本ページはアフィリエイト広告を利用しています
こんにちは。ひでまるこです。
伝統のモナコGPでは、抜けない市街地コースでしたが、
本格的なパーマネントサーキットへと舞台は移ります。
スペインGPが開催されるカタロニア・サーキットは、
F1のテストでも使われるマシンの総合力が試されるサーキット。
エミリア・ロマーニャGPで試されるはずだった各チームのアップデートも
ここでようやく、その効果が見えてくると思います。
そして、ここはアロンソ選手とサインツ選手の母国。
第7戦スペインGPの見どころ5選を紹介します。
今回も観戦のお供に最適なお酒や料理も紹介しますね。
スペインGPの放送時間
まずは、スペインGPの放送時間を紹介します。
セッション | 日本時間 | 現地時間 |
FP1 | 6月2日(金)20時30分 | 6月2日(金)13時30分 |
FP2 | 6月3日(土)00時00分 | 6月2日(金)17時00分 |
FP3 | 6月3日(土)19時30分 | 6月3日(土)12時30分 |
予選 | 6月3日(土)23時00分 | 6月3日(土)16時00分 |
決勝 | 6月4日(日)22時00分 | 6月4日(日)15時00分 |
フリー走行(FP)と予選はレース開始10分前、
決勝は40分前から放送されます。
DAZN(ダゾーン)でもフリー走行(FP)と予選、決勝と全セッション生配信です。
カタロニア・サーキットとは
各F1チームが最もデータを持っているサーキットが、
ここカタロニア・サーキットです。
オフシーズンのテストでも多く利用され、高速、中速、低速のコーナーがバランスよく配置されているマシンの総合力が試されるサーキットとしても有名です。
各チームは、ここでシーズン中のアップデートの効果が表れているのか見極めるには最適なサーキットとなります。
そんなカタロニア・サーキットは、2023年に大きな改修がありました。
こちらが2022年までのサーキットレイアウトです。
画像出典:FORMULA1-DATA
さらにこちらが、2023年のレイアウトになります。
画像出典:FORMULA1-DATA
注目は最終コーナー手前の14・15コーナーのシケインがなくなったこと。
実は、こちらのコースの方が馴染みがある方もいると思います。
2006年以来のレイアウトに戻ることになったのです。
これによって、より高速化し、1コーナーのオーバーテイク促進や平均速度の向上が予想されます。
その他にもピットレーン出口のスコアボードが新しいものに変わり、縁石やタイヤバリアも再塗装されたことから、いつもとはすこし雰囲気の違うカタロニア・サーキットが見られるかもしれません。
サーキット名 | カタロニア・サーキット |
---|---|
所在国 | スペイン |
設立年 | 1991年 |
全長 | 4,657m |
コーナー数 | 14 |
周回 | 時計周り |
周回数 | 66周 |
ピット長 / 損失時間 | 367m / 17.0秒 |
DRSゾーン | 2箇所(9から10コーナーと14から1コーナー) |
タイヤ | ハード:C1、ミディアム:C2、ソフト:C3 |
平均速度 | 192.9km/h |
最高速度 | 315.0km/h |
タイヤは、ハード:C1、ミディアム:C2、ソフト:C3と
昨年同様に固めのセットになります。
カタロニア・サーキットは、タイヤに厳しいサーキットであり、さらに回り込むような高速の右コーナーが多く、逆に左コーナーは低速であることから左右のフロントタイヤの摩耗の差があるのも特徴です。
ピットストップは、例年2回ストップが主流です。
Previewing the #SpanishGP 🇪🇸🛞
⚖️ High lateral forces
🧪 Updated construction test sets on FridayRead more 👉 https://t.co/Eba1n44YfO#Fit4F1 pic.twitter.com/2bkk35rNyZ
— Pirelli Motorsport (@pirellisport) May 30, 2023
スペインGPの見どころ5選
2023年のスペインGP見どころ5選を紹介します。
1.アロンソ選手が10年ぶりの優勝なるか!?
アロンソ選手が最後に優勝したのが2013年のここスペインGPなんです。
そのときアロンソ選手は、フェラーリでした。
母国でなかなか結果を残せていないドライバーが多い中で、
アロンソ選手やフェルスタッペン選手など、
ワールドチャンピオン経験者は結果を残せている傾向が見られます。
第4戦のアゼルバイジャンGPでは、おしくも表彰台を逃したものの、
6戦中5戦で表彰台を獲得。
今シーズンで最も安定感のあるドライバーです。
ただ優勝するには、レッドブルのフェルスタッペン選手の前に出ないといけません。
フェルスタッペン選手は、今年もかなり乗れていていい走りをしています。
カタロニア・サーキットは、タイヤに厳しいサーキットであり、ハイダウンフォースで中速コーナーも多いため、アストンマーティンのマシンには比較的あってると思います。
フェルスタッペン選手を追い詰め、母国で優勝を飾ることができるのか注目です。
¡Hola España! 🇪🇸
We’ve arrived in Barcelona for @alo_oficial‘s home race, and we can’t wait to #FeelThePassionInside at the #SpanishGP.
So wave your flags, wear your caps, and shout your support from the rooftops. Let’s turn Spain green!
Peroni Nastro Azzurro 0.0% pic.twitter.com/4UErrdizpF
— Aston Martin Aramco Cognizant F1 Team (@AstonMartinF1) June 1, 2023
2.各チームのアップデートの効果はいかに
スペインGPでは、ヨーロッパラウンド最初のパーマネントサーキットということもあり、各チームアップデートを持ち込んでいます。
その効果によって勢力図に変化が見られるのか注目ポイントを紹介します。
1つ目は、メルセデスのアップデート効果は出ているのか?
前戦のモナコで投入したゼロポッドコンセプトの変更とフロア、フロントサスペンションの変更。
この効果がモナコでは、いまいちわからなかったものの、ここスペインGPではその検証ができるはずです。
マシンの挙動の安定性やタイムに出るのか注目が集まります。
2つ目は、フェラーリのアップデートです。
母国のサインツ選手に、バスタブ型ではないダウンウォッシュ型のサイドポッドを投入し、さらにフロアのアップデートも投入しています。
ここでの注目は、マシンの挙動です。フェラーリのマシンは、ピーキーでバウンシングもあり、ドライバーからは改善が求められていました。
果たしてフェラーリの安定感は増しているのか注目ポイントになります。
3つ目は、レッドブルです。
レッドブルもフロアのアップデートを持ち込んでいます。
現時点でも他のチームを寄せ付けないパフォーマンスを見せていますが、
さらにそのパフォーマンスが向上することになるのか?
そうなったらスペインは、独走になるかもしれません。
特にスペインは、サインツ選手の母国なので、フェラーリのアップデートがマシンのパフォーマンス向上につながってほしいと思います。
It’s almost time for FP1! ⏰
We’ve spotted home hero Carlos Sainz 🌶️#SpanishGP #F1 pic.twitter.com/7d6dho6mxC
— Formula 1 (@F1) June 2, 2023
3.ここでは突風に注意してください
カタロニア・サーキットは、海岸に近い立地ということもあり、
風が予選や決勝のレースに影響を与えることがあります。
風が強いと突風が吹くこともあり、マシンバランスを崩してコースアウトするシーンも見られます。
昨年のスペインGPでは、フェルスタッペン選手やサインツ選手が突風の影響でコースアウトすることになってしまいました。
特にホームストレートが向かい風のときは、やっかいです。
4コーナーや9コーナーでは追い風となり、コースアウトすることもあります。
「どういうわけか昨日までのグリップ力がない」
そんな無線が聞かれたら風の影響が出ていると思ってください。
A fresh look ✨
The final chicane has been removed, leaving the circuit to its original last two corner layout!#SpanishGP #F1 pic.twitter.com/2e4D6WB3js
— Formula 1 (@F1) June 2, 2023
4.タイヤの摩耗とデグラデーションに注目
コースレイアウトの変更によって、より平均速度が上がったカタロニア・サーキットでは、タイヤの摩耗とデグラデーションが昨年よりも注目されます。
タイヤに厳しいサーキットであり、特にフロントタイヤ(特に左フロント)に負荷がかかるので、摩耗状況に注目する必要があります。
今回、ピレリが持ち込んだハードのC1タイヤは、昨年のC1とは違います。
昨年よりもすこし柔らかいC1なので、どれくらいパフォーマンスが持つのかも注目ポイントになります。
さらに2ストップというところも見どころです。
開幕から1ストップ作戦のグランプリが多かっただけに、2ストップが主流のスペインでは、各チームの作戦が注目になります。
基本は、ミディアム → ハード → ハードだとは思いますがいかに?
タイヤの摩耗状況と摩耗によるタイムの変化に注目しつつ、
ドライバーのタイヤをいたわる走りが見られるのか、
タイヤに優しいといわれているアストンマーティンのパフォーマンスはどうか、
タイヤに絡む注目ポイントになります。
F1 hits the track in Spain today 🇪🇸
Who else is looking forward to seeing the updated circuit layout in action? 🙋♂️ #SpanishGP #Fit4F1 pic.twitter.com/FbFAmFJMen
— Pirelli Motorsport (@pirellisport) June 2, 2023
5.角田選手が再び入賞できるか!?
最後は、やっぱり角田選手に注目です。
前戦のモナコGPでは、途中、雨が降ったことでブレーキのトラブルに見舞われ、順位を大きく下げることになってしまいましたが、それまではポイント圏内で素晴らしいパフォーマンスを発揮しており期待が持てるものでした。
角田選手のマシンで起きているブレーキトラブルは、天候に関係なく以前から発生しており、その症状はデ・フリース選手の方にはあまり出ていないようです。
昨年は、ガスリー選手にも同様のトラブルがあったようで、アルファタウリのマシン特有に起きているものと考えられます。
これまで改善が見られていないことを考えると原因の究明に行きついていないことが不安要素としてあります。
ブレーキに熱が入らないトラブルのようですが、スペインで改善されているのか気になるところです。
とはいえ、スペインGPで角田選手が、どんな走りを見せてくれるのか日本のみならず、世界でも注目されています。
予選も含めて、そのパフォーマンスが気になるところです。
all set for FP2? 💪 pic.twitter.com/kBjaX8Wtj3
— Scuderia AlphaTauri (@AlphaTauriF1) June 2, 2023
スペインGP観戦のお供に
スペインGPの観戦のお供にピッタリな飲み物や食事を紹介します。
リオハワイン
リオハは、スペインを代表するワインの産地です。
スペインの北東部に位置しており、ワイン生産の約70%が赤ワインとなっています。
パエリア
スペインで有名な食べ物といったパエリア。
バレンシア地方発祥の代表的な料理で、米をベースに魚介類をふんだんに使って炒めたパエリアは、うま味たっぷりの絶品です。
F1観戦には最高の一品になります。
イベリコ豚の生ハム
スペインでこれまた有名なのがイベリコ豚です。
どんぐりを食べて育てられた豚は、甘みがあり、世界中で食されています。
特に熟成された生ハムが有名で、豊かな風味ととろけるような食感はスペイン料理の中でも特に人気と言われています。
最後のまとめ
開幕から市街地コースが多く、エミリア・ロマーニャGPも開催中止となってしまったことから、久しぶりにレース専用のサーキットで行われるスペインGP。
各チームが最高のパフォーマンスを発揮できるコースで展開されるレースは、
どのような展開になるのか?注目が高まります。
特に今年、大きくパフォーマンスが向上したアストンマーティンのアロンソ選手には注目です。
もちろんレッドブルが圧倒的に強いことはわかっていますが、それでも安定して表彰台を獲得しているところや、何かやってくれるであろうと期待感を持たせてくれるアロンソ選手のパフォーマンスは見ているだけで楽しむことができます。
スペインが母国なのはアロンソ選手とフェラーリのサインツ選手もです。
2人が、スペインGPを盛り上げてくれることを大いに期待したいと思います。
ちなみにフェラーリのサインツ選手のシンボルといったら唐辛子(チリペッパー)。
何で唐辛子かということ、サインツ選手のニックネームが「チリ」だからなのです。
何でそのニックネームになったのかは、ある日、突然、友達から言われたそうです。
なんとなくチリって感じ...、するような気がする。
F1は、主にフジテレビNEXTとDAZN(ダゾーン)で視聴することができます。
タイプ別の視聴方法を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。