F1

【2025年】F1チームとドライバーラインナップ

こんにちは。ひでまるこです。

突然ですが、皆さん今年はどのチームに注目していますか?

どのドライバーやチームが最もチャンピオンに近いと思いますか?

今回は、2025年にF1へ参戦するチームについて、

ドライバーも含めて紹介したいと思います。

史上初!全チーム同時新車発表会

今年の新車発表会は、F1史上初の全チーム同時発表となります。

2月18日(火)イギリスはロンドンにあるO2アリーナにてイベントが開催されるのです。

F175 Live at The O2

F1が誕生してから今年はちょうど75周年になるため、記念イベントとして開催されることになりました。

ただ新車発表といっても、おそらく今年の実車を用いるのではなく、昨年型のマシンに各チームのリバリー(カラーリングやスポンサー)を披露する場になるのではと予想しています。

数年前までは、新車発表で新しいマシンの形状やサスペンションの仕組みなどを見るのが一つの楽しみでしたが、近年では実車が用いられることが少なくなり、リバリーのみで、実際のマシンの形状などは、バーレーンのテストまでわからないというのが現状でした。

そのような面が色濃くなるのであれば、今回のようにイベントにして一同に会する方が、効率がいいし、盛り上がるとFIAは考えたのかもしれません。

もしかしたら2026年以降も同時発表形式になるかもしれませんね。

チーム&ドライバーラインナップ紹介

2025年のシーズンにおいても昨年と変わらず10チーム、22人のドライバーでチャンピオンシップがスタートします。

昨年はF1史上初の開幕時点で全チームの全ドライバーが変わらなかった年でしたが、2025年は大きくドライバーラインナップが変わります。

他のチームへ移籍したドライバーもいれば、新たにF1の世界へ加わった新人ドライバーも多くいます。

チーム 代表 ドライバー 契約期間
マクラーレン アンドレア・ステラ ランド・ノリス 2026年末
オスカー・ピアストリ 2026年末
フェラーリ フレデリック・ヴァスール シャルル・ルクレール 複数年
ルイス・ハミルトン (移) 複数年
レッドブル クリスチャン・ホーナー マックス・フェルスタッペン 2028年末
リアム・ローソン (新) 2025年末
メルセデス トト・ヴォルフ ジョージ・ラッセル 2025年末
アンドレア・キミ・アントネッリ (新) 2025年末
アストンマーティン マイク・クラック フェルナンド・アロンソ 2026年末
ランス・ストロール 自動更新
アルピーヌ オリバー・オークス ピエール・ガスリー 複数年
ジャック・ドゥーハン (新) 2025年末
ハース 小松礼雄 オリバー・ベアマン (新) 複数年
エステバン・オコン (移) 複数年
RB/レーシングブルズ ローレン・メキース 角田 裕毅 2025年末
アイザック・ハジャー (新) 2025年末
ウィリアムズ ジェームス・ボウルズ アレックス・アルボン 複数年
カルロス・サインツJr. (移) 複数年
ザウバー アレッサンドロ・アルンニ・ブラビ ニコ・ヒュルケンベルグ (移) 複数年
ガブリエル・ボルトレト (新) 複数年

(新):新人ドライバー
(移):移籍ドライバー

移籍ドライバー紹介

2025年の移籍ドライバーは、全部で4人です。

ルイス・ハミルトン(メルセデス→フェラーリ)

移籍ドライバーの中で最も注目を集めていたのがハミルトン選手です。

12年間もメルセデスに在籍し、ハミルトン選手のF1キャリアはメルセデスと共に成長したと言っても過言ではありません。

そんなハミルトン選手が、2025年までの契約を前にフェラーリへの移籍を決断しました。

理由は本人しかわからないと思いますが、個人的な憶測の話になってしまいますが、ハミルトン選手は、セナ選手のことが大好きです。そのセナ選手が、F1キャリアの最後をフェラーリで終えるのではという話も過去にありました。

もしかしたらハミルトン選手は、フェラーリでF1キャリアを終えようと考えているのかもしれません。あくまでも個人の憶測ですが...。

カルロス・サインツJr.(フェラーリ→ウィリアムズ)

ハミルトン選手のフェラーリ移籍が決まり、放出されるかたちとなったサインツ選手。

どのチームへ行くのか注目されていましたが、名門ウィリアムズへの移籍が決まりました。

ウィリアムズは、現在改革の真っ最中。名門にふさわしい優勝争いができる体制を構築するためにも、経験豊富で速さもあるドライバーが必要。サインツ選手は、まさに適任だと思います。

エステバン・オコン(アルピーヌ→ハース)

アルピーヌからハースへの移籍を決めたオコン選手。

ハースの小松代表とは、オコン選手がはじめてロータスでF1テストを行ったときのエンジニアだったという縁があります。

オコン選手もアルピーヌでの現状と小松代表が考えるハースが着実にステップアップするための計画や縁のようなものを感じて協力したいと思ったのかもしれません。

ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース→ザウバー)

ザウバーへの移籍を決めたヒュルケンベルグ選手。

もともとヒュルケンベルグ選手は、ザウバーからF1参戦したこともあり、再び戻ってきたことになります。

これも憶測でしかありませんが、昨年ザウバーは最下位チーム。着実にステップアップしているハースに比べて見劣りするザウバーへの移籍を決めたのは、2026年からF1へ参戦するアウディが控えていることが影響しているのかもしれない。

新人ドライバー紹介

2025年は、6人もの新人ドライバーがF1へ参戦します。

リアム・ローソン(レッドブル)

レッドブルのペレス選手に代わりデビューすることとなったローソン選手。

昨年の後半はVCARBで角田選手と共にF1で走っており、経験といった面では新人ではありませんが、開幕から参戦するため、新人枠としています。

日本でも2023年にスーパーフォーミュラへ参戦し、開幕戦でいきなりの優勝を飾り、シリーズ通りしても2位で終えるという日本のモタスポファンにも強い印象を与えました。

とにかく勝利への執念と最後まで諦めない走りが印象的なローソン選手が、チャンピオンであるフェルスタッペン選手とどれくらいの差で走ることができるのか、今年の注目ポイントです。

アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)

ハミルトン選手がフェラーリへ移籍し、その空いたところに採用されたのが新人のアントネッリ選手です。

メルセデスがハミルトン選手の後任として育ててきた逸材で、カート時代から活躍を見せ、神童と言われた人物です。

F2では、大きな活躍を見せていなかったものの、この神童がF1でどんな活躍を見せてくれるのか楽しみでもあります。

個人的には、再びF1に「キミ」という素敵な名前が帰ってきたなと思っています。

ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)

アルピーヌからデニューするドゥーハン選手は、一足先に昨年のアブダビGPでF1デビューを果たしています。

父は二輪のロードレース世界選手権で5年連続のチャンピオンを獲得したミック・ドゥーハン選手で伝説のライダー。

そんな偉大な父とは別の四輪の世界で頂点のF1まで上り詰めた。

どうしても偉大な父の存在がついてきてしまうが、F1で存在感を示すことができるのか気になるところです。

オリバー・ベアマン(ハース)

2025年はハースのレギュラードライバーとして参戦するベアマン選手。

昨年のサウジアラビアGPで虫垂炎になったサインツ選手に代わりフェラーリからF1デビューし、いきなりの7位入賞と鮮烈なデビューを飾りました。

その後もマグヌッセン選手に代わり、アゼルバイジャンGPでも10位入賞、サンパウロGPにも出場と、3戦経験しています。

シーズンオフになるとスーパーフォーミュラのテストに参加するなど、日本でも人気のドライバーとなっています。

アイザック・ハジャー(RB/レーシングブルズ)

2025年、角田選手のチームメイトは、ハジャー選手に決まりました。

昨年のF2ではランキング2位のドライバーで、タイトル獲得の経験はないものの、レースに対する負けん気の強さは無線からも感じ取れる選手です。

子どものころは柔道を習っていたこともあり、日本が大好きなドライバーの1人でもあります。

角田選手とどのようなコンビを見せてくれるのか注目です。

ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)

昨年のF2チャンピオンは、2025年ザウバーからF1デビューとなります。

一昨年にF3チャンピオンを獲得し、さらに昨年はF2チャンピオンをレースでの強さを見せているボルトレト選手。

マクラーレンの育成ドライバーとなったものの、F1へのチャンスを獲得してマクラーレンから離れた。

強さの秘訣はその判断力の速さにあるのかレースで見てみたい。

2025年の注目チーム

私、ひでまるこが今シーズン注目しているチームを紹介したいと思います。

スクーデリア・フェラーリ

最も注目しているのがフェラーリです。

昨年後半戦は、マクラーレンに迫る勢いで最もポイントを稼いだチームになります。

フェラーリが強いとF1がめちゃくちゃ盛り上がるので、このチームの勢いが与える影響は大きいものです。

マシンの速さもあり、ドライバーもルクレール選手とハミルトン選手という常に勝利を狙えるコンビだと思います。

バスールさんの体制になってから3年目となる今年は、チームとしても成熟してきているはず。旋風を巻き起こしてほしいものです。

2025年の注目ドライバー

皆さん今シーズンは、どのドライバーに注目していますか?

私、ひでまるこが今シーズン注目しているドライバーを紹介します。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

まず1人目は、昨年のワールドチャンピオンであるフェルスタッペン選手です。

4年連続のワールドチャンピオンを獲得した、現在のF1ドライバーの中で頂点に立っているドライバーです。

何故、今年フェルスタッペン選手に注目かというと、2021年以来のチャンピオン争いが見れるかもしれないところです。

2022年に現行のレギュレーションになってから、レッドブルはマシンのアドバンテージを持っていました。

しかし、昨年後半はそのアドバンテージが消え、コンストラクターズのタイトルはマクラーレンが獲得しています。

この接戦状態の中でこそ、フェルスタッペン選手らしい走りが見れると予想しています。

時にフェルスタッペン選手が持っている勝つための執念は、見ている側からするとフェアには見えないかもしれません。

それでも、勝利するために今できること全てをやり切っている姿は、すごいとしか言いようがありません。

今年は、そんな姿が再び見れるような気がします。

ランド・ノリス(マクラーレン)

今年、最もチャンピオンに近いドライバーが、ノリス選手です。

昨年、マクラーレンが躍進し、後半こそフェラーリの追い上げがあったものの、決勝での強さはマクラーレンに分がありました。

現行レギュレーション最後の年で昨年トップのマシンを操ることができるのは、もっともチャンピオンになる可能性があります。

昨年は、優勝を狙えるレースを何本がおとしているところもあったので、レースのスタートも含めて注目すべきドライバーです。

これまでめちゃくちゃいい人柄だったこそ目立たなかったノリス選手が、今年のレースでは目立ちまくってF1界に名前を刻んでほしいとさえ思っています。

角田 裕毅(RB/レーシングブルズ)

日本人としては、角田選手に期待も込めて注目しないわけにはいきません。

角田選手にとって今年は、とても重要なシーズンになると思っています。

ずっと角田選手をサポートし続けてくれたホンダは、今年を最後にレッドブルからアストンマーティンへと変わりません。

今年の結果次第で角田選手はいつでもレッドブルとVCARBというグループの中から外される可能性があるのです。

ただそんな危機感だけで注目するわけではなくて、一昨年からVCARBのチームの中心となったことで、少しずつですが、レースでポイントを獲得するために、自らの力で手繰り寄せている感が出てきたと感じています。

マシンやチームに課題があるからこそ、そういう部分が目立ってきたりもします。角田選手が自ら、どうやってチームを上位に導いていくのか注目したいと思います。

最後のまとめ

今回は、2025年のF1チームとドライバーを紹介してきました。

ひでまることしては、注目チームがフェラーリ。

注目ドライバーがフェルスタッペン選手、ノリス選手、角田選手の3人としました。

皆さんは、どのチームやドライバーに注目していますか?

もちろんいつも応援しているチームやドライバーでもいいですよね。

現行レギュレーション最終年となる今年は、各チームの実力が接戦となっていることが一つの魅力です。

トップチーム、中団チーム、それぞれで接戦になっています。だからこそチーム力はもちろんのこと、ドライバー力も試されるシーズンになるのではと予想しています。

接戦だからこそ、レースがおもしろくなるってものです。

2025年は、今から楽しくなること間違いなしな気がしますので、ぜひ皆さんと一緒にF1を楽しみたいと思います。