こんにちは。ひでまるこです。
2025年のF1日本GPチケット販売まで1週間をきりました。
いよいよチケット争奪戦が始まります!
といっても、そこまで争奪戦にならないような仕組みが現在は導入されています。
今回は、はじめての方でもF1日本GPのチケットを迷わず購入できるように、購入の基礎知識や仕組みをご紹介したいと思います。
ぜひ、最後までご覧ください。
F1日本GP開催日のおさらい
2025年のF1日本GPの日程は、2024年に引き続き春開催2年目となります。
桜の満開と重なりF1と桜のコラボが見れるのか楽しみです。
日付 | セッション |
4月4日(金) | FP1・FP2 |
4月5日(土) | FP3・予選 |
4月6日(日) | 決勝 |
※正式には発表されていませんが、4月3日(木)からピットウォークやストレートウォークなどのF1イベントが開催されると思われます。
画像出典:鈴鹿サーキット
F1チケットの仕組みは?
はじめてF1チケットを購入する人にとって日本GPは3日間開催されることはわかったけど、チケットはどのように購入したらいいのか?チケットは何日間有効なのか?迷うこともあると思います。
そこでF1チケットの仕組みについて解説します。
・F1チケット1枚で3日間有効
・年齢区分は4つに分かれている
・サービスで開催週の木曜日も入れる
・アトラクション乗り放題のパークパスポート付き
・木、金曜日は一部の観戦エリアを除き自由に観ることができる
・駐車券は別途必要
これらについて、さらに詳細を解説します。
F1チケット1枚で3日間有効
F1のチケットは、1枚購入すると開催期間中の金・土・日、3日間有効なチケットになります。
そのため金・土・日、それぞれで購入する必要はありません。
1枚のチケットを金・土・日で使用します。
年齢区分は4つに分かれている
F1のチケットの年齢区分は、以下の4つに分かれています。
大人 :24歳以上
U23 :高校生~23歳
子ども:小・中学生
幼児 :3歳~未就学児
この年齢区分は、2025年4月6日(日)時点での年齢で購入する必要があります。学年の変わり目にもなりますので注意してください。
年齢区分の変更は電子チケットで購入した場合のみ「大人」への変更のみが可能です。変更した際は差額の精算が必要になります。
また観戦エリアによっては、年齢区分が4つに分かれていないチケットもあります。
サービスで開催週の木曜日も入れる
F1のチケットは、3日間(金・土・日)有効と書きましたが、サービスで開催週の木曜日(4月3日)も鈴鹿サーキットへ入園することができます。
よって、F1チケット1枚で4月3日(木)から6日(日)までの4日間、鈴鹿サーキットへ入園することが可能です。
アトラクション乗り放題のパークパスポート付き
鈴鹿サーキットには、サーキットだけでなく、様々なアトラクションがあります。
子どもが楽しめるものから、大人も楽しめるものまで、全部で31種類のアトラクションが存在します。
そのアトラクションを何回でも乗ることができる。乗り放題パスポートがF1チケットには組み込まれています。チケットを見せることで、何度でもアトラクションを楽しむことができます。
木・金曜日は一部の観戦エリアを除き、自由に観ることができる
F1日本GPの観戦エリアは、指定席エリアと自由席エリアの2つに分かれています。
土曜日と日曜日は、下記のチケット販売形式の通りに指定席と自由席が分かれています。
種類 | 観戦エリア(土・日) |
指定席 | Formula 1 Paddock Club™・VIPスイート・プレミアム・GRAN VIEW・R-BOX・S-BOX・V1席・V2席・A1席・A2席・B1席・B2席・C席・D席・E席・G席(130R側)・H席・I席・Q1席・Q2席・R席・S席(ファミリーシート)・カメラマン専用エリア |
自由席 | G席(立体交差側)・J席・L席・M席・N席・O席・P席・デグナー場外エリア |
しかし、木曜日と金曜日に関しては、指定席の一部が自由席となり、もともと指定席の観戦エリアでも自由に観ることができます。
種類 | 観戦エリア(木) |
指定席 | Formula 1 Paddock Club™・VIPスイート・プレミアム・カメラマン専用エリア |
自由席 | GRAN VIEW・R-BOX・S-BOX・V1席・V2席・S席(ファミリーシート)・A1席・A2席・B1席・B2席・C席・D席・E席・G席(130R側)・G席(立体交差側)・H席・I席・J席・L席・M席・N席・O席・P席・Q1席・Q2席・R席・デグナー場外エリア |
種類 | 観戦エリア(金) |
指定席 | Formula 1 Paddock Club™・VIPスイート・プレミアム・GRAN VIEW・R-BOX・S-BOX・V1席・V2席・S席(ファミリーシート)・カメラマン専用エリア |
自由席 | A1席・A2席・B1席・B2席・C席・D席・E席・G席(130R側)・G席(立体交差側)・H席・I席・J席・L席・M席・N席・O席・P席・Q1席・Q2席・R席・デグナー場外エリア |
駐車券は別途必要
F1チケットに駐車券のサービスは組み込まれていません。
車で鈴鹿サーキットへ来園する場合は、別途、駐車券が必要となります。
F1のチケットは電子チケット
2024年よりF1日本GPの観戦チケットに電子チケットが導入されました。
2025年においては観戦チケットだけでなく、駐車券についても電子チケットが導入されます。
電子チケットとは
電子チケットとは、スマートフォンやタブレットなどの電子端末にチケット情報が保存され、端末にQRコードやバーコードとして表示して読み取ることでサービスを利用することが可能です。
利用者にとっては偽造や紛失のリスクが低く安全性が高いことやチケットの発券や受け渡しが24時間対応できるメリットがあります。
デメリットとしては、稀ですが電子端末の電池切れや故障などの場合、チケットが利用できなくなる点や、インターネットの障害によっても利用できなくなる場合があります。
なによりデジタルデータのため、紙チケットのように現物を記念に残せないことが残念という意見もあります。
画像出典:鈴鹿サーキット
スマホがなくても大丈夫!紙の発券も可能です
スマートフォンを持っていないという方もいると思います。
その場合でも安心してください。プリンタを持っていれば、所定の方法で電子チケットのQRコードを印刷することで、チケットとして利用することができます。
また、チケットの支払方法をセブンイレブン店頭支払いにした場合のみ、セブンイレブンの店頭で発券することが可能です。(※クレジットカード支払いではセブンイレブン店頭発券はできません)
セブンイレブンで発券する場合は、店頭支払手数料220円/1件と発券手数料110円/1枚が掛かります。
チケット購入の基礎知識
2025年F1日本GPのチケット購入方法に関する基礎知識を紹介します。
・チケットは10月13日(日)11時00分から販売開始
・チケット販売は「MobilityStation」のみ
・販売開始時より指定席の座席選択が可能
・同時に購入できる枚数は観戦エリアによって違う
・支払方法はクレジットカード及びセブンイレブン店頭支払のみ
・公式のリセールサービスが利用できる
チケットは10月13日(日)11時00分から販売開始
2025年F1日本GPのチケットは、
2024年10月13日(日)11時00分
から販売開始です。
但し、抽選申込の受付開始は10時30分 ~ 10時59分なので注意してください。
2024年と同様に全観戦エリア(全券種)で販売開始が同じとなります。
金曜日券のみ販売日が後日発表となっています。
販売の終了は、2025年4月3日(木)23時59分までです。
早めのチケット購入をおすすめします。
チケット販売は「MobilityStation」のみ
2025年においてもF1日本GPのチケットは、
MobilityStation(モビリティステーション)のみ
日本国内から購入することができます。
画像出典:鈴鹿サーキット
日本国外からは、MobilityStationで購入することができず、
F1公式のチケットサイトから購入することになります。
画像出典:鈴鹿サーキット
日本国内と海外で購入する方法が違いますので注意してください。
販売開始時より指定席の座席選択が可能
2025年においてもチケット販売開始直後から座席指定が可能です。
そのため事前にいくつか席番号(○ブロック○列○番)を決めておくと安心です。
観戦エリアを選ぶ手順や各観戦エリアの解説は、下記の記事を参考にしてみてください。
同時に購入できる枚数は観戦エリアによって違う
F1の観戦券を複数枚購入する場合は、同時に購入できる枚数に制限がありますので注意してください。
観戦券と駐車券の制限は、下記の通りです。
種類 | 条件・枚数 |
観戦券 | ・基本的な観戦券は1決済につき10枚 ・VIPスイート、Paddock Clubは5席まで ・グループ席は2区画まで ・1アカウントで保持できる枚数は最大30枚 |
駐車券 | ・1決済1種類につき1枚 ・1アカウントで保持できる枚数は最大5枚 |
支払方法はクレジットカードおよびセブンイレブン店頭支払いのみ
F1チケットの支払方法は、クレジットカードおよびセブンイレブン店頭支払いの2パターンのみとなります。
使用できるクレジットカードは、VISA、MasterCard、JCB、American Express、Diners Club(一括払いのみ)となります。
セブンイレブンの店頭支払いでは、現金・電子マネー「nanaco」(※ポイントは付きません)・クレジットカードを利用することができます。
1回の購入でチケット20枚以上、またはお支払い金額合計が30万円以上の場合は、セブンイレブンの店頭支払いを選択することはできません。
セブンイレブン店頭支払いが選択できるのは、2025年4月2日(水)23時59分までと、クレジットカード支払いに比べて1日短くなります。
チケットの受取方法の注意点
支払方法でクレジットカードを選択した場合のチケット受取方法は、電子チケットのみとなります。(セブンイレブン店頭発券はできません)
支払方法でセブンイレブン店頭支払いを選択した場合のチケット受取方法は、セブンイレブン店頭発券のみとなります。(電子チケットでは受け取れません)
セブンイレブン店頭発券には、店頭支払手数料220円/1件と発券手数料110円/1枚が掛かります。
公式のリセールサービスが利用できる
リセールサービスとは、チケットを購入したものの、何かしらの事情でレースへ行けなくなった場合に、定められた範囲内で価格を決めて販売でき、購入を希望する別の人に販売できるサービスのことです。
公式サービスのため、正規の手順で他の購入希望者に販売することができます。
注意点としてMobilityStationで購入した電子チケットのみがリセールサービスの対象となるため、セブンイレブンで店頭発券したものはリセールサービスの対象外です。
2025年より前売駐車券についてもMobilityStationで購入した電子チケットのみリセールサービスの対象となりました。
MobilityStationで購入した電子チケットであれば、観戦券と駐車券の両方がリセールサービスを利用することができます。
また、チケットの出品と購入ともにMobilityStationのチケットアカウント会員のみ利用可能です。
画像出典:鈴鹿サーキット
F1チケット購入前に準備しておくこと
F1日本GPのチケット販売開始までに以下の手順に沿って準備しておきましょう!
① MobilityStation に会員登録する
まずは、MobilityStation(モビリティステーション)への会員登録です。
2023年11月6日(月)にWebサイトが全面リニューアルしたため、
これまでモビリティステーションの会員だった方も
改めて新規会員登録が必要になります。
登録時間は、5分から10分程度です。
画像出典:MobilityStation
会員登録は、パソコンもしくはスマートフォンから
MobilityStation(モビリティステーション)のサイトへアクセスし登録します。
以下、サイトへのリンクです。
会員登録の手順は、こちらから確認することができます。
基本的な流れは、
1.自身のメールアドレスを入力し、MobilityStationへ送る
2.返信された認証コードとログインパスワードや氏名などの個人情報を入力する
以上で登録完了です。
会員登録が完了すると以下のメッセージが表示されます。
画像出典:MobilityStation
また、会員登録後は、ログイン画面左上のメニューから
設定 → アカウント設定と進み、クレジットカード情報変更から
自身のクレジットカード情報を登録しておくと、
F1チケットの購入をスムーズに進めることができます。
画像出典:MobilityStation
② 観戦席の候補を決める
次に観戦席の候補を決めます。
F1日本GPの指定席チケットにおいては、
購入時から座席指定ができるようになっています。
そのため、これまでのV席やB席といった観戦エリアだけでなく、
ブロックや列、席番号まで指定席の場合は決めておく必要があります。
実際にどのブロックのどの列のどの席番号がいいのかまでは、
よほど鈴鹿サーキットでレースを見ていないとわからないですよね。
以下の観戦エリアの選び方ガイドを参考にしてみてください。
観戦エリアを選ぶコツやおすすめの席も座席番号まで紹介しています。
購入する席の候補は、3~5つ選んでおくことをおすすめします。
③ 仮想待合室方式を予習する
2023年からF1チケット購入には仮想待合室の仕組みが導入されています。
このシステムは、MobilityStationへアクセスが集中して
つながり難い状態でのユーザー側のストレスを緩和するもので、
チケット販売開始30分前に抽選へ申し込み、
事前抽選の結果によって購入順が決まる仕組みです。
仮想待合室の詳細については、例を交えて以下の記事で紹介しています。
ぜひ予習としてご確認ください。
チケット購入方法
F1日本GPのチケット購入方法は、日本国内において鈴鹿サーキットおよびモビリティリゾートもてぎの公式オンラインショップである
MobilityStation(モビリティステーション)から購入します。
購入方法の詳細については、以下の動画で予習しておけば完璧です。
一度、購入前に確認しておくと安心ですよ!
チケット購入の Q&A
ここまで準備できれば、F1日本GPのチケット購入に向けた準備は万全です。
最後は、MobilityStation のチケット購入で気になる Q&A をピックアップします。
チケット購入の際に手数料は掛かりますか?
基本的には電子チケットであるため手数料は発生しません。
但し、チケットの引取方法で配送専用商品の場合は、1回の購入ごとに全国一律700円(税込)が別途必要となります。
また、セブン-イレブン店頭発券の際には1枚ごとに所定の手数料(発券手数料220円/1件とチケット用紙代110円/1枚)が必要です。
フィーチャーフォンでも、チケットを購入できますか?
フィーチャーフォン(ガラケー)では、チケットを購入することができません。
スマートフォンでも、iOS最新版の標準ブラウザ、もしくはAndroid6.0以降の標準ブラウザが推奨環境とされています。
チケット購入後に購入内容(座席番号等)を確認することはできますか?
メニューの「マイチケット」から確認することができます。
チケット購入の際に領収書の発行はできますか?
クレジットカードでのお支払いの場合のみ、マイチケットの右上「i」マークから表示できる購入詳細画面にて領収書を発行することができます。
チケット購入の際にクレジットカードは登録できますか?
お支払い方法でクレジットカード情報を入力する際に「本カード情報を登録する」をチェックすると、チケット購入と同時にクレジットカードが登録できます。
決済中に「選択した座席はすでに予約されています」と表示され、チケットが買えなくなりました。
座席を選択してから最大20分以内に決済処理が完了しなかった場合は、自動的に注文がキャンセルされるため注意する必要があります。
カード決済の他に代金の支払方法は何がありますか?
セブン-イレブン店頭支払いを利用できます。
※別途、所定の手数料が必要です
※一部対象外の商品があります
カード決済で利用できるクレジットカードは何がありますか?
カード決済では、VISA、MasterCard、JCB、American Express、Diners Clubの各カードが利用できます。
クレジットカード決済で一括払い以外に分割払いやリボ払いはできますか?
できません。一括払いのみです。
チケット購入後の変更・キャンセルはできますか?
お客様の都合による、チケット購入後のキャンセルはできません。一部チケットでは購入後に座席の追加や場所の変更、オプションの追加が可能です。
電子チケットの表示方法を教えてください。
電子チケットの表示方法は、以下の3種類があります。
・マイチケット
MobilityStationにログインして購入されたチケットの電子チケットは、マイチケットで表示することができます。
・URL
チケット購入完了時に届く「チケット購入完了通知」メールに記載されたURLをクリックして表示することができます。
また、チケットを分配(LINE・メール・その他の方法)した際に通知されるURLでも表示することができます。
・自宅印刷
MobilityStationのマイチケットなどをPCで確認いただきますと「印刷する」ボタンが表示されます。
「印刷する」ボタンをクリックすると、印刷画面が表示されますので、A4サイズで印刷を行ってください。
電子チケットを同行者に渡せますか?
電子チケットを分配することで、同行者の方に渡すことができます。
お支払い完了画面の「チケットを確認する」ボタンをクリックしてください。
表示された「ご購入チケット」画面の「分配する」ボタンをクリックし、お好きな分配方法(LINE・メール・その他の方法)を選択してください。
複数枚のチケットを分配したい場合は、1枚ごとに電子チケットの分配が必要です。
自由席観戦券(観覧券)を複数枚購入しました。印刷したところ席番号がないのですが、QRコードを見分ける方法はありますか?
印刷したチケットのチケットIDをご確認ください。
チケットIDが違えば違うQRコードと認識されます。
再印刷しても番号が変わることはありませんのでこの番号で見分けることが可能です。
受付番号とは何ですか?
チケット購入時には受付番号が発行されます。
「受付番号」「ご購入時にご入力のメールアドレス」は履歴の確認に必要になります。
必ずお控えください。
購入済みチケットのとなりの座席を確保する方法を教えてください。
詳しい情報は「チケットの変更方法」をご確認ください。
※配送にてチケットをお受け取りいただいた場合は、ご利用いただけません。チケット販売窓口にてご対応ください。
入場券・電子チケットのQRコードをカメラで撮影して入場できますか?
入場券・電子チケットの複製および複製物(スクリーンショット含む)での入場はお断りしております。
最後のまとめ
F1のチケットも2024年に電子チケット導入され、現在ではF1のみならず国内の様々なレースで電子チケットが利用されています。
まずはMobilityStation会員登録を忘れずに済ませておきましょう。
また、F1の場合は購入と同時に座席指定が可能なため、事前に観戦席を決めておくことも重要になります。
以前の紙チケットは、その年毎にデザインが違っていたため、記念としての楽しみ方もありました。
電子チケットになることで多くのメリットがある反面、記念としての要素がなくなるのはすこし残念でもあります。
希望者のみの選択形式で、追加料金を払ってもいいので、紙やプラスチックといった記念として残るモノを出すことができる選択肢を増やしておくこともユーザー目線に沿ったサービスとなるのではないかと思ってしまうこともあります。
いずれにしても、地球環境とファンへのサービス向上が両立されると嬉しいですね。
実際に2024年のF1日本GPでは、電子チケットの利用方法として実際にQRコードでのスキャンは、各ゲートの入場時のみでした。
観戦エリアについては、画面に表示させ目視での確認となっていました。
スマホを頻繁に出したりしますし、紙チケットで出力した場合も頻繁に見せることになるのでネックストラップのスマホケースやチケットホルダーのようなものも、まだまだ役立つ印象でした。
いよいよF1チケットの販売は迫ってきています。チケット購入で皆さんがすこしでも希望の席が取れますよう願っています。