こんにちは。ひでまるこです。
F1日本グランプリのチケットを購入するため、
2023年より導入されました
MobilityStation(モビリティステーション)のシステム
「仮想待合室」
2024年のチケット販売でもアクセス集中に伴う不具合の発生を防ぐため、
このシステムが採用されることが決まりました。
今日は、仮想待合室のシステムについて紹介したいと思います。
2023年版からシステムが変わっている部分もありますので、
事前に確認してみてください。
チケット販売システム「仮想待合室」とは
2023年のF1日本グランプリのチケット販売から
MobilityStation(モビリティステーション)が導入した
「仮想待合室」というシステム。
このシステムは、これまでモビリティステーションにアクセスが集中して、
サイトになかなかつながらずチケット購入までアクセスし続けなければいけない
ユーザーのストレスを解消するために導入されたものです。
その仕組みはモビリティステーションのアクセス数が処理できる最大値を超えると、
自動で「仮想待合室」のシステムに案内され、
オンライン上の待合室にて順番待ちとなります。
順番待ちのときは、自分がどのあたりの順番にいて、
あとどれくらい待てばいいのかを知ることができます。
混雑状況や待ち時間の目安を確認することができるのです。
進捗状況はリアルタイムに表示されている進捗バーで確認でき、
視覚的にも把握することが可能です。
このようなシステムを採用しているところは増えており、チケット販売だけでなく、ブラックフライデーのセール、新商品販売、公的機関の手続きなどにも採用されています。
5/14から一般販売開始のF1日本グランプリチケット。
アクセスが集中した際、サーバーダウンを防ぎ、公平性を実現するため、オンライン上の待合室にて順番待ちができるシステムを導入します。
※ブラウザのCookie設定を有効にする必要があります
詳しくはこちらhttps://t.co/9vhUUiGLAC#F1JP
— 鈴鹿サーキット Suzuka Circuit (@suzuka_event) May 11, 2023
12月10日(日)販売開始時のイメージ
まず、MobilityStation(モビリティステーション)でのF1チケット販売開始までの流れを紹介したいと思います。
チケット販売について
2024年F1日本GPのチケットは、
2023年12月10日(日)11時00分
から販売開始です。
2023年は観戦エリアの券種によって販売開始時間が異なっていましたが、
2024年は全観戦エリア(全券種)で販売開始が同じとなります。
但し、金曜日券のみ販売日が異なります。
また、チケット販売はこれまで
ローソンチケットやコンビニのローソンやミニストップに設置されている
店頭端末「Loppi」からでも購入することができましたが、
2024年のF1チケットは、
MobilityStation(モビリティステーション)のみ
日本国内から購入することができます。
その他にも電子チケットの導入など、2024年からの変更点があります。
以下の記事でまとめていますので、確認してみてください。
販売開始時の仮想待合室のイメージ
仮想待合室を利用したチケット販売は、このような流れになります。
F1日本グランプリのチケット購入は、サーバーに運よくつながった順番ではなく、
抽選によってチケットの購入順が決まるシステムです。
そのため自身が購入しようと思っているチケットの
販売開始30分前にMobilityStationへアクセスし、
チケット購入順を決める抽選に申込む必要があります。
購入までの例
ひでまるこは、F1日本GPをC席のHonda RBPT応援席で見ようと計画。
日本GPの観戦チケット販売開始時間は11時00分からであるため、
30分前の10時30分にMobilityStationの公式サイトにアクセスする。
すると下図のページにアクセス(遷移)され抽選申込みが完了。
11時00分のチケット販売開始まで待ちます。
《画像 モビリティランド》仮想待合室①
※10:29以前にMobilityStationへアクセスしている場合、仮想待合室は表示されません。10:30になったらブラウザのページ更新(キャッシュデータのクリア)を行わないと直ぐに表示が切り替わらない場合があります。
※10:30~10:59にMobilityStationにアクセスいただいた方が、11:00~の販売にむけた抽選の対象となります。
※購入席種に関わらず、ランダムで順番が決まります。
※時間の速さが抽選結果には影響しないため、あまり待ちたくない人は販売開始10~15分前にアクセスしても問題ありません。
11時00分になり抽選結果が表示され、
仮想待合室に遷移します。
《画像 モビリティランド》仮想待合室②
すると、あとどれくらい待てば購入サイトにアクセスできるのか
予定時刻と待ち時間の目安を知ることができます。
順番が来るとMobilityStationのサイトにアクセスするための案内画面になり、
MobilityStationのチケット購入ページへアクセスすることが可能となります。
《画像 モビリティランド》仮想待合室③
MobilityStationのチケット購入ページへアクセスしたら
狙っていたC席の観戦チケットを購入となります。
※MobilityStationのチケット購入ページへアクセス可能となってから30分以内に購入する必要があります。30分経過すると再度並び直すことになり、その間に操作中の作業はすべてやり直しとなります。
※アクセス可能になってから10分以内にMobilityStationのチケット購入サイトへアクセスがない場合も再度並び直すことになります。
《画像 モビリティランド》仮想待合室④
抽選申込みの時間
抽選申込みの時間は、
2023年12月10日(日)
10時30分 ~ 10時59分
販売開始の30分前から販売開始までの時間が抽選申込み可能な時間帯となります。
まず重要なのは、
チケット販売開始の30分前以内に抽選申込みをする
ことです。
その他のQ&A
仮想待合室を使ったチケット販売のQ&Aをまとめてみました。
質問 | 回答 |
仮想待合室は、販売される席種によって別々に購入順番が設定されるものですか? | 購入席種に関わらず、ランダムで順番が決まります。 |
抽選申込みに間に合わず、チケット販売開始時間後に購入ページへアクセスした場合の順番は、どのようになりますか? | 抽選申込みした人の列の後ろに先着順で並ぶことになります。 |
混雑が解消されMobilityStationが販売できる閾値をアクセス数が下回った場合に仮想待合室は、なくなるのでしょうか? | 混雑解消された場合は仮想待合室は表示されません。 直接MobilityStationにアクセスすることができます。 |
仮想待合室を利用するための注意点
今回の一般販売で導入される仮想待合室を利用するために、1つだけ注意点があります。
それは、
ブラウザのCookie設定を有効にする
以下の手順で自身が使っているブラウザのCookie(クッキー)が有効になっているか確認してみましょう。
Chrome(クローム)
- GoogleChromeを起動し、右上の設定アイコン(「・」が縦に3つ並んだアイコン)をクリックします。
- 「設定」をクリックします。
- 左側のメニューから「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。
- 「サイトの設定」をクリックします。
- 「Cookieとサイトデータ」をクリックします。
- 「Cookieをすべて受け入れる」をクリックします。
Edge(エッジ)
- Edgeを起動し、画面右上の「・・・」をクリックします。
- 「設定」をクリックします。
- 左側のメニューから「Cookieとサイトのアクセス許可」をクリックします。
- 「Cookieとサイトデータの管理と削除」をクリックします。
- 「Cookieデータの保存と読み取りをサイトに許可する」をクリックしオンにします。(ボタンの背景が青になっていればオンです)
Safari(サファリ)
- [Safari]メニューから[環境設定]をクリックします。
- [プライバシー]をクリックします。
- 「CookieとWebサイトのデータ」の「すべてのCookieをブロック」のチェックをはずします。
その他の仮想待合室に関する注意点
最も注意すべき点は、「ブラウザのCookie設定を有効にすること」でしたが、その他にもいくつか注意点があります。
- 仮想待合室に表示される待ち時間はあくまでも目安であり、サイトの混雑状況に応じて待ち時間が変動する
- 仮想待合室の画面は閉じてはいけない
- ブラウザのCookie設定が有効、且つ仮想待合室を閉じなければ、スリープモードになっても、他の事をしていても待ち番号は失われない
- 順番が来てから、何もせずに10分が経過すると順番が無効になる(並びなおし)
【MobilityStationの推奨環境】
■PC
<Windows>
・Edge(最新版)
・Mozilla Firefox(最新版)
・Google Chrome(最新版)
<MacOS>
・Safari(最新版)
■スマートフォン
・iOS(最新版)標準ブラウザ
・Android6.0以降 標準ブラウザ
仮想待合室のメリット
モビリティステーションが導入した仮想待合室のシステム。
我々、購入するユーザー側にも多くのメリットがあります。
・どれくらいで購入できるのかおおよその目途が立つ
・順番制の購入になるため、不要にアクセスする必要がなくなる
・待ち時間の終りがわかり不安が軽減される
・購入までスムーズに画面が遷移する
2023年のF1日本GPのチケット購入は、ストレスなく購入することができました。
最後のまとめ
2023年から導入された仮想待合室のシステムは、
これまで感じていたチケット購入のストレスがかなり解消されました。
実際にチケット購入を完了するまで待ち時間もあわせて約1時間でした。
2022年が約1時間半だったので、30分ほど短縮されましたが、
こればかりは抽選の運にもよるかもしれません。
それよりも待ち時間中にサイトへアクセスし続けなければいけないことが
なくなったことがとてもありがたい印象が強かったです。
自分の運試しにもなりますし、楽しみながら挑戦したいと思います。
鈴鹿サーキットの観戦エリアの決め方については、以下の記事を参考にしてみてください。