エンジンの全開率が高く、ブレーキにも厳しいため、

マシンへの負担が大きいとされています。

また、古いサーキットであることからコース幅が狭く、

DRSも1箇所しかないため、オーバーテイクが難しく、

予選の順位が重要とされています。

サーキット名 イモラ・サーキット
所在国 イタリア
設立年 1953年
全長 4,909m
コーナー数 21
周回 反時計周り
周回数 63周
ピット長 / 損失時間 529m / 24秒
DRSゾーン 1箇所(19から2コーナー)
タイヤ ハード:C3、ミディアム:C4、ソフト:C5
平均速度 209.4km/h
最高速度 329km/h

タイヤは、ハード:C3、ミディアム:C4、ソフト:C5と

昨年よりも全体的に1段階ソフトになっています。

ピットストップは、ここのピットレーンが長く、ロスタイムも大きいことから、

これまでは1回ストップが主流でした。

1段階タイヤを柔らかくしたことで戦略が変わるのか気になるところです。

エミリア・ロマーニャGPの見どころ5選

2023年のエミリア・ロマーニャGP見どころ5選を紹介します。

1.地元フェラーリがアップデートで変わるのか!?

とにかくエミリア・ロマーニャGPで注目なのはフェラーリ!

ここはフェラーリの聖地。イモラ。

ティフォシが集う場所!

スタンドが紅く染まります。

前戦のマイアミからアップデートを投入しているフェラーリ。

ここでもアップデートを投入し、競争力を高めてくるはずです。

今年のマシンSF-23は、投入当初からマシンがピーキーで予測が難しいことが課題。

フロアを改良することで、その許容範囲が大きくなり安定感も増すとされています。

マイアミでは、その効果が大きく表れなかったフェラーリ。

ここイモラでさらなる進化を見せてくれるのか期待が高まります。

2.アルファタウリアップデート?角田選手に目が離せない

忘れてはいけない、もう一つのイタリアチーム。

そう!我らが角田選手がいるアルファタウリです。

開幕からすばらしいパフォーマンスを発揮している角田選手。

AT04の戦闘力が決して高くないものの、

決勝レースでは粘りの走りと判断力で抜群の安定感を誇っています。

ポイントは僅か2ポイントですが、その走りで世界を魅了しています。

5月11日には、23歳の誕生日を迎え、今後の活躍に期待が高まる

若きサムライの日本人F1ドライバー。

アルファタウリもイモラではアップデートを持ち込んでくるようなので、

その走りに目が離せません!

3.ボッタス選手、周選手、覚醒せよ!

地元はフェラーリやアルファタウリだけではない。

アルファロメオもホームグランプリとなります。

開幕のバーレーンGPこそ、ボッタス選手が4ポイントを獲得したものの、

それ以来はポイントを獲得しておらず...。

さらに周選手もオーストラリアで2ポイントを獲得したものの、その1戦のみ。

予選ではコンスタントにQ2へ進出するものの、

決勝では中団下位に沈んでしまう。

この何とも腑に落ちない流れを、ホームグランプリで変えることができるのか。

ポイントは、予選の順位とボッタス選手と周選手の位置関係。

地元でいい走りをみせてほしい。

4.メルセデスはアップデートで姿が変わるのか?

イタリア系のチーム以外で注目なのは、

アストンマーティンと言いたいところですが、

今回はメルセデスです。

というのもここイモラで大きなアップデートを投入する予定となっています。

昨年からのゼロポッドコンセプトを貫いているメルセデスですが、

実際にそこの部分に変更はなされてくるのか?

見た目にも大きな変更が見られるのかは、

今後のメルセデスのコンセプトにも関わる部分なので注目のポイントになります。

さらにドライバビリティの改善が見られるのかといったところもあります。

ホイールベースとフロントサスペンションの部分です。

コクピットからフロントサスペンションの距離が変わり、

ドライバビリティが改善され、タイムが速くなるのか注目でもあります。

5.試験的に実施される改訂予選フォーマット

エミリア・ロマーニャGPの予選では、実験的な試みが実施されます。

それが代替タイヤ配分方式(ATA)です。

もしくは、予選のタイヤに関わることから

改訂予選フォーマット(RQF)とも呼ばれています。

F1の予選は、2006年以降Q1、Q2、Q3の3ラウンド制のノックアウト方式が採用されていました。

それぞれのラウンドで使用するタイヤのコンパウンドについては、自由に選ぶことができ特段の制限はありませんでした。

しかし、今回のエミリア・ロマーニャGPの予選で採用されるATAでは、予選でのタイヤコンパウンドがラウンドによって指定されます。

Q1:ハードタイヤのみ

Q2:ミディアムタイヤのみ

Q3:ソフトタイヤのみ

※ウェットの場合はこの限りではない

この方式を採用することで、これまでピレリが1レースに供給していたタイヤのセット数は、晴れ用のスリックタイヤで13セットでしたが、11セットになり2セット削減されます。

ハードタイヤ:3セット

ミディアムタイヤ:4セット

ソフトタイヤ:4セット

この結果、グランプリ全体で使用するタイヤを削減し、持続可能性を高めることを目的とした取り組みの一つとなります。

この取り組みの注目ポイントとしては、予選ではなくフリー走行になるのではと思っています。

Q1とQ2でタイムの出るソフトタイヤを利用する必要がなくなり、ハードとミディアムの重要性が高まるということは、これまで以上にフリー走行ではハードとミディアムを使うチームが増えるかもしれません。

注目してみることにしましょう。

エミリア・ロマーニャGP観戦のお供に

エミリア・ロマーニャGPの観戦のお供にピッタリな飲み物や食事を紹介します。

ランブルスコ ワイン

エミリア・ローニャ州で生産されるワインは、

弱発泡性の泡立つ赤ワインが有名です。

フルーティで爽やかな味わいであり、

現地ではランブルスコと生ハムやサラミを合わせて

同州ならではのマリアージュが楽しまれています。

F1を見ながら泡立つワインを生ハムと一緒にいただくのはいかがでしょうか。

ラザニア

ラザニアは、エミリア・ロマーニャの代表的な料理で、

パスタとミートソース、ホワイトソース、チーズを層にして焼き上げた

この料理は、チーズがとろけてワインにもよくあいます。

こちらの商品は、一枚一枚シートに挟んであるので扱いやすく、

茹でずにそのまま使えるのでお手軽にラザニアが作れます。

 

最後のまとめ

2023年のエミリア・ロマーニャGPは、自然災害の影響で開催中止となりました。

ヨーロッパラウンドの初戦ということもあって、

各チーム、マシンのアップデートを実施するタイミングでしたが、

タイムへの影響、勢力図の変化など、わからないまま

次戦はモナコGPとなります。

モナコGPは、特殊なグランプリなので、

マシンもモナコ仕様に変わるなど、

実際のアップデートの影響まではおそらくわかりません。

データも取れていない状況では、これまでのセットアップを継続する可能性も出てきそうです。

今週もF1のレースは、お休みウィークとなりましたが、

他のカテゴリーでは注目のレースがたくさんあります。

まずは、佐藤琢磨選手が参戦しているインディです!

伝統のインディ500が5月20日(土)に予選があります。決勝は28日(日)です。

既にプラクティスやファストフライデイが行われ、

琢磨選手も初日のプラクティスと4日目のファストフライデイで

トップタイムをマークし、予選と決勝に向け期待の持てる結果となっています。

続いて国内では、スーパーフォーミュラの第4戦オートポリスがあります。

FP1では、昨年F2で走っており、レッドブルジュニアドライバーでもある

リアム・ローソン選手がトップタイムをマーク。

スーパーフォーミュラ参戦初年度にして、既に1勝を挙げ、活躍しています。

F1は、主にフジテレビNEXTとDAZN(ダゾーン)で視聴することができます。

タイプ別の視聴方法を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

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