本ページはアフィリエイト広告を利用しています
こんにちは。ひでまるこです。
サマーブレイク明けのベルギーGPで、圧倒的な速さを見せたレッドブルの2台。
特に予選トップタイムながらもPUコンポーネント交換のペナルティで14番手スタートとなったフェルスタッペン選手が決勝ではごぼう抜きの活躍で優勝!
2位にも同じチームメイトのペレス選手が入り、レッドブルのワン・ツーフィニッシュとなり、強さを見せつけました。
一方でライバルのフェラーリは、サインツ選手が3位に入り、ルクレール選手は6位と、レッドブルに完敗。
はたしてこのままレッドブルがコンストラクターズチャンピオンを飾るのか!?
第15戦オランダGPの見どころ5選を紹介していきます。
いつも通りF1観戦を盛り上げる料理やお酒も紹介していきますね!
オランダGPの放送時間
まずは、放送時間をチェックです。
セッション | 日本時間 | 現地時間 |
FP1 | 9月2日(金)19時30分 | 9月2日(金)12時30分 |
FP2 | 9月2日(金)23時00分 | 9月2日(金)16時00分 |
FP3 | 9月3日(土)19時00分 | 9月3日(土)12時00分 |
予選 | 9月3日(土)22時00分 | 9月3日(土)15時00分 |
決勝 | 9月4日(日)22時00分 | 9月4日(日)15時00分 |
フリー走行(FP)と予選はレース開始10分前、
決勝は40分前から放送されます。
時間は前戦のベルギーGPと予選までは、1時間ほど早くなっているので注意!
決勝は同じ時間からなので先週と同じような感じで見ていきましょう。
ザントフォールト・サーキットとは
昨年(2021年)は、36年ぶりに復活したオランダGP。
そのオランダGPが開催されるザントフォールト・サーキットは、前戦のスパとは違い低・中・高速のコーナーがバランスよく配置されているテクニカルサーキット。
特に特徴的なのがバンク角。
いくつかのコーナーにバンク角がついていて、特に最終コーナーの14コーナー「アーリー・ルイエンダイク」では18度もの角度があります。
平らなサーキットや高低差のあるサーキットとは、また違った斜めに傾くような映像は、とてもスピード感があります。
そんなコースの全容を元ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグさんが紹介してくれています。
最近ではYouTuberになったのかな?見てても明るくテンポが良くて面白いのです。
このコースのDRSゾーンは2箇所。
メインストレートとターン10から11にかけてになります。
特にメインストレートのDRSゾーンは、今年の注目ポイントになります。
それはDRSゾーンの拡張が今年も話題にあがっているからです。
最終の14コーナーからDRSを使用できるようにするのか?
昨年は、安全性の問題から見送られましたが、今年はテクニカルレギュレーションが変わり、マシンの特性も大きく変わったので、DRSゾーンが拡張されるかもしれません。
するとより1コーナーでのオーバーテイクできる可能性が高まるので、果たして本当にメインストレートのDRSゾーンは拡張されるのか!?金曜日からの注目ポイントになります。
そして、何より最大のオーバーテイクポイントであり、注目コーナーである1コーナーの「ターザンコーナー」は、今年もどんなドラマを見せてくれるのか刮目しなければなりません。
このコースでどこを注目するかと聞かれたら、この1コーナーであるターザンコーナーに注目していれば間違いなしです。
サーキット名 | ザントフォールト・サーキット |
---|---|
所在国 | オランダ |
設立年 | 1948年 |
全長 | 4,307メートル |
コーナー数 | 14 |
最大高低差 | 7.92m |
周回 | 時計回り |
周回数 | 72周 |
ピット長 / 損失時間 | 210m / 12.6秒 |
DRSゾーン | 2箇所(14から1コーナーにかけて、10から11コーナーにかけて) |
タイヤ | ハード:C1、ミディアム:C2、ソフト:C3 |
平均速度 | 204km/h |
最高速 | 328km/h |
近代F1の中では、比較的古典的なサーキットレイアウト。
いろんな種類のコーナーとその周りをグラベルと言われる砂利に覆われていて、ひとたびコースアウトすれば、前戦で不運だったボッタス選手みたいに出れないことも。
そして、応援席がオランダのナショナルカラーであるオレンジ色に染まります。
オレンジアーミーと呼ばれるフェルスタッペン選手の大応援団です。
オレンジ一色の中でどんなレースが展開されるのか楽しみですね!
オランダGPの見どころ5選
サーキット紹介を踏まえた上で、
2022年のオランダGP見どころ5選を紹介していきます。
1.フェルスタッペン選手の連覇なるか!?
昨年、36年ぶりに復活したオランダGPで優勝したのは、地元の大声援を背に素晴らしい走りを見せたレッドブルのフェルスタッペン選手!
その走りは、まさに完璧!パーフェクトで2021年のベストレースと言っても過言でないくらい素晴らしいものでした。
予選からのポール・トゥ・ウィンであり、週末を通しても完璧な走り!まさにフライングダッチマンとなったのです。
地元オランダのファンも大盛り上がり!36年ぶりのF1開催とあって、オレンジ一色ですごい光景でした。
では、今年(2022年)は、どうなのか?
ここまで昨年と同じ展開で来ています。昨年もベルギーGPでフェルスタッペン選手が優勝し母国GPへ突入。今年もこの流れです。
さらにライバルが、昨年はメルセデスでした。昨年の2位はハミルトン選手。3位はボッタス選手です。
今年のライバルはフェラーリ。あまり比較するのもなんですがメルセデスほど強みが見られない。
マシンの特性でいえばフェラーリにもあっているのでベルギーGPに比べれば速さを見せてくるとは思います。
ただここでのフェルスタッペン選手が強いのは昨年のレースも見ても明らか!
連覇の可能性がとても高いと個人的には思います。果たして連覇となるのか注目です。
2.ポーパシング対策・フレキシブルフロアの影響
ベルギーGPから本格的に適用されることとなったF1マシンの上下動であるポーパシングやバウンシングの対策。
そして、フレキシブルフロアの規制。
具体的には、マシンの上下動については、今年のF1を象徴する現象です。
F1マシンがある速度域を超えると激しく上下に動き、ドライバーの身体へも影響を及ぼしていることが確認されました。
ドライバーの身体を守るためにもマシンの上下動であるポーパシングやバウンシングを抑えるためにFIAは各チームに測定器を取り付け、規制の範囲内に収めるよう指示を出したのです。
もう一つがフレキシブルフロアの規制。こちらは、マシン下の底面をフロアといって、ここが上下にフレキシブルに動くことを禁止する規制となります。
この影響を受けると言ったのはフェラーリ。大きな影響ではないものの、多少の見直しは必要とチーム代表のビノットさんは言ってました。
一方でレッドブルやメルセデスは影響がないと言ってます。
そして迎えたベルギーGP。ここではレッドブルが圧倒的な速さと強さをみせて、フェラーリのこれまでの速さをも上回る結果となりました。
ただベルギーGPが開催されるスパ・フランコルシャン・サーキットは、レッドブルが得意とする高速サーキットなので、本当に今回の規制がマシンの速さや強さに影響を与えているのかわからなかったのです。
その影響の結果が見えるのが、このオランダGPだと思っています。
テクニカルであるオランダのサーキットでもフェラーリが速さを見せることができなければ、速さという面でレッドブルとの差が縮まるどころか超えられてしまったかもしれない。
これまで速さのフェラーリと強さのレッドブルという関係に変化が見られるのか注目になります。
3.バンク角のあるコーナーの走り方
ザントフォールト・サーキットの特徴としてバンク角のことを書きましたが、このバンク角のあるコーナーで各ドライバーがどんな走り方を見せるのか?
とても興味深い注目ポイントになります!
特に注目すべきが1コーナーの「ターザン」と3コーナーの「フーゲンホルツ」です。
通常、コーナーというのは、アウト・イン・アウトで駆け抜けていくことが鉄則ですが、バンク角があるコーナーは別。
バンク角があるところは、必ずしもコーナーの頂点でイン側に寄せなくてもアウト側で速く走ることができます。
このことにいち早く気づいたのがアルピーヌのアロンソ選手。
アロンソ選手は、これまでインディでバンク角のあるオーバルコースを走った経験もありますし、その経験が生かされているかはわかりませんが、知っていたのです。
1コーナーのターザンは、バンク角はそれほど大きくありませんが、外側からでもオーバーテイクができるコーナーであり、このコースの最大のオーバーテイクポイント。
ここでのオーバーテイクするライン取りがおもしろいのです。
さらに3コーナーのフーゲンホルツは、さらにバンク角のあるコーナーで、イン側を走るドライバーもいれば、やや外側のハイラインと呼ばれるところを走るドライバーもいます。
昨年の予選でもポールを取ったフェルスタッペン選手は、3コーナーをハイラインが走り抜けていました。
今年も予選から3コーナーは、どのようなラインで各マシンが駆け抜けていくのか注目になります。
4.ガスリー選手や角田選手のアルファタウリ勢
昨年のオランダGPで明暗がくっきり分かれたのがアルファタウリ勢。
ガスリー選手は、予選4番手で決勝も4位とフェラーリを抑えての入賞。すばらしい走りを見せてくれました。
一方で角田選手は、予選で15番手、決勝ではパワーユニットのトラブルでリタイヤと散々な結果となりました。
今年は、逆にガスリー選手がいまいち調子にのれず、一方で角田選手は着実に成長している状況を見せてくれています。
アルファタウリ自体も苦しいシーズンとなっています。
そんな昨年とは大きく流れが違う中で、果たしてアルファタウリ勢であるガスリー選手や角田選手は、どんな走りを見せてくれるのか?
予選から目が離せません。
アルファタウリのフランスGPで実施されたマシンアップデートが、本当に機能するものなのかも、ここオランダGPでわかってくると思います。
5.ペレス選手のパフォーマンス向上
誠か嘘かこれまでレッドブルのマシンセッティングは、チャンピオンのフェルスタッペン選手にあわせて組み立てられていると言われています。
走り方のスタイルが違うペレス選手は、そのマシン特性に苦しんでいたとも...。
ただ、オランダGPから少しずつぺレス選手のマシンについては、ペレス選手のスタイルにあわせたセッティングに変えていくらしいのです。
もし、そのことが本当であれば、ペレス選手の走りやタイムに違いが見られるはず。
パフォーマンスの向上が見られるはずなのです。
あの勝負師であるレッドブルが、果たしてそのような対応をしてくるのか?
そしてこの情報は誠なのか?正直1戦だけではわかりませんが、ペレス選手の予選と決勝の結果に注目です。
オランダGP観戦のお供に
今回もオランダGPを見るのに最適な飲み物と食べ物を紹介したいと思います。
まずは、飲み物から!
ハイネケン
オランダのビールといったら、やっぱりハイネケンが有名です。
世界170ヵ国以上で販売され、世界第2位のシェアを占める世界のビール会社です。
F1でもメインスポンサーであり、F1グランプリで提供されるビールは全てハイネケンであります。
F1のビールといったらハイネケンなのです。
ムール貝の白ワイン蒸し
ムール貝といったら前戦のベルギーが有名ですが、実はオランダもムール貝の養殖が盛んで、よく食べられています。
オランダのムール貝の旬は9月から12月なのでこれからがとても美味しい季節。
日本では、身近なところで白ワイン蒸しではありませんが、サイゼリヤでムール貝のガーリック焼きが食べれます。
ビールとの相性はバツグンです!
ストロープワッフル
ワッフルといってもオランダ発祥のワッフルは、ストロープワッフルという薄くて円形状のワッフルです。
ベルギーのワッフルと違って薄いクリスピーワッフルとなっていて、キャラメルシロップをサンドしてサクサクっと食べれます。
コーヒーと一緒に食べたりすると甘さと苦さが絶妙です。
オランダでは、屋台感覚でその場で焼いて熱々の焼きたてストロープワッフルがいただけます。
日本でも業務スーパーや成城石井などでも売っていますよ!
最後にまとめ
サマーブレイク明けのベルギーGPで最高の結果を出したレッドブル。
特にフェルスタッペン選手は、異次元の走りで14番手スタートからの優勝!!
ライバルのフェラーリを圧倒してしまった。
昨年もフェルスタッペン選手にとってはいい流れで入ってきた母国オランダGP。
今年もその流れが健在で迎えることになります。
昨年は36年ぶりの開催となって、ものすごい盛り上げりを見せていた。スタンドがオレンジ一色になり、ものすごい一体感があった。
おそらく今年も、その傾向は続いて、ものすごい盛り上がりを見せてくれると予想しています。
そんな中でも結果を残すのがフェルスタッペン選手だ!今年は、さらにチャンピオンらしいどっしりと構えた冷静な闘いも見せる。
母国オランダGPでどんな走りを見せてくれるのか楽しみで仕方ない。
そして、実はもう一つ気になっているチームがある。
オレンジつながりのマクラーレンだ!
ここはテクニカルサーキットなので、マクラーレンが得意な方のサーキットでもある。
見どころ5選には書かなかったけど、マクラーレンのノリス選手にも注目だ!
昨年のフェルスタッペン選手が見せたオランダGPの完璧な走りが脳裏に焼き付いて離れないけど、そう簡単にいかないのもF1。
果たしてフェラーリが意地を見せるのか、フェルスタッペン選手が圧勝となるのか、レースを楽しみましょう!
F1は、スカパーのフジテレビNEXTやDAZNで視聴することができます。
もし視聴を検討してましたら、参考までに以下のブログを読んでいただけたら幸いです。
https://hidemaruko-blog.com/2022f1_broadcast/