F1

【2023年】F1カレンダー(全23戦)と注目グランプリ4選

あけましておめでとうございます。

ひでまるこです。

昨年は、ひでまるこF1ナビを見ていただきありがとうございました。

2023年もF1観戦に役立つ情報やF1がもっと好きになる

おもしくなる情報を届けたいと思っています。

よろしくお願いいたします m(_ _)m

さて、新年1回目のひでまるこF1ナビは、

2023年のF1カレンダーについてまとめてみました。

今年は、全23戦で開催されることが決定しました。

注目グランプリとあわせて紹介しますので、読んでみてください。

※F1を見るときはフジテレビNEXTもしくはDAZNにて

https://hidemaruko-blog.com/2022f1_broadcast/

2023年 F1カレンダー

2023年のF1グランプリは、全23戦で開催されます。

昨年は、全22戦だったので、今年は1戦増えることになりました。

ファンとしてはF1グランプリを見れる回数が増えることは

単純に嬉しいことですが、果たして日程はどのようになっているのか?

まずはカレンダーを見てみましょう。

R グランプリ名 フリー 予選 決勝 サーキット名 種類
1 バーレーンGP 3/3 3/4 3/5 バーレーン      インターナショナル ロードコース
2 サウジアラビアGP 3/17 3/18 3/19 ジェッタ ストリート ストリート
3 オーストラリアGP 3/31 4/1 4/2 アルバートパーク ストリート
4 アゼルバイジャンGP 4/28 4/29 4/30 バクー市街地 ストリート
5 マイアミGP 5/5 5/6 5/7 マイアミ・インターナショナル・オートドローム ストリート
6 エミリア・ロマーニャGP 5/19 5/20 5/21 イモラ ロードコース
7 モナコGP 5/26 5/27 5/28 モンテカルロ市街地 ストリート
8 スペインGP 6/2 6/3 6/4 バルセロナカタルーニャ ロードコース
9 カナダGP 6/16 6/17 6/18 ジル・ヴィルヌーヴ ストリート
10 オーストリアGP 6/30 7/1 7/2 レッドブルリンク ロードコース
11 イギリスGP 7/7 7/8 7/9 シルバーストーン ロードコース
12 ハンガリーGP 7/21 7/22 7/23 ハンガロリンク ロードコース
13 ベルギーGP 7/28 7/29 7/30 スパ・フランコルシャン ロードコース
14 オランダGP 8/25 8/26 8/27 ザントフォールト ロードコース
15 イタリアGP 9/1 9/2 9/3 モンツァ ロードコース
16 シンガポールGP 9/15 9/16 9/17 マリーナ・ベイ市街地 ストリート
17 日本GP 9/22 9/23 9/24 鈴鹿 ロードコース
18 カタールGP 10/6 10/7 10/8 ロサイル・インターナショナル・サーキット ロードコース
19 アメリカGP 10/20 10/21 10/22 サーキット・オブ・ジ・アメリカズ ロードコース
20 メキシコGP 10/27 10/28 10/29 エルマノスロドリゲス ロードコース
21 ブラジルGP 11/3 11/4 11/5 インテルラゴス ロードコース
22 ラスベガスGP 11/16 11/17 11/18 ラスベガス市街地コース ストリート
23 アブダビGP 11/24 11/26 11/27 ヤス・マリーナ ロードコース

※ Rの青文字は、スプリント開催グランプリ

2023年は、1戦増えているということもあり、

F1グランプリシーズンも期間が広がっています。

2022年と比較して開幕が2週間早くなっており、

最終戦も1週間遅くなっています。

開幕戦は、昨年と同様にバーレーンGPからスタートし、

最終戦も昨年と同じアブダビGPとなっています。

最初に発表された暫定カレンダーでは、第3戦オーストラリアGPの後に、

第4戦として中国GPが計画されていましたが、

新型コロナウイルス感染症の影響がいまだ続いており、

2023年も開催を見送ることになりました。

その結果、第3戦オーストラリアGPから第4戦のアゼルバイジャンGPまでは、4週間空いてしまうことになります。

各グランプリの日程変動

各グランプリの日程が昨年と比較して

どのように動いているのか以下の表にまとめてみました。

分類 グランプリ 期間
日程が早まったグランプリ 1 バーレーンGP 2週間
2 サウジアラビアGP 1週間
3 オーストラリアGP 1週間
4 アゼルバイジャンGP 1ヵ月2週間
8 スペインGP 2週間
10 オーストリアGP 1週間
12 ハンガリーGP 1週間
13 ベルギーGP 1ヵ月
14 オランダGP 1週間
15 イタリアGP 1週間
16 シンガポールGP 2週間
17 日本GP 2週間
21 ブラジルGP 1週間
日程が変わらないグランプリ 5 マイアミGP
7 モナコGP
9 カナダGP
19 アメリカGP
20 メキシコGP
日程が遅くなったグランプリ 6 エミリア・ロマーニャGP 1ヵ月
11 イギリスGP 1週間
23 アブダビGP 1週間

昨年と比較して日程が早まっているグランプリが多いことがわかります。

特に第4戦アゼルバイジャンGPと、第13戦ベルギーGPは、

昨年と比較しても1ヵ月以上、早まっているので天候やレースコンディションに

どのような影響が出るのか気になるところです。

逆に第6戦エミリア・ロマーニャGPは、1ヵ月遅く開催されるので、

こちらも天候やレースコンディションに注目です。

各グランプリの気温変化

各グランプリの日程が変わったことで、

レースコンディションに影響する気温が

どれくらい変わるのか調べてみました。

※日付は決勝の開催日です
※気温は全て2022年のデータを使用しています
※開催日周辺の天候が晴れの日で調べています
※サーキットピンポイントの気温はわからないので2023年予想は主要空港の気温です

R グランプリ名 2022 2023 温度差
1 バーレーンGP 3/21 22℃ 3/5 21℃ -1℃
2 サウジアラビアGP 3/28 25℃ 3/19 25℃ 0℃
3 オーストラリアGP 4/10 27℃ 4/2 23℃ -4℃
4 アゼルバイジャンGP 6/12 25℃ 4/30 20℃ -5℃
5 マイアミGP 5/9 32℃ 5/7 29℃ -3℃
6 エミリア・ロマーニャGP 4/24 19℃ 5/21 24℃ +5℃
7 モナコGP 5/29 26℃ 5/28 23℃ -3℃
8 スペインGP 5/22 26℃ 6/4 23℃ -3℃
9 カナダGP 6/20 22℃ 6/18 24℃ +2℃
10 オーストリアGP 7/10 20℃ 7/2 25℃ +5℃
11 イギリスGP 7/3 18℃ 7/9 21℃ +3℃
12 ハンガリーGP 7/31 33℃ 7/23 30℃ -3℃
13 ベルギーGP 8/28 22℃ 7/30 21℃ -1℃
14 オランダGP 9/4 22℃ 8/27 21℃ -1℃
15 イタリアGP 9/11 28℃ 9/3 26℃ -2℃
16 シンガポールGP 10/2 29℃ 9/17 29℃ 0℃
17 日本GP 10/9 20℃ 9/24 25℃ +5℃
18 カタールGP 10/8 32℃
19 アメリカGP 10/24 30℃ 10/22 30℃ 0℃
20 メキシコGP 10/31 25℃ 10/29 24℃ -1℃
21 ラジルGP 11/14 22℃ 11/5 26℃ +4℃
22 ラスベガスGP 11/18 13℃
23 アブダビGP 11/20 27℃ 11/27 28℃ +1℃

※データ引用元は「Weather Spark」

調べた結果を見ると、各グランプリ、そこまで気温の変化は大きくなく、

レースに大きく影響が出ることはなさそうです。

気温の変化は、日付が半年や数か月単位で大きく変わらない限り問題なさそうです。

それよりも晴れ、曇りといった天候の変化の方が気温に与える影響は大きくなりそうです。

調べていてすこし気になったのは、2023年が初開催となる第22戦ラスベガスGP。

夜間に開催ということもあり、この時期のラスベガスは気温が低いことがわかりました。

他のグランプリと比較しても13℃は一番気温が低いので、

何かレースに与える影響が出てくるかもしれません。

スプリントが開催されるグランプリ

2023年は、グランプリの開催数だけでなく、

スプリントも昨年の倍である6戦で開催されます。

2023年 2022年
アゼルバイジャンGP
オーストリアGP
ベルギーGP
カタールGP
アメリカGP
ブラジルGP
エミリアロマーニャGP
オーストリアGP
ブラジルGP

これまでのオーストリアGP、ブラジルGPは、昨年と同様に継続となり、新たにアゼルバイジャンGP、ベルギーGP、カタールGP、アメリカGPが加わりました。

エミリアロマーニャGPは、2023年シーズンはスプリントの開催が見送られています。

その中でもアゼルバイジャンGPは市街地コースで初のスプリントとなり、カタールGPとアメリカGPは、スプリント連戦となります。

プレシーズンテストの日程

昨年は2回開催されたプレシーズンテストですが、

2023年は開幕1週間前の1回のみとなります。

開催日 2023年2月23日(木) ~ 2月25日(土) ※3日間
開催時間 午前の部:16時00分~20時00分 ※日本時間
午後の部:21時00分~1時00分  ※日本時間
サーキット名 バーレーン・インターナショナル・サーキット
開催国 バーレーン

昨年は、DAZNやフジテレビNEXTでも放送されていたので、

2023年も放送されるのか気になるところです。

この他にもフィルミングデーと呼ばれるプロモーションやマーケティングを目的としたプライベートテストを各チーム年2回(距離は100km以下)開催できるので、新車発表と同時にテストを行うチームもありそうです。

復帰・初開催のグランプリ

2023年は、1つのグランプリがF1に復帰し、1つのグランプリで初開催です。

復帰)第18戦 カタールGP

2021年の開催以来、1年の期間を開けて復帰するカタールGP。

昨年は、私も見てて盛り上がったサッカーワールドカップがあったため開催が見送られました。

サーキットは、ロサイル・インターナショナル・サーキットで、これまでと同じ。

レースは、夜に開催されるので、昼間とは違った雰囲気のレースを見ることができます。

このサーキットは、低速のコーナーも多く、タイヤのデグラデーションに注目のサーキットです。

初開催)第22戦 ラスベガスGP

アメリカの中で3番目に開催されるグランプリとして

2023年はラスベガスGPが開催れます。

こちらも実は復帰となるグランプリで、

過去に1981年と1982年にシーザーパレスGPとして

F1を開催した実績がありますが、

今回は当時とはまったく異なるエリアでの開催であることから、

復帰というよりは初開催に近いグランプリとなります。

ラスベガスの市街地を走るコースレイアウトで

さらに夜間の開催と、煌びやかなネオンを走り抜けるF1マシンが見れそうです。

カレンダーから消えてしまったグランプリ

昨年は開催していたものの、残念ながら2023年のカレンダーからは

消えてしまったグランプリもあります。

フランスGP

ポール・リカール・サーキットでのフランスGP開催を

2016年に5年契約し、2022年に契約延長とはならなかったため、

2023年のF1カレンダーからフランスGPがなくなることになりました。

過去にもフランスGPは、カレンダーから消えてしまったことがあり、

歴史のあるグランプリなだけに再び消滅してしまったことは残念です。

現役のフランス人F1ドライバーといったら日本にも馴染み深い

角田選手の元チームメイトであり、2023年はアルピーヌに移籍した

ガスリー選手です。

ガスリー選手が活躍し、またフランスGPの復活に期待したいところです。

改修が予定されているサーキット

2023年に改修が予定されているサーキットを一覧にしました。

第5戦 マイアミGP

サーキット名 マイアミ・インターナショナル・オートドローム
改修内容 コースの再舗装
目的 レースのオーバーテイク向上
課題 レコードラインを外れると路面のグリップ力が高くなり、オーバーテイクしにくくなる

コースレイアウトの変更は行われず、路面は全面的に再舗装される。

第16戦 シンガポールGP

サーキット名 マリーナベイ市街地コース
改修内容 レイアウト変更
目的 ラップタイムの短縮
課題 1周のラップタイムが100秒以上と長く、ほぼ100%の確率でセーフティカーが導入されるため、2時間制限ルールが適用される可能性が高い。

シンガポールGPの舞台であるマリーナベイ市街地コースは、1周のラップタイムが長いことで有名。

ターン16から19までの4つの直角コーナーが一掃され、直線とする改修が予定されています。(FIAの正式発表されていない)

2023年 注目グランプリ4選

2023年注目のグランプリを紹介します。

開幕戦 バーレーンGP

開催日 2023年3月3日 ~ 3月5日
サーキット名 バーレーン・インターナショナル・サーキット
所在国 バーレーン
注目ドライバー ルクレール
注目チーム フェラーリ

昨年と同様に開幕戦のバーレーンGPは、やはり注目のグランプリになります。

私の注目ポイントは、3つ!

・ フェラーリ2年連続の開幕勝利なるか!?

・ メルセデスの復活なるか!?

・ アルピーヌのガスリー選手の速さは!?

昨年は圧倒的な強さでダブルタイトルを獲得したレッドブル!

2023年は、妥当レッドブルとして、どのチームが対抗馬となるのかが注目です。

昨年のバーレーンGPでは、圧倒的は速さを見せたフェラーリ!

このときは、フェラーリが最強と思っていたけど、

結果を見てみればレッドブルの圧勝!!

本当か嘘か、フェラーリPU本来の力を発揮できるか気になります。

さらに2つ目は、昨シーズンの後半戦に復調の兆しが見えてきたメルセデス。

2023年シーズンはレッドブルの対抗馬になるまで完全復活となるのか注目です。

最後の3つ目は、アルピーヌ。

ワークスでありながら、レッドブル、フェラーリ、メルセデスに追いつけないでいる。

この状況をガスリー選手が加わって打開できるのか?気になるところです。

蓋を開けてみなければわからないバーレーンGP見逃せません。

第11戦 イギリスGP

開催日 2023年7月7日 ~ 7月9日
サーキット名 シルバーストーン・サーキット
所在国 イギリス
注目ドライバー ハミルトン
注目チーム メルセデス

昨年、唯一荒れたレースといえば、イギリスGPだったように思います。

周選手のクラッシュには、かなり緊張が走りました。

F1発祥の地でもあるイギリスで、今年はクリーンでガチガチのレースが観たいという希望も込めて注目レースにしました。

注目の1つは、ハミルトン選手です。

ベッテル選手が引退し、次はアロンソ選手の可能性が高いわけですが、

同じチャンピオンとして復活が望まれているのがハミルトン選手。

2023年の注目ドライバーの一人はハミルトン選手だと個人的には思っています。

チームメイトであり同じ母国のラッセル選手とのポイント争いで、

どのような状況になってイギリスを迎えるのか注目です。

さらに、2つ目の注目としてイギリスには、F1チームのファクトリーも多いので、

各種アップデートパーツも持ち込まれます。

ここでの各チームの戦闘力差にも注目すべきところです。

第17戦 日本GP

開催日 2023年9月22日 ~ 9月24日
サーキット名 鈴鹿サーキット
所在国 日本
注目ドライバー 角田 裕毅
注目チーム アルファタウリ

例年10月に開催されていた日本GPが、2023年は9月に開催されます。

昨年の日本GPは、決勝の観客動員数が10万人に満たなかったものの、

3年ぶりの日本GP、

フェルスタッペン選手のドライバーズチャンピオン決定の可能性があり、

角田選手の日本凱旋レース、

ベッテル選手の日本GPラストレースと

話題も多く、天候は正直厳しい状況でしたが、

それでも大いに盛り上がりました。

2023年も引き続ぎ角田選手が、今度はアルファタウリの中心的存在になり、

再び日本に凱旋してくることと、

ホンダもPU面で引き続ぎレッドブルをサポートしており、

大いにJapanパワーが期待できるグランプリになります。

開催される9月後半は、10月のときよりも、気温はまだまだ暑い印象。

今年は、いろんな意味で熱い!熱い日本GPになるかもしれません。

第22戦 ラスベガスGP

開催日 2023年11月16日 ~ 11月18日
サーキット名 ラスベガス市街地コース
所在国 アメリカ
注目ドライバー フェルスタッペン
注目チーム レッドブル

アメリカのF1開催がついに年間3戦となりました。

近年、アメリカではF1人気が高まっていて、

これまでのマイアミGPとアメリカGPを見ても、

ものすごい盛り上がりを見せています。

そんなF1で盛り上がっているアメリカが、

ついにあのカジノやギャンブルの町に上陸してきます。

しかも夜のグランプリ開催。

ラスベガスのネオンが煌めく中で開催されるF1グランプリは、

いったいどのようなグランプリになるのか!?

今まで見たことがないグランプリが、見れるかもしれません。

最後のまとめ

2023年のF1グランプリは、1戦増えて全23戦での開催。

スプリントも倍の6戦が開催されます。

そしてF1グランプリの盛り上がりは、これまでの欧米から米国、中東へと広がりつつあります。

世界最高峰の自動車レースであるF1が、

これまでなかなか伝わらなかった地域に広がっていくことは、

多くのインパクトを国やそこで観た人々に与えることは間違いありません。

そして、それを見た国や人々が新たな技術革新につながってくれることを祈るばかりです。

私たちF1ファンにとっては、もちろんエキサイティングなレースが見たいと思いますし、

そのF1に注がれている技術や戦略にも注目したいところです。

F1グランプリを生で見てみたい!テレビ放送だけではもったいない。

そう思わせてくれるようなグランプリになってほしいですし、

そう思ってくれるための情報を私も発信していけたらと思います。

F1を生で観る価値。それは人それぞれかもしれませんが、

私はF1で本当の技術。世界最高峰の技術を感じることができました。

そのことこそが宝物になります。

2023年の開幕は、これまでよりも2週間早いです。

あっという間にやってきます。

これから新車発表やテストも行われますので、

開幕まで徐々に盛り上がっていきたいと思います。

2023年のF1も今からワクワクしています!楽しみなことばかりです。