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【今シーズン初のスプリント開催!】2023 F1アゼルバイジャンGPの見どころ5選

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こんにちは。ひでまるこです。

中国GPの開催見送りによって、

4週間ぶりの開催となるF1の舞台はアゼルバイジャンGPです。

超ロングストレートと90度コーナーが織りなすテクニカルセクション、

市街地コース特有のミスしたら即リタイヤといった緊張感、

今シーズン初のスプリント開催となりドライバーへの負担も大きい。

4週間という休みの期間が果たして各ドライバーやチームに

どのような影響を及ぼすのか!?

第4戦アゼルバイジャンGPの見どころ5選を紹介します。

もちろん今回も観戦のお供に最適なお酒や料理を紹介します。

アゼルバイジャンGPの放送時間

まずは、放送時間を紹介します。

セッション 日本時間 現地時間
FP 4月28日(金)18時30分 4月28日(金)13時30分
予選 4月28日(金)22時00分 4月28日(金)17時00分
スプリントシュートアウト 4月29日(土)17時30分 4月29日(土)12時30分
スプリント 4月29日(土)22時30分 4月29日(土)17時00分
決勝 4月30日(日)20時00分 4月30日(日)15時00分

フジテレビONE・TWO・NEXT では、

フリー走行(FP)とスプリントシュートアウト、予選はレース開始10分前、

スプリントは30分前、決勝は40分前から放送されます。

DAZNでもフリー走行(FP)と予選、スプリントシュートアウト、スプリント、決勝と全セッション生配信です。

今シーズン初のスプリントレースが開催され、

金曜日の夜から見どころ満載のF1ウィークエンドになります。

https://hidemaruko-blog.com/f1_broadcast/

バクー市街地コースとは

アゼルバイジャンGPが開催されるバクー市街地コースは、

半モンツァ、半モナコと称されるくらい、

超高速サーキットとテクニカルサーキットの両方の特性を持つサーキットです。

現在では第2戦サウジアラビアGPの舞台となるジェッダが超高速の市街地コースと言われていますが、アゼルバイジャンGPの舞台となるバクーも超高速の市街地コースの特性を持ったコースとなります。

コースレイアウトは、このような形をしています。

画像出典:FORMULA1-DATA

セクター1と3は、長い直線を90度コーナーでつなぎ、イタリアの高速サーキットであるモンツァのような直進性とハードブレーキングが求められる特性です。

反対にセクター2は、テクニカルセクションとなり、中世の街並みを駆け抜ける姿は、まるでモナコのように感じることができます。

こちらはバクー市街地コースを動画で紹介したものです。

セクター2では中世の街並みとF1カレンダーの中で最も狭いコース幅(7.6m)の8コーナーから10コーナーを一瞬ですが見ることができます。

https://youtu.be/zV0HmON8auo

サーキット名 バクー市街地コース
所在国 アゼルバイジャン
設立年 2016年
全長 6,003メートル
コーナー数 20
高低差 46メートル
周回 反時計回り
周回数 51周
ピット長 / 損失時間 323.9m / 1.5秒
DRSゾーン 2箇所(20から1コーナーにかけて、2から3コーナーにかけて)
タイヤ ハード:C3、ミディアム:C4、ソフト:C5
平均速度 199km/h
最高速 378km/h ※非公式、ウィリアムズ時代のボッタス選手

タイヤは、ハード:C3、ミディアム:C4、ソフト:C5と昨年と同様の構成です。

ピットストップは、1回が主流になります。

アゼルバイジャンGPの見どころ5選

それでは、2023年のアゼルバイジャンGPの見どころ紹介していきます!

1.レッドブルDRS効果でぶっちぎりとなるか!

バクー市街地コースの特徴の1つに

16コーナーから1コーナーまで約2.1kmという長さを誇る

超ロングストレートがあります。

DRSの効果も大きいと言われていて、

発動前と後では20km/h以上も最高速に差がでるとのこと。

そこまでDRSの効果が大きいと気になるのがレッドブル。

トリプルDRSと言われるくらい、レッドブルのRB19はDRSを利用したときのトップスピードの伸びが驚異的と言われています。

その効果が発揮されるはずで注目なのは予選です。

もともと今シーズンは驚異的に速いレッドブルですが、

予選でレッドブルが1・2を獲得するのか?

3番手以降とどれくらいのタイムに差になっているのか注目してみてください。

ちなみに昨年はフェラーリのルクレール選手がトップタイム(1:41.359)をマークしています。

続いての注目は、仮にレッドブルのフェルスタッペン選手やペレス選手が予選で順位を下げてしまった場合のスプリントや決勝でのオーバーテイクシーンです。

DRSを使ってぶち抜くシーンが見られるのか注目ポイントにもなります。

レッドブルのDRSが武器として火を噴くのか注目してみましょう!

2.各チームのアップデートによる勢力図の変化

今回、中国GPの開催が見送られたことで

4週間F1グランプリが開催されないこととなりましたが、

この期間、各チームはリソースをマシンのアップデートに投入しています。

多くのチームがアゼルバイジャンGPでマシンのアップデートを

投入してくると見られており、勢力図にも変化が見られるかもしれません。

特に注目なのは、これらのポイントです。

・アストンマーティンは2番手の戦闘力を維持できるか?

・メルセデス、フェラーリがどこまで戦闘力アップしてくるか?

・中段グループの勢力図に変化は見られるのか?

・アルファタウリは中段グループに追いつけるのか?

もちろん純粋な速さだけでなく、アップデートしたパーツにも注目が集まります。

・マシンそのものの形に変化は見られるのか?

・新たなウィングやパーツの投入はあるのか?

各マシン、各チームの変化に注目のグランプリになります。

3.F1史上初の市街地スプリント

今シーズンは、昨シーズンの倍のスプリントレースが開催されます。

その最初のスプリントレースがアゼルバイジャンGPであり、

スプリント初開催となります。

しかも新セッションである『スプリントシュートアウト』が発表され、

新フォーマットで開催されることが発表されました。

市街地コースでスプリントが開催されるのは、初のこと!

さらに新フォーマットで盛り上がることが予想されます。

特にバクーは、市街地コースでありながらオーバーテイクが多いので有名です。

2019年には、DRSを使用しないオーバーテイクの回数が37回と驚異的な数字になっています。

最新の2022年のデータはわかりませんが、グランドエフェクトカーとなったことでオーバーテイクの回数にも変化が見られるかもしれません。

周回数の短いスプリントと決勝で、どれだけオーバーテイクが見られるのか?

通常のオーバーテイクとDRSを使ったオーバーテイクのどちらが多いのか?

アゼルバイジャンでは、各ドライバーがオーバーテイクするシーンに注目してみてください。

そして、新フォーマットである土曜のスプリントシュートアウト!

予選と同じくノックアウト形式で構成され、

SQ1が12分、SQ2が10分、SQ3が8分と、

短い時間の中で予選が行われます。

タイヤ使用は、SQ1とSQ2でミディアム、SQ3でソフトの使用が義務付けられており、3セットの新品タイヤが消費されるのにも注目です。

ブレイク明けは、いきなり慌ただしいレースウィークになりそうです。

4.マシン・PUトラブル

昨年のアゼルバイジャンGPで印象的だったのは、

残念ながらオーバーテイクよりもマシンのトラブル関係でした。

昨年、好調だったフェラーリもアゼルバイジャンでは、ルクレール選手がPUのトラブルで白煙を上げ、サインツ選手もハイドロリック系のトラブルでリタイヤ。

同じフェラーリ製のPUを搭載していたハースのマグヌッセン選手やアルファロメオの周選手もリタイヤしていました。

さらに前戦のオーストラリアGPでは、メルセデスのラッセル選手がPUトラブルでリタイヤしており、ここ数戦メルセデスPUにもトラブルが見られています。

また、PU以外でも昨年は角田選手が乗るアルファタウリのマシンのリアウィングのDRSが壊れ、テープで補強するシーンもありました。

トラブルは起きない方が良いのですが、もし起きた場合は、市街地コースということもあり、マシンを逃がす場所が少ないのでセーフティーカーが出る可能性も高くなります。

そうなるとレース展開にも影響がありますので、気になるところです。

果たしてマシンやPUのトラブルは発生するのか?

発生したことによりレース展開にどのような影響を与えるのか?

注目ポイントになります。

5.厳しいながらもパフォーマンスを発揮する2人のドライバー

最後の注目ポイントは、お互いに厳しい環境ながらも、

その中で最大限のパフォーマンスを発揮している2人のドライバーに注目です。

それが、こちら!

メルセデスのハミルトン選手とアルファタウリの我らが角田選手です。

この2人のドライバーは開幕から3戦連続で完走しており、

さらに毎戦スタートポジションから順位を上げているドライバーになります。

ハミルトン選手は、昨年メルセデスのパフォーマンス低下に苦しみ、後半で盛り返してきて期待が見込まれた今シーズンで再びレッドブルとの差を痛感し、アストンマーティンにも抜かれて厳しいスタートとなったにもかかわらず、着実にポイントを獲得し、ポイントランキングでも4位につけています。

角田選手は、マシンのパフォーマンスに苦しむ中でも少ないチャンスをものにしポイントを獲得。さらに毎戦見せている、マシンの限界まで引き出した走りは、見るものを引き付けてくれています。

4週間というブレイク期間を開けて、アゼルバイジャンGPという市街地のサバイバルレースで、スプリントもある中で、どのようなレースを見せてくれるのか注目になります。

アゼルバイジャンGP観戦のお供に

アゼルバイジャンGPの決勝が開催される時間は、

日本時間の20時00分なので、スタート前の雰囲気を楽しみながら

夕ご飯を食べるにはもってこいの時間になります。

アゼルバイジャンで飲まれているお酒や食事など、おすすめを紹介します。

RAKI(ラク)

アゼルバイジャンではRAKI(ラク)という伝統的な蒸留酒がよく飲まれています。

トルコやバスカン半島など、中東や東ヨーロッパで広く飲まれている蒸留酒です。

アルコール度数は、40度以上あります。

おもしろいのが、RAKI(ラク)自体は無色透明ですが、水を注ぐと白濁して白くなる不思議なお酒なのです。

通常は食事と一緒に水割りで飲むことが多いようです。

ガラバグ サぺラヴィ セミ・スイート

アゼルバイジャンは、ワイン発祥地の一つと言われていて、

ブドウの栽培が盛んな地域でもあり、多くのワイナリーがあります。

その中でも歴史がありヨーロッパ向けに初めてアゼルバイジャンのワイン輸出をしたワイナリーでもある「ギョユギョル・ワイナリー」の一本です。

アゼルバイジャンワインの特徴でもある甘口のワインです。

 

赤ワインに合うチーズアソート

今回紹介したRAKI(ラク)やワインは、チーズとの相性がとても良いとされています。

アゼルバイジャンでもチーズと一緒に飲まれることが多く、

いろんなチーズとあわせて飲んでみてはいかがでしょうか?

パンも準備して、一緒に食べてみるとよさそうです。

最後のまとめ

本日は、2023年のアゼルバイジャンGP見どころ5選を紹介しました。

この中で特に注目なのは、初開催となるスプリントレースになります。

アゼルバイジャンGPでスプリントを開催するのは初ですし、

さらに市街地コースでのスプリント開催も初になります。

短い周回数の中ですこしでも上位を狙うならオーバーテイクしかありません。

バクー市街地コースは、オーバーテイクしやすいコース特性を持っていますが、

市街地コースの特徴でもある、ミスが即クラッシュとなり、

荒れてしまうことも予想されます。

果たして初の市街地スプリントは、どのようなレースを見せてくれるのか、

期待と不安が入り混じる状況ですが注目なのは間違いありません。

そして、今回の見どころ5選には選ばれませんでしたがウィリアムズの存在も気になるところです。

今年も直線では速さを見せている直線番長のウィリアムズが、

2.1kmもの超ロングストレートを誇るバクー市街地コースで、

どのようなパフォーマンスを見せてくるのかも注目ポイントになるかと思います。

4週間というブレイク期間があっても注目ポイントの多いアゼルバイジャンGPをお楽しみください。

F1は、主にフジテレビNEXTとDAZN(ダゾーン)で視聴することができます。

タイプ別の視聴方法を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

https://hidemaruko-blog.com/2022f1_broadcast/