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こんにちは。ひでまるこです。

1週間のお休みをはさんで、今週末はF1グランプリがあります!

今日は、2019年以来、3年ぶりの開催となる

第3戦オーストラリアGPの見どころについて

フリー走行1回目と2回目の結果を踏まえつつ紹介したいと思います。

F1が大好きな方、

F1に興味がある方、

2022年のF1を知りたい方、

F1をとことん楽しみたい方、

今週末のオーストラリアGPを楽しむきっかけになればと思っています。

それでは、いってみましょう!

フリー走行1・2回目の結果

まずは、フリー走行1回目の結果です。

今年の序盤は、フェラーリ vs レッドブルのトップ争いになっています。

第3戦オーストラリアGPでもその傾向は変わらず。

今回もフェラーリやや有利かっ!?といった結果です。

マクラーレンが、セッティングがうまくいっているのか、いい位置にいますね。

続いてフリー走行2回目の結果です。

レッドブルがトップのルクレールと0.2秒差まで近づけてきました。

この0.2秒差が、前回のサウジアラビアGPでも同様のギャップだったので、

ここでもフェラーリは速そうです。

タイムを見ると既に2019年を上回るタイムなので、

コース改修の影響もあり、より高速サーキットになっています。

アルピーヌ勢が好調なのもポイントです!

初オーストラリアGPとなる角田選手も12番手につけています。

ガスリー選手とはまだ差がありますが、どこまで詰めてこられるかがポイントです。

【見どころ①】より高速化に改修されたアルバートパーク・サーキット

2年間開催されなかったアルバートパーク・サーキットですが、

この間、コースレイアウトの改修が行われました。

最初の見どころは、さらに高速化サーキットに変わった

アルバートパーク・サーキットの高速バトルです!

以下が新しいレイアウトになります。

改修されたのはコーナーで、赤い部分になります。

1コーナー、3コーナー、6コーナー、15コーナーは、

コーナーの半径がやや緩やかになりました。

これは、コーナーでの速度を速くするための改修とのこと。

逆に13コーナーは、半径がやや厳しくなっています。

これは、オーバーテイクポイントとするための改修ですね。

一番、驚いたのは9コーナーと10コーナーのところ。

コーナーというのがなくなり、ほぼ直線になっています。

バックストレートが延長された感じです。

今回の改修によって、なんと!1周あたりタイムが5秒も縮まると予想されてます。

さらに高速サーキットに変貌したアルバートパーク・サーキット。

よりスリリングなバトルが見られるのか注目です。

【見どころ②】初の4箇所DRSゾーンバトル

2つ目の見どころは、DRSを使ったオーバーテイクショーに注目です。

DRSとは、ドラッグリダクションシステムの略で、

主にF1マシンのリアウィングが可動し、空気抵抗を低減してストレート速度を上げるシステムのこと。

今回のオーストラリアGPでは、このDRSを使える場所は、

F1史上最も多い、4箇所になっています!

4箇所のDRSゾーンは、以下の通りです。

ちょっとわかりずらいですが、上の図の緑の点線部分になります。

そして、このDRSを使用するには、条件がありまして、

前の車とのタイムが1秒以内でないと使用できません。

その差を計測するポイントをディテクションラインとかディテクションゾーンと言われていて、2箇所あります。

6コーナーと7コーナーとの間と13コーナーの手前です。

例えば13コーナーの手前で前の車との差が1秒以内であれば、

メインストレートでDRSを使えて、さらに1・2コーナーを抜けた先でもDRSが使える。

これによってどんなバトルが生まれるのか!?

どんな戦略が見られるのか!?

初の試みなだけに、かなり注目のポイントになります。

【訂正】

F1史上初の4箇所DRSでしたが、フリー走行3回目の直前で変更の発表があり、

DRSゾーンは、3箇所となりました。

減ったところは8コーナーから9コーナーにかけてのDRSゾーンです。

理由は安全面ですが、確かに9・10のコーナーは緩やかですが難しいコーナーなので、

私はこの判断は正しいと思います。

1箇所減りましたが、コーナー挟んでのダブルDRSゾーンは、

まだ残っているので、どんなバトルが見られるのか楽しみです。

【見どころ③】いつもと違うピレリタイヤのコンパウンド選択

3つ目の見どころはタイヤです!

タイヤのコンパウント選択がこれまでと違っています。

タイヤは、ハード、ミディアム、ソフトの3種類に、

それぞれピレリが準備しているC1からC5のタイヤ種類(コンパウンド)を割り当てています。

C1が最も固く、C5が最も柔らかい特性です。

今回は、オーストラリアGPでは、このように割り当ててきました。

ハード:C2

ミディアム:C3

ソフト:C5

これまでは、この選択だとソフトはC4が選ばれることが多かったんです。

でも、今回は1段階さらに柔らかいC5を投入し、

ミディアムとソフトとの差を広げています。

このことで、各チームがどのようなタイヤ選択をしてくるのか?

ミディアムとソフトとのタイム差がどれくらいになるのかが注目になります。

戦略面と性能差に注目です。

【見どころ④】フェラーリ vs レッドブル

この第3戦オーストラリアGPでも

フェラーリとレッドブル

ルクレール選手とフェルスタッペン選手

のトップ争いは目が離せません!

これまで同様にフェラーリやや有利はフリー走行を見ても変わらなそうですが、

それでも前戦のサウジアラビアGPでは、

多少の運もありますがフェルスタッペン選手が優勝しました。

0.2秒という差は、チーム戦略でも覆すことができるレベルの接戦です。

そして、初戦でノーポイントで終わったレッドブルは、

もうポイントを失うわけにはいきません。

これまでの傾向は、コーナーが速いフェラーリと直線の速いレッドブルです。

今年のフェラーリとレッドブルの接戦バトルを見られるだけでも、

今年のF1はとても面白い展開になっています。

フリー走行から既に接戦の予感は出ていますので要注目です!

【見どころ⑤】不気味なアルピーヌという存在

フリー走行2回目で4番手タイムをマークしたアルピーヌのアロンソ選手。

そして、6番手タイムは同じくアルピーヌのオコン選手。

オーストラリアGPで、ここまでアルピーヌ勢が好調です。

タイムもトップから0.5~0.6秒差と、1秒以内の差につけています。

アルピーヌが、フェラーリとレッドブルのトップ争いにどう関わってくるのかが

新たな注目ポイントになります!

特にアロンソ選手には注目です。

もともとドライビングは、かなりすごいドライバーなので、

一度前に出てしまうと、なかなか抜くのは困難になります。

アロンソ選手が、予選と決勝でどの位置でいるのか。

ここに注目であります。

【見どころ⑥】初のアルバートパーク・サーキットを走る角田選手

最後の注目ポイントは、我らが角田選手です。

実は、角田選手オーストラリアGP初となります。

もちろんアルバートパーク・サーキットも初です。

通常のサーキットとは違うストリートサーキットのアルバートパーク・サーキット。

そして、初経験のレイアウト。

厳しい条件下でどのような結果を出してくれるのか?

前戦は不運もあったので、まずは走り切ることが大切ですが、

フリー走行ではチームメイトのガスリー選手にとどかないものの

1回目で11番手、2回目で12番手もいい位置にいます。

適応能力のすごさはさすがです!

予選と決勝の位置、そしてガスリー選手とのポジション比較が注目になります。



以上がオーストラリアGPの見どころ6選でした。

今年のオーストラリアGPは、新しい要素ばかりなので、

どんなレースになるのか未知数な部分がいっぱいあります。

新しいバトルやレースが見られるであろうオーストラリアGPは、

かなり注目度高いこと間違いなしです!

2022年オーストラリアGPの放送スケジュール

予選:4月9日(土)15時00分(現地時間9日の16時00分)

決勝:4月10日(日)14時00分(現地時間10日の15時00分)

フジテレビNEXTでは、予選が14時50分から、決勝は13時20分から放送されます。

オーストラリアは時差がほとんどないので、リアルタイムで視聴しやすい時間帯ですね。