本ページはアフィリエイト広告を利用しています
こんにちは。ひでまるこです。
2023年のF1もついに最終戦を迎えることになりました。
今年は、レッドブルがとにかく強くて、他のチーム圧倒したシーズン。
そんなシーズンの締めくくりとなるアブダビGPが
どのようなフィナーレを迎えるのか!?
第23戦アブダビGPの見どころ5選を紹介します。
いつも通りF1観戦を盛り上げる開催国の料理やお酒も紹介しますね。
アブダビGPの放送時間
まずは、放送時間をチェックです。
セッション | 日本時間 | 現地時間 |
FP1 | 11月24日(金)18時30分 | 11月24日(金)13時30分 |
FP2 | 11月24日(金)22時00分 | 11月24日(金)17時00分 |
FP3 | 11月25日(土)19時30分 | 11月25日(土)14時30分 |
予選 | 11月25日(土)23時00分 | 11月25日(土)18時00分 |
決勝 | 11月26日(日)22時00分 | 11月26日(日)17時00分 |
フリー走行(FP)と予選はレース開始10分前、
決勝は40分前から放送されます。
DAZN(ダゾーン)でもフリー走行(FP)、予選、決勝と全セッション生配信です。
ヤス・マリーナ・サーキットとは
2023年も最終戦アブダビGPの舞台となるのは、
アラブ首長国連邦のヤス島という島に建設されたヤス・マリーナ・サーキットです。
2009年にアブダビGPが開催されてから、
毎年最終戦のフィナーレを飾る場所となっています。
夕方から夜にかけて開催されるトワイライト・レースは、
日が沈むと共にF1のフィナーレを迎え、盛大に花火が打ちあがる
シーズンのフィナーレを飾るにふさわしいグランプリになります。
画像出典:FORMULA1-DATA
コースは、2つの特徴を持ったレイアウトになっています。
第1・2セクターは、ストレート中心の高速サーキットの特徴を持ち、
後半の第3セクターは、低速の90度コーナーなどもある
市街地コースのようなテクニカルな特徴を持っています。
2つの特徴を持っているという点では、
サンパウロGPの舞台となったインテルラゴス・サーキットに似ていますが、
インテルラゴスに比べ高低差がなく、ほぼフラットで道幅が広いのが特徴です。
DRSゾーンは、2本のロングストレートに2箇所設けられており、
どちらもオーバーテイクポイントとなりますが、
それほどオーバーテイクが多いサーキットではない傾向があります。
サーキットの概要は以下のとおり。
サーキット名 | ヤス・マリーナ・サーキット |
---|---|
所在国 | アラブ首長国連邦 |
設立年 | 2009年 |
全長 | 5,281メートル |
コーナー数 | 21 |
最大高低差 | 11 m |
周回 | 反時計回り |
周回数 | 58周 |
ピット長 / 損失時間 | 358m / 19.2秒 |
DRSゾーン | 2箇所(5から6コーナーにかけて、8から9コーナーにかけて) |
タイヤ | ハード:C3、ミディアム:C4、ソフト:C5 |
平均速度 | 194km/h |
最高速 | 336km/h |
タイヤは、ハード:C3、ミディアム:C4、ソフト:C5と
昨年と同様に最も柔らかいコンパウントが設定されています。
The #F1 season finale awaits!
📊 Softest compounds for the #AbuDhabiGP
🧪 A tyre test follows the raceRead the preview ▶️ https://t.co/3IHeicQuMV #Fit4F1 pic.twitter.com/4wTWzUTHho
— Pirelli Motorsport (@pirellisport) November 21, 2023
右フロントと右リアに負荷が掛かる傾向にありそうです。
コースレコードは、2019年にメルセデスのハミルトン選手が記録した
「1:34.779」
ここでの優勝回数が最も多いのは、これまたハミルトン選手の5回です。
アブダビGPの見どころ5選
2023年の最終戦、アブダビGP見どころ5選を紹介します。
1.レッドブルが最高のシーズンをどう締めくくるのか!?
2023年シーズン、これまでにない最高の成績を残しているレッドブル。
第6戦エミリア・ロマーニャGPが豪雨のため中止となったことを除けば、
21戦中20戦で優勝。脅威の勝率95.2%。
唯一レッドブルに黒星を付けたのが、第16戦シンガポールGPで、
フェラーリのサインツ選手の優勝でした。
それでも、ドライバーズチャンピオンを獲得したフェルスタッペン選手は、
こちらも21戦の終了時点で21戦中18戦で優勝し、
脅威の勝率85.7%となっています。
R | グランプリ名 | 優勝ドライバー | チーム |
1 | バーレーンGP | フェルスタッペン | レッドブル |
2 | サウジアラビアGP | ペレス | レッドブル |
3 | オーストラリアGP | フェルスタッペン | レッドブル |
4 | アゼルバイジャンGP | ペレス | レッドブル |
5 | マイアミGP | フェルスタッペン | レッドブル |
6 | エミリア・ロマーニャGP | ー | ー |
7 | モナコGP | フェルスタッペン | レッドブル |
8 | スペインGP | フェルスタッペン | レッドブル |
9 | カナダGP | フェルスタッペン | レッドブル |
10 | オーストリアGP | フェルスタッペン | レッドブル |
11 | イギリスGP | フェルスタッペン | レッドブル |
12 | ハンガリーGP | フェルスタッペン | レッドブル |
13 | ベルギーGP | フェルスタッペン | レッドブル |
14 | オランダGP | フェルスタッペン | レッドブル |
15 | イタリアGP | フェルスタッペン | レッドブル |
16 | シンガポールGP | サインツ | フェラーリ |
17 | 日本GP | フェルスタッペン | レッドブル |
18 | カタールGP | フェルスタッペン | レッドブル |
19 | アメリカGP | フェルスタッペン | レッドブル |
20 | メキシコGP | フェルスタッペン | レッドブル |
21 | ブラジルGP | フェルスタッペン | レッドブル |
22 | ラスベガスGP | フェルスタッペン | レッドブル |
23 | アブダビGP | ? | ? |
そんな無双状態のレッドブルが、今シーズンの最後を締めくくるアブダビGPで優勝を飾り、幕を下ろすことができるのか注目の見どころになります。
ちなみに直近では3年連続でフェルスタッペン選手が優勝しており、強さを見せています。
2️⃣0️⃣ wins in 2023 🏆 That’s a 🆕 @F1 Team Record 💪 pic.twitter.com/jCsaZstQah
— Oracle Red Bull Racing (@redbullracing) November 19, 2023
2.激しいコンストラクターズ争い
2023年シーズンのコンストラクターズチャンピオンは、
レッドブルで決まったものの、
2位以下はポイント争いが激しくなっています。
コンストラクターズの順位は、来シーズンのもらえる賞金額に影響するため、
各チームすこしでも上位の順位を狙いたいところ。
ラスベガスGP終了時点での現在のコンストラクターズランキングは、以下の通り。
まず注目なのは2位争い
2位 | 3位 |
メルセデス | フェラーリ |
392 ポイント | 388 ポイント |
4ポイント差 |
続いて4位争い
4位 | 5位 |
マクラーレン | アストンマーティン |
284 ポイント | 273 ポイント |
11ポイント差 |
その他にも7位争いは、まだ変わる可能性があります。
現在のランキングから最終戦での順位変動があるのか注目です。
3.ランキング4位をかけた三つ巴の戦い
ドライバーズポイントラインキングでは、
現在、4位のサインツ選手(フェラーリ)と
5位のアロンソ選手(アストンマーティン)が
200ポイントで並んでいます。
さらに6位のノリス選手(マクラーレン)も195ポイントと僅か5ポイント差です。
ランキング4位をかけた三つ巴の戦いがアブダビGPでは見れるので、
この3人のドライバーの順位に注目です。
4.各チームのタイヤ戦略に注目
これまでは、タイヤにそれほど厳しくないと言われていた
ヤス・マリーナ・サーキットですが、
2022年のレースを見るとタイヤのデグラデーション(タイヤの劣化)が大きく、
ペースを維持するのに苦戦している印象がありました。
基本的には、ミディアム→ハード→ミディアムの2ストップ作戦になります。
そこで重要となってくるのが決勝までのタイヤの残し方です。
今回は、ここに注目してみたいと思います。
下図は、2022年のアブダビGP決勝で各ドライバーが
残しているタイヤの状況をピレリが発表したものです。
X(旧Twitter)で発表されるのでチェックしてみると面白いです。
What race sets do the drivers have available to them for the @F1 finale? Look no further…#F1 #AbuDhabiGP #Fit4F1 #Formula1 #Pirelli #Pirelli150 pic.twitter.com/eHjoaAMonc
— Pirelli Motorsport (@pirellisport) November 20, 2022
特にタイヤのデグラデーションが大きいことから
ハードとミディアムを残している本数からある程度、
戦略の予想を立てることができます。
特にアルファタウリは、2022年にハードとソフトを1本ずつしか残してなく、
決勝では苦戦していたので変化が見られるか注目になります。
5.角田選手、トスト代表の前で有終の美を飾れるか!
角田選手にとっては恩師といっていいアルファタウリの
フランツ・トスト代表は、2023年シーズンをもって退任することになっています。
トロ・ロッソ時代からアルファタウリへと18年にも渡って
チームを指揮してきており、ベッテル選手やガスリー選手など、
多くのF1ドライバーがその影響を受けて育ちました。
角田選手もトストさんに対して、感謝しかないと言っています。
常に暖かく、時には厳しくもあり角田選手を指導、見守っていた
トストさんが笑顔になるような結果を残すことができるのか!?
角田選手にとってもプレッシャーのかかるレースになるかもしれませんが、
その走りに注目です!
アブダビGP観戦のお供に
アブダビGPを見るのに最適な飲み物と食べ物を紹介したいと思います。
まずは、飲み物から!
チャイ
アブダビGPが開催されるアラブ首長国連邦は、
イスラム圏のため原則、飲酒は禁止されています。
そこでおすすめなのがチャイです。
紅茶をミルクで煮だしたもので、
インドからアラブで飲まれているお茶ですね。
今回は、特にアラブでは、このチャイにスパイスなどを
加えて飲む、マサラチャイが有名です。
いつもはお酒を紹介していますが、
たまにはお茶でF1もいいかもしれません。
フムス
UAEではもちろんのこと、
中東の広い地域で食べられている
代表的なアラブ料理に一つです。
ひよこ豆がベースになっているペースト状の食べ物です。
近年では、美容やダイエットにいいスーパーフードとしても人気とのこと。
一般的には、パンにつけて食べます。
最後のまとめ
長かったようで短かった2023年シーズンも、
ラスト1戦、アブダビGPを残すのみとなりました。
レッドブルとマックス・フェルスタッペン選手が圧倒的に強かった今シーズン、
それでも2位以下の順位争いは、まだ続いています。
メルセデス vs フェラーリ、マクラーレン vs アストンマーティン、
そしてアルファタウリがウィリアムズの順位を逆転するのか?
レッドブル以外のところに注目が集まるグランプリとなりそうです。
そして、日本のF1にとって最も注目するのが、
アルファタウリの代表フランツ・トストさんのF1ラストレースであること。
角田選手をここまで育ててくれたのには、彼の存在なくしてありえません。
トスト代表と角田選手が笑顔でハグするところが見られるのか。
いやそのシーンを見たいと、皆さん思っているはずです。
そのためにも角田選手を今回も全力で応援したいと思います。
角田選手!アルファタウリの皆さん、がんばれーーー!!
F1は、スカパーのフジテレビNEXTやDAZNで視聴することができます。
もし視聴を検討してましたら、参考までに以下のブログを読んでいただけたら幸いです。