F1

【2023年】モナコGP総括!見どころ5選を振り返る

こんにちは。ひでまるこです。

1949年以前のF1以外のレースを含めると

今年で80回目の開催を迎えた伝統のモナコGP。

予選から熱いバトルが見れ、

決勝では天候の影響によって

各チームの戦術が垣間見える面白いレースとなりました。

今日は、その第6戦モナコGPについて、

開催前に投稿した見どころ5選とあわせながら振り返ってみたいと思います。

モナコGP予選と決勝の順位

モナコGPの予選と決勝の順位をまとめました。

2023年 モナコGP予選リザルト

抜きにくい、いや抜けないモナコGPにとって、勝つためには予選が最も重要です。

そんな予選でトップタイムをマークしたのは、レッドブルのフェスルタッペン選手。

実は、チャンピオンであるフェスルタッペン選手が

モナコでポールポジションを獲得したのは、今回が初の出来事。

2番手のアロンソ選手とは、0.084秒差と、本当に接戦だったことがわかります。

個人的には、フェスルタッペン選手の今年一番のベストアタックだったと思っています。

それだけ、攻め切っていました!

2番手は、アストンマーティンのアロンソ選手が着けました。

第1、第2セクターでは、ポールのフェルスタッペン選手を0.204秒も上回っていたものの、最終の第3セクターで逆転されてしまいました。

渾身のアタックに、お互いが称えあうこのシーンは、グッとくるものがありましたね。

それくらい2人のポール争いは、シビれるものがありました。

おもしろいのがこちらのデータです。

各ミニセクター単位でどちらが速かったのかを示している図です。

これを見ると第3セクターの最もクネクネしているところで

フェスルタッペン選手がタイムを上回ったことになります。

母国のルクレール選手が3番手のタイムをマークしたものの、

マクラーレンのノリス選手のアタックを妨害したとの判定を受け、

3グリッド降格のペナルティを受けてしまいました。

今年もルクレール選手から優勝というものが遠ざかってしまった瞬間でした。

4番手には、アルピーヌのオコン選手が入り、チームメイトであるガスリー選手も7番手のタイムをマークし、アルピーヌ勢がいいパフォーマンスを発揮していました。

5番手には、フェラーリのサインツ選手。

6番手にはメルセデスのハミルトン選手と続き、チームメイトのラッセル選手は8番手タイムをマーク。

そして、我らが角田選手は、Q2進出を目指していたはずなのに、結果はQ3進出の9番手タイムをマーク。今シーズン2度目のQ3進出となりました。細かいアップデートの効果が出ているのと、角田選手の一発の速さは、モナコでも健在です!

10番手のタイムは、マクラーレンのノリス選手。Q2で左右のフロントをカードレールに接触しダメージがあったものの、メカニックの懸命な修復でQ3のアタックを可能にしたことは、お見事でした。

一方でミスにより優勝争いから離脱してしまったのが、レッドブルのペレス選手です。

ペレス選手自身が、この一戦は重要だと思っていただけに、心境の複雑さは決勝にまで影響が出ていた印象がありました。

予選のタイムはトップ10まで1秒以内の今シーズン一番の大接戦。

果たして抜けないモナコで超接近戦のバトルはどうなるのか!?

2023年 モナコGP決勝リザルト

天気 晴れ
気温 25℃
路面温度 43℃

伝統のモナコGP決勝は、レース中に雨が降る予報の中、

ドライコンディションでスタートすることになりました。

天気予報は、見事的中し、レース後半で雨が降り、

一気にウェットコンディションに。

そんな中で優勝したのがポールスタートのフェルスタッペン選手(レッドブル)。

序盤でリードを築き、途中、いろいろ戦略面ではあったものの、

終わってみればポール・トゥ・ウィンとなりました。

フェルスタッペン選手は、これで今シーズン4勝目となり、

レッドブルの連勝記録も続いています。

2位は、これまた予選と同じように安定の走りを見せたアストンマーティンのアロンソ選手。

途中、戦略ミスはあったものの、2位を死守することができました。

3位は、これもまた予選と同じアルピーヌのオコン選手。

レースマネジメントに徹して2021年以来の表彰台を獲得することができました。

角田選手は、雨が降るまでは9番手とポイント圏内を走っていたものの、

雨が降ってインターミディエイトに変えてからブレーキの挙動に苦しみ、

最終的には15位チェッカーとなり順位を大きく下げてしましました。

ドライバー・オブ・ザ・デイ

モナコGPのドライバー・オブ・ザ・デイは、もちろんこの人!

今シーズン初登場のオコン選手です。

タイヤマネジメントに徹して、3位を死守したドライビングは見事でした!

ポイントランキング

第6戦モナコGP終了時点のポイントランキングです。

2023年 第6戦終了時のドライバーズランキング

優勝したフェルスタッペン選手と予選のクラッシュが響きノーポイントとなったペレス選手とで明暗が分かれ、ポイント差も39ポイントに大きく広がりました。

ドライバーズポイントランキングでも現状の勢力図が、より明確になった印象があります。

2023年 第6戦終了時のコンストラクターズランキング

コンストラクターズランキングでは、レッドブルが6連勝となり独走状態です。

どこまで連勝が続くのか!?どこまでポイントが伸びるのか気になるところです。

アルピーヌは、オコン選手とガスリー選手のダブル入賞でマクラーレンを上回り5位となりました。

モナコGP決勝を5つのポイントで振り返る

モナコGP決勝のレースを5つのポイントで振り返ってみたいと思います。

① 雨を見込んだタイヤ戦略

モナコGP決勝での注目は、天気でした。

レース中に雨が降る可能性が高く、

スタートのタイヤ戦略も分かれました。

通常は、ソフトでスタートダッシュを決めて、

ハードで逃げ切るのがセオリーですが、

今回は雨の様子見といったところで

全車、ミディアムもしくはハードを選択してました。

おもしろかったのがポールのフェルスタッペン選手はミディアムを選択し、

2番手のアロンソ選手は、ユーズドのハードを選択してました。

ユーズドを選択したのは、アストンマーティン勢のみです。

雨が降るまでタイヤがもつのか?

ミディアムとハードのペースの違いは?

タイヤの状態とタイムの状況が注目ポイントの一つとなりました。

② 焦りが見えたサインツ選手のオーバーテイク

レース中盤から後半にかけて雨が降ると予想していただけに、

ミディアムタイヤでスタートしたドライバーは、

ある程度、タイヤマネジメントに徹していました。

それは、3番手スタートのオコン選手も同じ。

ペースをそこまで上げることなくタイヤマネジメントに徹していたために

オコントレインができてしまい、すぐ後ろにいたサインツ選手は抜く気まんまんでした。

でも、抜けそうで抜けないのがモナコ。

11周目に数少ないオーバーテイクポイントである

10コーナーのヌーベルシケインで仕掛けたものの、

オコン選手のリアにサインツ選手が接触していまい、

フロントウィングの左の翼端板がなくなってしまったのです。

その結果、ペースが上がらず結果は4番手から8位入賞となります。

昨年よりも接戦となっているだけにDRSがないと、

全く抜けないのが今年のF1の一つの特徴かもしれません。

③ アロンソ選手のタイヤ交換ミス

全78周の内、52周目に雨が降り出したものの、

最初は5コーナーのミラボーから8コーナーのポルティエまでが

局所的に降っていて、難しいコンディションでした。

正解の戦略としては、スタートからタイヤ交換なく進み、

54周目にインターミディエイトへ変更するといった方法です。

55周目にインターミディエイトへ履き替えたトップのフェルスタッペン選手は、

54周目に雨の影響で大きくタイムを落とします。

このとき2番手のアロンソ選手はアンダーカットが狙えたものの、

54周目にピットに入って交換したタイヤが何故かドライのミディアムタイヤ。

他のチームがインターミディエイトに変えている中で、

雨はコースの一部と判断したのかもしれません。

その後、雨がコース全体に広がり、翌55周目には再びピットインしてインターミディエイトに交換することになったのです。

54周目にインターミディエイトに変えていれば、トップのフェルスタッペン選手は54周目に大きくタイムを落としたいただけにトップになっていたかもしれません。

④ チームメイトとの差が大きかったトップ2

優勝、レッドブルのフェルスタッペン選手、

2位、アストンマーティンのアロンソ選手、

このトップ2チームのチームメイトは、

今回、真逆の結果となってしまいました。

フェルスタッペン選手のチームメイトであるペレス選手は、

予選のミスからリズムが狂い、決勝でも接触するなど、結果は散々の16位。

アロンソ選手のチームメイトであるストロール選手も、

決勝では接触が多く、最終的にはリタイアとなってしまいました。

何が原因でこんなにも大きな差になってしまったのか?

それは、予選の結果に他なりません。

それだけモナコでは、予選が重要だと実感することができました。

⑤ 角田選手、雨のブレーキトラブル

今回のモナコGP決勝で、雨が降ったことで、

最も流れが変わってしまったのが我らが角田選手です。

タイヤ交換を行う53周目までは、9番手を走行に、

後続のノリス選手にも大きなマージンがあったものの、

雨が降り、タイヤ交換したことでブレーキが冷えてしまうと、

なんとアルファタウリのマシンはブレーキが効かなくなる!

チームメイトのデ・フリース選手には、その症状が出なったものの、

以前から同様のトラブルを抱えていた角田選手のマシンは、

そのトラブルの影響でコースアウトし、

最終的には15位フィニッシュとなってしまいました。

マシントラブルでは仕方ない面はあるものの、

これまでの走りがムダになってしまうマシンは、

何とかしたいものです。

モナコGPの見どころ5選を振り返る

モナコGP決勝のレースについて、事前に見どころとしてあげていた5つのポイントで振り返ってみたいと思います。

【フェラーリ、チャンスをものにせよ!】2023 F1モナコGPの見どころ5選本ページはアフィリエイト広告を利用しています こんにちは。ひでまるこです。 エミリア・ロマーニャGPの中止を受け、 ヨ...

1.ルクレール選手、母国で初優勝なるか!?

今年もフェラーリのルクレール選手は、母国であるモナコで、

不運に見舞われ、優勝を飾ることができませんでした。

低速コーナーが得意だったはずのフェラーリですが、

ここモナコでは金曜からバウンシングに悩まされていてタイムがのびず。

さらに予選では、ノリス選手のアタック妨害で、

せっかくの3番手から3グリッド降格の6番手スタートに。

チームとしてもっと早くルクレール選手に情報を伝えることができたら回避できたことかもしれません。

なかなか結果に結びつけることができないルクレール選手。

昨年から我慢のレースが続いています。

2.優勝を狙うグリーンのマシン

こちらは予想通り、アストンマーティンはモナコでも速かった。

予選ではレッドブルのフェルスタッペン選手が渾身のアタックでトップとなるものの、アストンマーティンのアロンソ選手も0.084秒という僅差の2番手。

決勝でも、この2人は別格で後続を引き離し、レースをトップ集団で支配します。

さらにアロンソ選手にとっては、フェルスタッペン選手がインターミディエイトへのタイヤ交換が55周目とアロンソ選手より1周遅れたことで、雨の影響を受け失速したにも関わらず、なんとミディアムタイヤへの交換という大失敗を起こしてしまい2位となりました。

雨が局所的に降っていたこと、レース後半はやむと予想されていたことを踏まえると、アロンソ選手か、チームか、そこで明暗が分かれたことになりました。

そんなミスがあっても2位のポジションはキープ。

さすがとしか言えませんが、悔しい結果でもありました。

3.メルセデス、マシンコンセプト変更の効果は?

ついにメルセデスがゼロポッドのコンセプトを変え、

レッドブルのようなダウンウォッシュ型のサイドポッドに変更してきました。

それだけでなく、フロアやフロントサスペンションも変更を加え、

大きくアップデートして臨んだモナコの結果は、

4位ハミルトン選手と5位ラッセル選手という、

まずまずの結果となったのです。

さらにラッセル選手は、5位フィニッシュではあったものの、

途中までオコン選手の前に出れる可能性もあっただけにミスが悔やまれる結果。

ハミルトン選手はファステストラップをマークしていました。

次戦のスペインにならないとわかりませんが、

アップデートの効果は早くも見られているようです。

4.激戦必須の予選トップは上位4チームの誰か!?

もしかしたら、モナコでは、フェラーリかアストンマーティンが、

予選トップになるかと淡い期待を持ちましたが、

結果はレッドブルのフェルスタッペン選手がトップタイムとなりました。

それもそのはずで、あの渾身の予選アタックを見てしまうと、

フェルスタッペン選手がいかにすごいドライバーなのかわかります。

アロンソ選手のギリギリの走りもスゴイですが、

18コーナーの攻めの走りでフェルスタッペン選手が

一気にアロンソ選手を追い抜いたことがわかります。

超鳥肌もののシーンです。

5.ガードレールの餌食になるのは?SCに注目

今回のモナコGPでは、珍しく決勝でSC(セーフティーカー)が出ないレースとなりました。

その要因としては、天気の影響もあったと思います。

雨が降る予報だったので各ドライバー慎重なスタートでした。

予選でも、ドライバーによってはカードレースに接触しているものの、

ここはそれくらい攻めないとタイムが出ないコース。

ギリギリのところを攻めるシーンが多く、改めてF1ドライバーの凄さを感じます。

そんな中で餌食になってしまったのは、レッドブルのペレス選手です。

これで予選が台無しになってしまい、昨年とは大きく違って、散々なレースとなってしまいました。

最後のまとめ

第6戦モナコGPを終えて、決勝は天気に影響されたレース展開となりました。

雨の降り方も局所的であったりと、各チームの戦略も見れておもしろい展開となりました。

ただ最も面白かったのは予選です。

とにかくモナコGPの予選アタックは、どれも素晴らしいアタックでした。

トラックエボリューションの影響もあり、タイムがどんどん更新されてくる中で、

Q1では、角田選手が2番手のタイム。

最終的にはフェルスタッペン選手に抜かれてしまったものの、

一時、Q1ではトップに君臨しているなど、いいパフォーマンスを見せてくれました。

そして、Q3でのルクレール選手、アロンソ選手、そしてフェルスタッペン選手のアタック。

これでもかと攻めるアタックは、どこにタイヤのピークを持ってくるのかでも戦略が分かれていて、興奮する予選となりました。

モナコGPの予選は、他のグランプリでは見ることができない、特別なものだと思います。

次戦は、スペインGPです。

各チームのアップデートの効果がやっとわかり、勢力図に変化は見られるのか楽しみですね!

F1は、主にフジテレビNEXTとDAZN(ダゾーン)で視聴することができます。

タイプ別の視聴方法を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

【2024年版】F1おすすめ視聴方法(フジテレビNEXTとDAZNを徹底比較)本ページはアフィリエイト広告を利用しています おすすめのF1視聴方法が知りたい方のために。 こんにちは。ひでまるこです。 ...