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こんにちは。ひでまるこです。
今週もF1グランプリがあります!
2週連続となる第2戦の舞台は、サウジアラビアです。
昨年は、12月に開催されたサウジアラビアGPですが、
今年は3月に開催されることになりました。
今日は、開幕戦の結果とフリー走行1回目と2回目の結果を踏まえて、
第2戦サウジアラビアGP予選と決勝の見どころについて紹介していきます。
今までF1を見たことがない方、
毎年F1を見れるファンの方、
2022年のF1を知りたい方、
F1をとことん楽しみたい方、
今回もブログを見ていただけたら幸いです。
開幕戦バーレーンGPの結果を振り返る
まずは、予選と決勝の結果についてです。
予選の結果(トップ4)
順位 | ドライバー | チーム | タイム |
1 | ルクレール | フェラーリ | 1:30.558 |
2 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:30.681 |
3 | サインツ | フェラーリ | 1:30.687 |
4 | ペレス | レッドブル | 1:30.921 |
決勝の結果(ポディウム)
順位 | ドライバー | チーム | ピット回数 |
1 | ルクレール | フェラーリ | 3 |
2 | サインツ | フェラーリ | 3 |
3 | ハミルトン | メルセデス | 3 |
予選ではトップタイムをフェラーリのルクレール選手がマークして、
テストの時にもある程度わかってはいましたが、
今年のフェラーリが間違いなく速いことを証明してくれました。
そして、改めて今年のF1は、フェラーリ vs レッドブルになるであろうと
勢力図が見えてきたのです。
しかし、決勝ではレッドブルが表彰台にのぼることができませんでした。
マシントラブルによって、フェルスタッペン選手とペレス選手、両方ともリタイヤとなったのです。
ここにきてレッドブルには、信頼性の問題が出てくることになりました。
バーレーンのテストでもちょっとした傾向は出ていたのですが、
それでも大事な決勝の舞台で、明らかに出てしまうとは、
レッドブルらしくない、かなりつらい結果となりました。
開幕戦でわかったのは、以下のポイント。
・フェラーリの速さは本物!予選と決勝ともに速い!!
・レッドブルは信頼性に問題あり(アルファタウリも)
・ルクレール選手の走りが輝いている
・フェラーリパワーユニット勢が好調
・昨年よりも全体的に接戦となっている
・グランドエフェクトカーになったことによるオーバーテイクシーンの増加は未知数
これらが第2戦サウジアラビアGPの見どころにつながってきます。
フリー走行1・2回目の結果
続いて昨日行われたフリー走行1回目と2回目の結果です。
フリー走行1回目(トップ3)
順位 | ドライバー | チーム | タイム |
1 | ルクレール | フェラーリ | 1:30.772 |
2 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:30.888 |
3 | ボッタス | アルファロメオ | 1:31.084 |
フリー走行2回目(トップ3)
順位 | ドライバー | チーム | タイム |
1 | ルクレール | フェラーリ | 1:30.074 |
2 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:30.214 |
3 | サインツ | フェラーリ | 1:30.320 |
フリー走行2回目の4番手はレッドブルのペレス選手が来ており、
第2戦でもフェラーリ vs レッドブルの戦いになりそうです。
この2チームにちゃんとメルセデス陣営も続いているので、
徐々にではありますがデータが集まり改善の傾向がみられていると思われます。
これらの結果を踏まえて、第2戦サウジアラビアGPの5選を紹介します。
【見どころ①】フェラーリ vs レッドブル
まず最初は、これしかありません!
開幕戦でもレッドブルはマシントラブルでリタイヤになったとはいえ、
終盤までフェラーリと激しいトップ争いをしていました。
レース巧者は、終始フェラーリだったので、そのことに驚いた人もいるかもしれません。
というのも予選はフェラーリが速くても決勝ではレッドブルの方が速いと予想していた人が多かったのです。
フェラーリとレッドブルのバトル、こういうところに注目してみてください。
最高速に注目
第2戦のサウジアラビアGPが開催されるジェッダ市街地コースは、
F1シーズンの中でも超高速サーキットで有名です。
前戦のバーレーンGPの最高速でトップだったのは、
レッドブルのフェルスタッペン選手で327.9km/hです。
一方で最も最高速が遅かったのは、
フェラーリのルクレール選手で302.6km/hとなっています。
はたして、超高速サーキットであるジェッダ市街地コースでも
この傾向は変わらないのか注目点になります。
超高速サーキットなので最高速が速いレッドブルの方が有利にも見えますが、
もしフェラーリのルクレール選手の最高速がのびてくれば、
さらにフェラーリは強さを見せることにもなります。
最強フェラーリとなるのか注目です。
デグラデーションに注目
デグラデーションとは、タイヤの性能劣化によるタップタイムの変化のことになります。
F1マシンは周回を続けるとタイヤを消耗するので、ラップタイムが徐々に落ちていきます。
もちろん燃料も軽くなるので、タイヤの摩耗と燃料の関係でタイムが出てきます。
前戦のバーレーンGPでは、最高速はレッドブルが速いのに、勝ったのはフェラーリ、
何故なのか?
一つの要因として、このデグラデーションがあります。
レッドブルはデグラデーションが大きく、フェラーリは小さい傾向にあるのです。
なのでレース全体を通してみればフェラーリの方が速い結果となりました。
この傾向はサウジアラビアGPと同様なのか注目になります。
これら最高速とデグラデーションを踏まえつつ、
フェラーリとレッドブルの戦いに注目してみると、
どちらが優位な立場にあるのかわかり、レースがおもしろくなります。
【見どころ②】ルクレール vs フェルスタッペン
見どころの2つ目は、ドライバーです!
バーレーンGPでも熱いバトルを見せたルクレール選手とフェルスタッペン選手。
そんな中、常に昨年のチャンピオンであるフェルスタッペン選手の前を入っていた
ルクレール選手に注目が集まっています。
もともと速いドライバーだとは知っていましたが、成長している姿にビックリしたのです!
フェラーリが、なかなか優勝できない時期が続き、
その中でルクレール選手は、自分が最大限できることに注力し、
成長していたことを見せてくれています。
レーシングラインの取り方は、コーナーの速度調整など、見事です。
もちろんフェルスタッペン選手も、速いドライバーですから、
おそらく今週末のサウジアラビアGPでも二人の激しいバトルが見れること間違いないので、手に汗握る戦いが見どころになります。
【見どころ③】レッドブルRB18の信頼性
バーレーンGPでは、マシントラブルによりノーポイントとなったレッドブル。
原因は、燃料システム内が真空状態になったことだと公表されています。
どうやらこの真空状態が原因でポンプで燃料をエンジンに送ることができなかったようです。
ただ何が原因で燃料システム内が真空状態になったのかは、よくわかっていません。
レッドブルチームとしては、既にその問題を解消してサウジアラビアGPには臨んでいるようです。
しかし、フリー走行2回目では、同じパワーユニットを使うアルファタウリの角田選手にそのパワーユニット関連のトラブルが出ています。
テストでもトラブルは出ていたのですが、ここにきて問題になっているマシンの信頼性。
マシンのコンセプトを大きく変えたときは、どうしても出てくるものですが、
この第2戦でちゃんと解消されるのか注目です。
逆にいえば、ここで解消されなければ、直ぐには解決できず、長引く恐れもあります。
【見どころ④】得意のジェッダで角田選手は再びガスリー選手を上回れるか!?
4つ目の見どころは、やっぱり我らが角田選手です。
昨年もここサウジアラビアGPでは、予選からガスリー選手をタイムで上回っていた角田選手。
フリー走行2回目でも、角田選手が10番手タイムで、ガスリー選手が12番手タイムと上回っています。
バーレーンでは、レッドブルパワートレインズ勢では唯一ポイントを獲得。
結果を残した角田選手でしたが、予選も含めタイムではガスリー選手を上回れなかった。
角田選手が得意としているかわかりませんが、
ここジェッダ市街地コースでガスリー選手のタイムを上回れば、
さらにチームの評価も上がってくるはずです。
サウジアラビアGPの角田選手の走りからは目が離せません。
ガスリー選手がパワーユニット交換していただけに、ほんとマシントラブルだけが心配です。(可能性高そうな気がする)
【見どころ⑤】3月のサウジアラビアGP
今年で2回目の開催となるサウジアラビアGPのジェッダ市街地サーキット。
昨年は、12月に開催されましたが、今年は3月の開催となっています。
それによって気温の変化もあるんです。
2021年12月 | 2022年3月 | |
天気 | 晴れ | 晴れ |
気温 | 28.6℃ | 21.0℃ |
路面温度 | 31.9℃ | 24.0℃ |
今回の開催の方が気温が5℃以上、下がっています。
タイヤへの摩耗や熱の入り方など気になる点はあるのですが、
ここは市街地サーキットなので、コース脇がすぐにウォールとなっているだけに、
マシンのクラッシュなど荒れたレースにならないか心配です。
現にフリー走行2回目では、フェラーリが2台とも接触で走れていないので...。
気温の変化がレースにどのような影響をもたらすのか、
何か関係のあることが起きるのか注目になります。
以上がサウジアラビアGPの予選と決勝の見どころ5選となります。
2022年 サウジアラビアGPの放送スケジュール
予選:3月27日(日)2時00分(現地時間26日の20時00分)
決勝:3月28日(月)2時00分(現地時間27日の20時00分)
フジテレビNEXTでは、予選が1時50分から、決勝は1時20分から放送されます。
時間帯が真夜中なので、放送を見て、そのまま仕事になりそうです。
ただ実際にグランプリが開催されるかは微妙なところになっています。
ジェッダ市街地コースから約16kmはなれている石油精製施設でテロが発生。
犯行声明も発表されていて、グランプリができる状態ではなくなっているのが現状です。
まだ中止の発表はなされていませんが、安全を第一に考えた行動が伴われると思っています。