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【チェコチェココールが響き渡る!】2023 F1メキシコGPの見どころ5選

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こんにちは。ひでまるこです。

前戦アメリカGPでは、我らが角田選手が最終ラップでファステストを獲得!

思わず「よっしゃーーー!!」と声が出てしまいました。

ソフトタイヤでのアタックだったとはいえ、

きちんとタイムを出せることは、速さの証明であると思います。

冒頭は、そんな角田選手のファステストラップをご確認ください。

ということで今週末は、メキシコGPです。

ここは、レッドブルのペレス選手の母国GPであり、

チェコ、チェコ、コールの大合唱で盛り上がります。

ペレス選手の愛がすごい!

第20戦メキシコシティGPの見どころ5選を紹介します。

いつも通りF1観戦を盛り上げる開催国の料理やお酒も紹介します。

メキシコGPの放送時間

まずは、放送時間をチェックです。

セッション 日本時間 現地時間
FP1 10月28日(土)3時30分 10月28日(金)12時30分
FP2 10月28日(土)7時00分 10月28日(金)16時00分
FP3 10月29日(日)2時30分 10月29日(土)11時30分
予選 10月29日(日)6時00分 10月29日(土)15時00分
決勝 10月30日(月)5時00分 10月30日(日)13時00分

フジテレビONE・TWO・NEXT では、

フリー走行(FP)と予選はレース開始10分前、

決勝は40分前から放送されます。

DAZN(ダゾーン)でもフリー走行(FP)、予選、決勝と全セッション生配信です。

前線のアメリカGPに続いて真夜中から明け方にかけての放送が続きます。

【2024年版】F1おすすめ視聴方法(フジテレビNEXTとDAZNを徹底比較)本ページはアフィリエイト広告を利用しています おすすめのF1視聴方法が知りたい方のために。 こんにちは。ひでまるこです。 ...

 エルマノス・ロドリゲス・サーキットとは

メキシコの首都メキシコシティにあるサーキットが、

エルマノス・ロドリゲス・サーキットです。

エルマノス・ロドリゲスは、メキシコが誇るレーシングドライバーである

ペドロ・ロドリゲスさんとリカルド・ロドリゲスさんの名前からとったものです。

サーキットの設計は、いつも名前が出てくるヘルマン・ティルケさん。

市街地に設けられているサーキットで、

スタジアムセクションと呼ばれる現在は使用されていない野球場に

コースの一部を敷設している珍しいサーキットです。

スタジアムに囲まれたところをF1マシンが走る姿は、

現地の声援と共に、他のグランプリでは見れない光景になっています。

そして、このサーキットで最大の特徴は標高。

標高約2,285メートルに位置しているサーキットは、

F1カレンダーの中で最も標高の高いサーキットになります。

2番目に標高が高いブラジルのインテルラゴスが

800メートルなので、高さの次元が違います。

海抜0メートル地点と比較しても約22%も空気が薄いので、

空気抵抗も少なく、パワーユニットやマシンの空力に影響が出てきます。

もちろんドライバーにも負担が掛かります。

画像出典:FORMULA1-DATA

サーキットの全長は、モナコに次いで2番目に短く、

セクター1は長いストレートがある高速セクション、

セクター2は中速コーナーが連続するセクション、

セクター3は低速コーナーが中心のセクションと

それぞれセクターごとに特徴が分かれています。

DRSゾーンは3箇所もあり、各セクターにDRSが設けられているのも特徴的です。

サーキットの概要は以下のとおり。

サーキット名 エルマノス・ロドリゲス・サーキット
所在国 メキシコ
設立年 1962年
全長 4,304メートル
コーナー数 16
最大高低差 3 m
周回 時計回り
周回数 71周
ピット長 / 損失時間 379m / 19.2秒
DRSゾーン 3箇所(11から12コーナーにかけて、17から1コーナーにかけて、3から4コーナーにかけて)
タイヤ ハード:C3、ミディアム:C4、ソフト:C5
平均速度 189km/h
最高速 364.9km/h

以前は、路面がダスティーでタイヤにも厳しいサーキットでしたが、

舗装し直したことで改善され、タイヤ負荷が平均レベルとなっています。

コースレコードは、2018年に当時レッドブルだったリカルド選手が記録した「1:14.759」となります。

ここでの優勝回数が最も多いのはレッドブルのフェルスタッペン選手の4回。

メルセデスのハミルトン選手も2回優勝しています。

メキシコGPの見どころ5選

2023年のメキシコGP見どころ5選を紹介していきます。

1.ペレス選手が母国で優勝のチャンス!?

過去、2年連続の3位表彰台を獲得しているレッドブルのペレス選手。

メキシコ出身のドライバーであり、母国での人気がものスゴイ!

みんなが総立ちになり、愛称である「チェコ!チェコ!チェコ!」のコールがサーキット中で鳴り響きます。

そんなペレス選手は、今年、優勝できるかもしれない最大のチャンスを迎えています。

レッドブルの2023年型マシン「RB19」は、

開幕から連勝を重ね19戦中17勝と圧倒的なパフォーマンスを発揮しています。

後半に来てライバルとの差は縮まりつつあるものの

決勝のペースは、まだまだ圧倒的です。

そして、ペレス選手が優勝するために最大のライバルとなるのが、

チームメイトのフェスルタッペン選手。

今シーズンは、スプリントを除くと14勝を飾っており、

ワールドチャンピオンのタイトルも獲得しています。

ペレス選手が勝つために超えなければいけない存在です。

また、今シーズンの序盤はペレス選手も3勝を飾り好調だったものの、

ここ数戦はいい結果を出せていません。

同じRB19でもペレス選手がドライブすると圧倒的な速さにはならない。

流れでいえば昨年よりも悪い状況です。

優勝に向けて超えなければいけない3つの壁

・ チームメイトのフェルスタッペン選手

・ マシンのセットアップ

・ 予選のパフォーマンス

それでも、ここはペレス選手が得意な市街地サーキット!

ファンの後押しもあります。

いろいろ噂は出ていますが、そんなこと払拭するくらいの走りで、

ポディウムの頂点へ!レッツゴー、チェコ!!

2.見極めたいメルセデスの実力・ハミルトン復活か!?

前戦アメリカGPでメルセデスがマシンアップデートを実施。

新フロアを投入し、決勝ではハミルトン選手が2位フィニッシュとパフォーマンスの向上が見られました。

その後の検査でプランクというマシン底面のスキッドの摩耗が規定違反で失格となってしまったものの、実はそこにメルセデスのパフォーマンス向上の秘密があると思っています。

それだけ車高を落とせたという証拠にもなる。

もともとメルセデスの今年のマシンW14は、車高を落とすことができず、レッドブルなどと比較して高い車高でした。

しかし、新たなフロアは、レッドブル並みに車高を落とすことができたとすれば、残りのレースも多いに期待できます。

さらにアメリカGPでのアップデートは、来年に向けたマシンの方向性を確かめるものと言われているので、来年のW15に期待が持てます。

後半、残り数戦はメルセデスの走りに注目です。

そして、マシンのパフォーマンスが向上してくると、間違いなく強さを見せてくるのが、元ワールドチャンピオンであるハミルトン選手です。

ハミルトン選手を最も脅威と思っているのが、おそらくフェルスタッペン選手。

2人のバトルを再び見れるのは、そう遠くないかもしれません。

3.高地でパワーを発揮できるPUは?

エルマノス・ロドリゲス・サーキットは、

標高約2,285メートルの高地にあるサーキット。

F1カレンダーの中では、最も標高が高い場所に位置しており、

2番目に標高が高いブラジルのインテルラゴスが標高800メートルと、

さらに1,500メートルも高い、かなり特殊なサーキットになります。

具体的には、空気の密度が変わります。

標高が0メートル地点で比較すると約22%も空気が薄くなる。

空気が薄いということは、それだけ空気抵抗も少なくなります。

F1マシンにとってはダウンフォースが得られないということになります。

そのためメキシコシティGPでは、各チームが大きなウィングを装着します。

あの狭い市街地を走るモナコと同じ高ダウンフォースのセッティングをしながら、

メキシコシティでは超高速サーキットのモンツァと同じくらい最高速が出ます。

それだけウィングを着けてもダウンフォースが得られないのがエルマノス・ロドリゲス・サーキットの特徴です。

さらに空気密度が薄いことは、冷却面での影響もあります。

パワーユニットの冷却性能はもちろんおこと、空気抵抗が少ない分、ブレーキへの負担が大きいため、オーバーヒートしやすい傾向もあります。

また、空気が少ないことは燃焼効率にも影響してくるので、本来よりもパワーがどれくらい低下するのかも見どころです。

おおよその目安は、最高速!

レッドブル(ホンダ)、メルセデス、フェラーリ、ルノー、どのパワーユニットを乗せたマシンが最高速度をたたき出すのかも注目してみるとおもしろいと思います。

これまで高地はホンダPUが強いとされてきました。

果たして、今年もレッドブルはメキシコで強さを見せるのか!?気になるところです。

4.一段階柔らかくなったタイヤが与える影響

今年のメキシコGPのタイヤは、

ハード:C3、ミディアム:C4、ソフト:C5

と昨年よりも一段階柔らかい設定になっています。

エルマノス・ロドリゲス・サーキットは、舗装し直したことで、

タイヤにはそれほぞ厳しくないサーキットと言われていますが、

果たしてレースにどのような影響を与えるのか注目ポイントになります。

昨年は、ソフト→ミディアム、もしくはミディアム→ソフトの

1ストップ作戦を取っているチームが多くいました。

さらにソフトが柔らかくなったことで2ストップ作戦とするのか?

それともミディアム→ハードの1ストップ作戦なのか??

各チームのタイヤ戦略にも注目してみてください。

5.気になるルーキードライバー

例年、メキシコGPではFP1でルーキードライバーが走る傾向にあります。

それは、各チーム年2回ルーキードライバーを採用しないといけないためです。

今年も5名のルーキードライバーがメキシコGP走ります。

ドライバー名 チーム
アイザック・ハジャー アルファタウリ
テオ・プルシェール アルファロメオ
フレデリック・ベスティ メルセデス
ジャック・ドゥーハン アルピーヌ
オリバー・ベアマン ハース

アルピーヌのみ、昨年と同じドライバーであるドゥーハン選手を採用。

参考までに昨年のルーキードライバーの順位とタイムは以下の通りです。

順位 ドライバー名 チーム タイム
16 リアム・ローソン アルファタウリ 1:23.861
17 ローガン・サージェント ウィリアムズ 1:24.246
18 ニック・デ・フリース メルセデス 1:24.582
19 ジャック・ドゥーハン アルピーヌ 1:24.615
20 ピエトロ・フィッティパルディ ハース 1:26.766

マシンの進化があるとはいえ、

このタイムにどれだけ差があるのか?

どのチームのルーキードライバーが速さを見せるのか??

この中から未来のF1ドライバーが誕生するかもしれないので注目してみてください。

メキシコGP観戦のお供に

メキシコGPを見るのに最適な飲み物と食べ物を紹介したいと思います。

まずは、飲み物から!

テキーラ

メキシコを代表するお酒といったらテキーラです。

1700年代からメキシコで製造されている蒸留酒で、

アガベという植物から製造されます。

基本的にメキシコ産以外のテキーラは存在せず、

メキシコ国内で収穫されたアガベを51%以上使用していないと

テキーラと名乗ることもできないのです。

そんなテキーラを飲むのに一度は体験してもらいたいのが、

100%アガベだけで作られたテキーラ。

テキーラと聞くとアルコール度数の高いお酒というイメージがあるかもしれませんが、

この100%アガベのテキーラは副原料も使っていないので、

本来の甘味を感じることができます。一言で美味しいです。

タコス

メキシコの伝統的な料理にタコスがあります。

トウモロコシから作られるトルティーヤと呼ばれる薄皮に

お好みの具材を挟み、サルサソースをかけて食べます。

手軽に食べれて美味しいので、

ついついイベントやお祭りなどの屋台で買ってしまいます。

大好きな食べ物です。

そんなタコスを作るキットが存在します。

これならお手軽に家でも作れそうです。

サルサソース

メキシコ料理に欠かせないソースといったらサルサソースです。

今では、手に入れられやすいので、気軽にメキシコ料理風にアレンジできます。

サルサソースといっても実はいろいろありまして、

よく見かけるのはトマトソースをベースにしたサルサソースですが、

その他にもトマティーヨと呼ばれるものを使った緑色のサルサソースもあります。

最後のまとめ

メキシコGPでの注目は、やっぱりレッドブルのペレス選手です。

今年の序盤でこそ、いいパフォーマンスを見せていたものの、

後半に入りいいパフォーマンスを見せることができず、

復活の兆しが見られないでいます。

一方で、これまでレッドブルが強さを見せ、

フェルスタッペン選手のチャンピオンに大きく貢献していたもの

ペレス選手あってのところも大いにあります。

これまでの流れをペレス選手がメキシコで変えられるかは、

今後を占う上でも非常に重要になってきます。

その走りに注目したいと思います。

また、見どころ5選では取り上げませんでしたが、

前戦でポイントを獲得しファステストラップも記録した角田選手。

パワーランキングでも4位と好位置につけ、注目も集まっています。

メキシコでもいい印象の走りができるよう応援したいところです。

最後にF1のテーマ曲、メキシコバージョンです。

メキシコGPは、陽気に楽しくみましょ!

F1は、スカパーのフジテレビNEXTやDAZNで視聴することができます。

もし視聴を検討してましたら、参考までに以下のブログを読んでいただけたら幸いです。

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