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【Danke Seb!ありがとうベッテル選手】2022 F1アブダビGPの見どころ5選

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こんにちは。ひでまるこです。

2022年のF1もついに最終戦を迎えました。

なんだか今年は、昨年に比べて長いグランプリだったと感じているのは私だけでしょうか?

昨年は、ハミルトン選手とフェルスタッペン選手が同ポイントで迎え、

タイトルをかけて歴史的なガチンコバトルとなりましたが、

今年は、既にチャンピオンが決まり、まったく違った雰囲気でのアブダビGPとなります。

とはいっても前戦のブラジルGPでついにメルセデスが今年初の優勝を獲得!

しかもワン・ツーフィニッシュであり、

ラッセル選手に至ってはスプリントレース、決勝、ファステストと最高ポイントを獲得!!

今年苦しんできたメルセデスが、ここでついに結果を見せてくれました。

こうなるとレッドブルも明らかにいつもとは違う焦りが見えた。

もちろんダブルタイトルを決めているので、すこし気のゆるみもあったのかもしれない。

ただF1というのは、実は途切れることのない戦いの連続であることも事実。

第22戦アブダビGPの見どころ5選を紹介します。

いつも通りF1観戦を盛り上げる開催国の料理やお酒も紹介しますね。

アブダビGPの放送時間

まずは、放送時間をチェックです。

セッション 日本時間 現地時間
FP1 11月18日(金)19時00分 11月18日(金)14時00分
FP2 11月18日(金)22時00分 11月18日(金)17時00分
FP3 11月19日(土)19時30分 11月19日(土)14時30分
予選 11月19日(土)23時00分 11月19日(土)18時00分
決勝 11月20日(日)22時00分 11月20日(日)17時00分

F1は、以下2つの方法で見ることができます。

フジテレビONE・TWO・NEXT

DAZN

どちらもフリー走行から予選、決勝と完全生中継です。

どちらの視聴方法が自分にあっているか知りたい方は、

以下のブログを参考にしてください。

https://hidemaruko-blog.com/2022f1_broadcast/

ヤス・マリーナ・サーキットとは

最終戦のアブダビGPの舞台となるのは、

アラブ首長国連邦のヤス島という島に建設されたヤス・マリーナ・サーキットです。

2009年にここでアブダビGPが開催されてから、

毎年最終戦のフィナーレを飾る場所となっています。

アブダビGPは、シーズンのフィナーレを飾るにふさわしい演出もなされるところ。

F1でも初めて夕方から夜にかけて開催されるトワイライト・レースとなります。

まさに日が沈むと共にF1もフィナーレを迎え、盛大に花火もあがります。

画像出典:FORMULA1-DATA

コースは、2つの特徴を持ったレイアウトになっています。

第1・2セクターは、ストレート中心の高速サーキットの特徴を持ち、

後半の第3セクターは、低速の90度コーナーなどもある

市街地コースのようなテクニカルな特徴を持っています。

2つの特徴を持っているという点では、

前戦サンパウロGPの舞台となったインテルラゴス・サーキットと同じであるが、

実際にインテルラゴスに比べ高低差がなく、

ほぼフラットで道幅が広いためタイヤの負荷は、

それほど高くはありません。

DRSゾーンは、2本のロングストレートに2箇所設けられており、

どちらもオーバーテイクポイントとなるが、

それほどオーバーテイクが多いサーキットではない。

サーキットの概要は以下のとおり。

サーキット名 ヤス・マリーナ・サーキット
所在国 アラブ首長国連邦
設立年 2009年
全長 5,281メートル
コーナー数 21
最大高低差 11 m
周回 反時計回り
周回数 58周
ピット長 / 損失時間 358m / 19.2秒
DRSゾーン 2箇所(5から6コーナーにかけて、8から9コーナーにかけて)
タイヤ ハード:C3、ミディアム:C4、ソフト:C5
平均速度 194km/h
最高速 336km/h

コースレコードは、2019年にメルセデスのハミルトン選手が記録した「1:34.779」となります。

ここでの優勝回数が最も多いのは、これまたハミルトン選手の5回。

前戦サンパウロGPでは、マシンにダメージがありながらも、

速さを見せて2位を獲得したハミルトン選手。

2023年は、はたしてどのドライバーが制するのか楽しみですね。

アブダビGPの見どころ5選

2022年の最終戦、アブダビGP見どころ5選を紹介していきます。

1.再び見れるか!ハミルトン vs フェスルタッペン

昨年は、同ポイントで迎えた最終戦アブダビGP。

フェスルタッペン選手が劇的な逆転劇で優勝を飾りワールド・チャンピオンとなりました。

あれから1年。

今年は、既にフェスルタッペン選手が2年連続のワールド・チャンピオンを獲得し、

勝負はついているのですが、

前戦ブラジルGP(サンパウロGP)で今年低迷していたメルセデスが、

ワン・ツーでフィニッシュ!

強いメルセデスが徐々に戻りつつあります。

そしてブラジルで見せた久々のハミルトン選手とフェルスタッペン選手の争い。

今年は、余裕で勝利を重ね。

レース運びも冷静な対応を見せていたフェスルタッペン選手に

世の中はチャンピオンになって成長したと評価していましたが、

もしかしたら、それはメルセデス、ハミルトンという存在が身近にいなかったからかもしれない。

ブラジルは、昨年のフェルスタッペン選手が顔を見せ、

みんながわかっていた本来の姿が見れたように思います。

そんな中で迎えるアブダビGP。

思い返してみれば、昨年のアブダビはフェスルタッペン選手は、

途中までハミルトン選手に完全に負けていた。

そこに勝利を見出してくれたのは、レッドブルというチームとペレス選手の存在だ!

でも、今年は状況は違う。ブラジルでの出来事も尾をひいている。

このような状況で果たしてハミルトン選手とフェスルタッペン選手が

ガチンコバトルをしたときに、どちらは勝利するのか?

まだメルセデスのマシンがレッドブルに追いついたと考えるのは、

時期早々ではあるものの、この2人のバトルが最終戦で最大の注目ポイントになります!

2.メルセデスがここでも速さを見せ完全復活となるか!?

メルセデスは、これまで絶対的王者でした。

F1がエンジンからパワーユニットになり、

そこからコンストラクターズ8連覇を達成!

無敵を誇ったメルセデスが、テクニカルレギュレーションが大きく変わった今年、失速した...。

今年のマシンであるW13は、ゼロサイドポッドというコンセプトのもと登場したが、

結果はバウンシングに悩まされ、速さを出せないでいた。

しかし、ここに来てコツコツ積み上げてきたマシンへの理解と

それに裏付けされたアップデートでマシンの戦闘力は徐々に上がり、

ブラジルGPでは、今年最強のレッドブルを完全に上回る結果となった。

これでメルセデスのマシンは、本来の戦闘力を取り戻し完全復活となったのか!?

個人的には、復活したと思っています。

理由は、バウンシングにあります。

そもそもメルセデス本来のマシンは、速いという認識です。

しかし、バウンシングがあるために、速さを活かすセッティングができなかった。

そのバウンシングが収まった現在。本来の速さが復活したと思っています。

アブダビで今シーズンの2勝目を飾るのか!?

そして、ハミルトン選手の今シーズン初優勝はあるのか!?

注目です。

3.同ポイントで2位争い!ルクレール vs ペレス

ドライバーズポイントラインキングでは、

現在、290ポイントでフェラーリのルクレール選手とレッドブルのペレス選手が並んでいます。

レッドブルとしては、ドライバーズチャンピオンを獲得し、

コンストラクターズチャンピオンも獲得。

そして、ここでペレス選手が2位になれば、ドライバーズタイトルワン・ツーを獲得し、

完全に2022年シーズンを制覇したことになります。

その結果を得るためにレッドブルはチーム一丸となって望んでいるものの、

前戦のブラジルGPでは、その中でチームに徹することができなかった出来事が起きてしまった。

チャンピオンであるフェスルタッペン選手の存在。

チームやペレス選手との間に、すこし溝ができてしまったようにも受け取れる出来事でした。

このような状況で最終戦を迎えることになり、

もちろんルクレール選手がペレス選手よりも前にゴールできるかは注目ポイントとなりますが、それ以上に、

レッドブルがペレス選手のドライバーズチャンピオンシップ2位獲得のために、

どこまで全力を尽くすのか!?

フェスルタッペン選手は、ペレス選手のための走りを見せるのか!?

そもそもペレス選手は、速さを見せるのか!?

ペレス選手を中心とした周りの動きが最大の注目ポイントになります。

ルクレール選手とペレス選手に目が離せません。

4.F1を離れるドライバーたちのラストレース

最終戦のアブダビGPを迎えるということで、

残念ではありますが、今シーズンでF1を去るドライバー、

今いるチームを去るドライバーが出てきます。

2022年でF1を去るドライバー

なんといっても今年F1を去るドライバーの中で、

一番の注目選手は、アストンマーティンのセバスチャン・ベッテル選手です。

4度のワールド・チャンピオンに輝き、F1史上最年少記録を次々に塗り替えた、

まさにF1界のレジェンドであり、尊敬すべきF1ドライバーです。

その人柄も含めて世界中に多くのファンがいることでも有名。

そんなベッテル選手がF1のラストレースで、どんな走りを見せてくれるのか!?

どんなパフォーマンスを見せてくれるのか注目になります。

続いては、マクラーレンのダニエル・リカルド選手

まだF1を完全に去ってしまうのかはわかりませんが、

現在所属しているマクラーレンとの契約は今年で終了となります。

もともとはレッドブル系からF1のトップドライバーまで登り詰めた選手。

リカルド選手がF1を離れて最も寂しいのは、

もちろん走りが見れなくなることもあるけど、

彼の笑顔が見れなくなるのが何よりも寂しい。

F1ドライバーで1番の笑顔の持ち主だから。

最後のレースでも、その笑顔が見れるのか注目です。

3人目は、ハースのミック・シューマッハ選手

あの伝説のミハエル・シューマッハの息子さんだ。

そんなF1の遺伝子を持っているミック選手も

厳しいF1の世界で結果を残すのに苦労することになった。

まだまだ年齢も若いのでカムバックする可能性は十分にある。

4人目は、ウィリアムズのラティフィ選手

ウィリアムズにドライバーとしてもスポンサーとしても力を発揮したドライバー。

走りには課題も多くあれど、いい意味でも悪い意味でも、

いろいろなことに関わるドライバーでした。

彼もまだまだ年齢的には若いので次なるステップが気になるところです。

2022年でチームを去るドライバー

なんといっても我らが角田選手のチームメイトである

アルファタウリのガスリー選手の移籍は衝撃だった。

レッドブルへの昇格が望めない中で選んだのは、

アルピーヌ、ルノーワークスだ。

チームメイトはオコン選手になる。

ツノ・ガスコンビとして仲がよかった2人だが、

今度の2人には、すこし過去の気になる出来事があるようだ。

ガスリー選手と角田選手の動向にも目が離せない。

続いて、ベッテル選手の後任としてアストンマーティンのシートに付くのが、

アルピーヌから移籍するアロンソ選手だ。

まだまだF1で走りたいするアロンソ選手が選んだ道。

これまでも記憶に残る数々のレースをしてきてくれただけに、

最終戦でのレースも見逃せない。

2023年のドライバーラインナップは、残すシートがウィリアムズの1枠のみとなります。

はたしてここにどのドライバーが入ってくるのか?

今回、F1を去るドライバーの中からも入ってくるかもしれません。

5.角田選手は来年につながる走りを見せられるか!?

昨年は、ここアブダビで来年に期待を持たせてくれるような

8位入賞といういい走りを見せてくれた角田選手。

今年はマシンの戦闘力が違うため、一概に比較はできないものの、

ここはチームメイトのガスリー選手を上回る結果を期待したい。

来年は、デ・フリース選手がチームメイトに加入し、

どちらがチーム内でのトップドライバーかを示さないといけないシーズン。

ここで結果を残してチームの指揮を、まずは角田選手に向かわせたいところです。

結果も大事だけど、内容も大事、角田選手の走りに目が離せません。

アブダビGP観戦のお供に

アブダビGPを見るのに最適な飲み物と食べ物を紹介したいと思います。

まずは、飲み物から!

チャイ

アブダビGPが開催されるアラブ首長国連邦は、

イスラム圏のため原則、飲酒は禁止されています。

そこでおすすめなのがチャイです。

紅茶をミルクで煮だしたもので、

インドからアラブで飲まれているお茶ですね。

今回は、特にアラブでは、このチャイにスパイスなどを

加えて飲む、マサラチャイが有名です。

いつもはお酒を紹介していますが、

たまにはお茶でF1もいいかもしれません。

フムス

UAEではもちろんのこと、

中東の広い地域で食べられている

代表的なアラブ料理に一つです。

ひよこ豆がベースになっているペースト状の食べ物です。

近年では、美容やダイエットにいいスーパーフードとしても人気とのこと。

一般的には、パンにつけて食べます。

最後のまとめ

ついに今年のF1グランプリも最終戦を迎え、

2022年はテクニカルレギュレーションが大きく変わり、

マシンの見た目だけでなく、勢力図も大きく変わった1年となりました。

速いフェラーリの復活!

王者メルセデスの失速。

強いレッドブルが、余裕の2連覇達成!!

などなど、

既にタイトルは決まっているものの、

昨年と違って最後までタイトルが決まらない接戦とはなりませんでしたが、

それでも毎戦、毎戦、バトルの多い見どころのあるレースが多かったように感じます。

F1としては、レギュレーションを変えたことで、

これまでよりもよりエキサイティングなレースを狙っていただけに、

その狙いはそこそこ成功したように感じます。

最終戦のアブダビGPは、そんな今年の狙いも振り返りながら見るのもいいかもしれません。

また、メルセデスがここに来て速さを取り戻しつつあります。

そして、フェラーリが序盤戦で見せていた速さが薄れつつあります。

来年は、レギュレーションが大きく変わらないことから、

2023年につながる勢力図が垣間見える最終戦は注目要素たっぷりです。

そして、F1を引退するベッテル選手の走りを目に焼き付けて、

今年のF1を終えることにしましょう。

Danke Seb!