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こんにちは。ひでまるこです。
伝統のモナコGPから1週間はさんで、
今週末は2戦連続の市街地サーキット、アゼルバイジャンGPです。
でも、同じ市街地サーキットでも、まったく特性が異なります。
モナコのモンテカルロ市街地コースは超低速のサーキット。
ほぼ前のマシンを抜くことができない。
一方でアゼルバイジャンのバクー市街地コースは超高速サーキット。
オーバーテイクポイントの多くて激しいバトルが見れます。
この特性が真逆となるアゼルバイジャンGPの注目ポイントを紹介したいと思います。
今週末もF1を楽しみましょう!
アゼルバイジャンGPの放送時間
まずは、放送時間のチェック!
セッション | 日本時間 | 現地時間 |
FP1 | 6月10日(金)20時00分 | 6月10日(金)15時00分 |
FP2 | 6月10日(金)23時00分 | 6月10日(金)18時00分 |
FP3 | 6月11日(土)20時00分 | 6月11日(土)15時00分 |
予選 | 6月11日(土)23時00分 | 6月11日(土)18時00分 |
決勝 | 6月12日(日)20時00分 | 6月12日(日)15時00分 |
フジテレビNEXTでは、フリー走行(FP)と予選はレース開始10分前、
決勝は40分前から放送されます。
モナコGPのときよりも1時間早いので見やすい時間帯での開催ですね。
バクー市街地コースとは
アゼルバイジャンGPが開催されるバクー市街地コースは、
超高速の市街地コースとして有名!
もともと2016年に設立したときは、
世界最速の市街地コースとしてデビューしたのです。
あれ?これってジェッダで聞いたことあるフレーズですね。
こちらがバクー市街地コースの紹介動画。
https://youtu.be/zV0HmON8auo
コーナー数は、全部で20コーナー。
実際に16コーナーから1コーナーまでは、
全開区間で長さ2.1kmの超ロングストレートとなっています。
DRSの効果も大きくて、発動前と後では20km/h以上も最高速に差ができます。
非公式ながらウィリアムズ時代のボッタス選手が378km/hを記録しています。
サーキット名 | バクー市街地コース |
---|---|
所在国 | アゼルバイジャン |
設立年 | 2016年 |
全長 | 6,003メートル |
コーナー数 | 20 |
高低差 | 46メートル |
周回 | 反時計回り |
周回数 | 51周 |
DRSゾーン | 2箇所(ホームストレートと2コーナーから3コーナーにかけて) |
タイヤ | ハード:C3、ミディアム:C4、ソフト:C5 |
平均速度 | 199km/h |
最高速 | 378km/h ※非公式、ウィリアムズ時代のボッタス選手 |
ここまで高速を強調してきましたが、一方でテクニカルセクションもあり、
コーナーの多くが90度コーナーなので、トラクションのかかり具合も重要です。
近年は、マシンセッティングを高速から中高速方向にすることが主流になっています。
そして、ここのもう一つの特徴が、クラッシュが多く荒れたレースになること。
市街地コース特有のランオフエリアがほとんどなく、
コースの脇は壁に囲まれているので、すこしのミスがクラッシュにつながります。
昨年は、赤旗が4回以上も出て、多くのマシンが壁に激突していました。
さらに8コーナーから10コーナーにかけては、
コース幅が7.6mとF1サーキットの中で最も狭いスリリングな場所でもあります。
ピットストップは、1回が主流です。
昨年は、優勝争いをしていたフェルスタッペン選手とハミルトン選手に
ぞれぞれ厳しい出来事が起きたので、今年は果たしてどんなドラマが生まれるのか楽しみです。
アゼルバイジャンGPの見どころ5選
それでは、2022年の第8戦アゼルバイジャンGPの見どころ紹介していきます!
1.フェラーリ巻き返しなるか!?
2022年シーズンが開幕し、圧倒的な強さを見せているフェラーリ。
その強さは今でも健在ではありますが、
序盤信頼性に課題があったレッドブルが立ち直ってくると
ポイント差がみるみる縮まり、気づいてみればドライバーズポイントでは、
トップがフェルスタッペン選手になり、2位ルクレール選手との差が9ポイント。
コンストラクターズでも、トップがレッドブルで2位のフェラーリとの差が36ポイントとなっています。
これまでの傾向を見ると、予選の1発の速さはフェラーリ、決勝のロングランではレッドブルが有利となっていました。
しかし、スペインGPあたりからフェラーリの決勝のペースもよくなっています。
結果には運わるく結びついていないけど、開幕で見せた強さが戻ってきている印象です。
今回のアゼルバイジャンGPでそれが証明され、
結果として結びつけることができるのかが見どころになります。
特に注目はルクレール選手。モナコでの悔しさから、どう立ち直りレースでどんな走りを見せてくれるのか!?
おそらく強いルクレール選手が来ると思っています。
フェラーリの巻き返しに注目です。
2.グランドエフェクトカーの進化
2022年はF1マシンがグランドエフェクトカーになったことで、
バクー市街地コースでの走りにどのような変化が生じるのかも注目です。
一つは、ポーパシングの状況。
今年のマシンは、マシンの縦揺れであるポーパシングに開幕から悩まされている。
特に高速域でその症状が出やすい。
バクー市街地コースは、2.1kmにもおよぶストレートがあるので、
その後半でポーパシングが出ているのか注目どころ。
各チーム、序盤戦でいろいろ改良してきているので、
ポーパシングが出ているチームと改善されているチームがどうなっているのか。
タイムに影響はあるのかを見るとおもしろいと思います。
二つ目は、スリップストリームの効果がいかがなものかということ。
2021年もスリップの効果はあらわれていて予選や決勝でも見られましたが、
さらに効果が高いとされる今年は、どれくらい影響が出てくるのか注目です。
三つ目がストレート重視か、それともコーナーも重視した方が、
マシンが速いのかも注目ポイントです。
もともとストレートの最高速重視のセッティングではありますが、
グランドエフェクトカーになったことで、コーナーにも重点を置いたセッティングの方がいいのか、各チームのセッティングとタイムの出方に注目になります。
グランドエフェクトカーになってマシンセッティングに変化がでているのかもおもしろいところです。
3.ホンダパワーは今年も炸裂するのか!?
2021年のアゼルバイジャンGPでは、ホンダパワーユニットのチームが強さを発揮しました。
優勝はレッドブルのペレス選手でしたし、3位にはアルファタウリのガスリー選手、
同じく角田選手も7位でポイント獲得となりました。
2022年も開幕からレッドブルは直線が速く、コーナーではフェラーリが速い傾向にありました。
そして、ここにきてメルセデスも徐々に速さを取り戻してきています。
ルノーのパワーユニットも改良され、昨年と比較して大幅に出力アップしています。
レッドブルパワートレイン(ホンダ製)、フェラーリ、メルセデス、ルノー、
パワーユニットメーカー4社の中で、どこが最高速の頂点に立つのか注目ポイントになります。
4.今年もクラッシュが多い!?荒れたレースになる予感
2021年は、4回以上も赤旗中断になったアゼルバイジャンGP。
実際には、決勝よりもフリー走行から予選までにクラッシュしているマシンが多く、
ウォールの餌食になっていました。
決勝では、フェルスタッペン選手とストロール選手のタイヤが
ストレートでバーストするなど、クラッシュしたときのデブリの影響も考えられます。
クラッシュしてしまう原因は、いくつかありますが、
一つは90度コーナーとオーバーテイクの関係です。
1コーナー、2コーナー、3コーナーとストレートを90度コーナーでつなげるレイアウトは、オーバーテイクポイントになるものの、3ワイドからのブレーキング勝負になることもあり非常にスリリングです。
ギリギリの勝負が接触を招くこともあります。
そして、もう一つは、タイヤが温まりにくいことです。
建物の陰になったり、ロングストレートが多く、中高速コーナーが少ないので、
タイヤが温まらず、止まり切れずにクラッシュといったことも考えられます。
路面温度に注目して25度前後といった低温なのか、
それとも40度近い高温になるのかが一つのポイントとなります。
5.ハミルトン選手 VS ラッセル選手
最後の注目ポイントは、ハミルトン選手とラッセル選手の
チームメイト争いです。
第7戦モナコGPまで、常に5位以上をキープしているラッセル選手。
ドライバーズランキングでもフェラーリのサインツ選手を上回り4位です。
この5位以上をアゼルバイジャンGPでも死守できるのか注目でもあるのですが、
それにも増して王者ハミルトン選手を今シーズンは上回る活躍を見せているのです。
もちろんメルセデスのマシン特性がラッセル選手にあっているのかもしれませんが、
それだけでは語れないくらい結果を残していると思います。
今回のアゼルバイジャンGPでもラッセル選手はハミルトン選手を上回るのか注目になります。
最後に
以上が2022年アゼルバイジャンGPの見どころ5選でした。
皆さんが考えている見どころと一致したところはありますか?
また、F1を観戦したばかりの人でも、すこしても楽しめるポイントが伝えられることができていたら嬉しいですね。
実は、もう一つ、気になっていることがありまして...。
それは、レッドブルのDRSなんです。
スペインGPでフェルスタッペン選手のマシンのDRSが機能しない問題がありました。
ここアゼルバイジャンGPで同じことが起きたら、致命的なダメージになります。
あれだけのロングストレートがあるのでDRSの効果は大きいのです。
レッドブルのマシンに問題が再発しないかも注目どころになります。
今週末のアゼルバイジャンGPでは、何を食べなら楽しもう!
そんなことを思いつつ、週末に向けて盛り上げていきたいと思います。
F1は、スカパーのフジテレビNEXTやDAZNで視聴することができます。
もし視聴を検討してましたら、参考までに以下のブログを読んでみてください。
https://hidemaruko-blog.com/2022f1_broadcast/