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こんにちは。ひでまるこです。
3週間ちょっとのサマーブレイクも終わり、
今週末のオランダGPからF1は後半戦がスタートします。
後半の幕開けは、ワールドチャンピオン、フェルスタッペン選手の母国、オランダGP。
今シーズンは、レッドブルが圧倒的な強さを見せているからこそ、
チャンピオンにはプレッシャーのかかるオランダGP。
というのもオレンジアーミーと呼ばれるオランダのF1ファンは熱狂的であり、陽気であることで有名。
ファンに最高のパフォーマンスを見せることが、レッドブル、そしてフェルスタッペン選手ができるのか!?
第14戦オランダGPの見どころ5選を紹介していきます。
いつも通りF1観戦を盛り上げる料理やお酒も紹介していきますね!
オランダGPの放送時間
まずは、放送時間をチェックです。
セッション | 日本時間 | 現地時間 |
FP1 | 8月25日(金)19時30分 | 8月25日(金)12時30分 |
FP2 | 8月25日(金)23時00分 | 8月25日(金)16時00分 |
FP3 | 8月26日(土)18時30分 | 8月26日(土)11時30分 |
予選 | 8月26日(土)22時00分 | 8月26日(土)15時00分 |
決勝 | 8月27日(日)22時00分 | 8月27日(日)15時00分 |
フリー走行(FP)と予選はレース開始10分前、
決勝は40分前から放送されます。
DAZN(ダゾーン)でもフリー走行(FP)とスプリントシュートアウト、予選、決勝と全セッション生配信です。
ザントフォールト・サーキットとは
2021年に36年ぶりの復活を果たしたオランダGPの舞台となるのが、
北海の海岸線沿い位置する常設サーキットである「ザントフォールト・サーキット」です。
低、中速コーナーが多いテクニカルサーキットのため、
マシンのセッティングはハイダウンフォースであり、
ハンガリーGPの舞台となるハンガロリンクと似た特性を持っています。
さらに特徴的なのがバンク角!
いくつかのコーナーにバンク角がついていて、特に最終コーナーの14コーナー「アーリー・ルイエンダイク」では18度もの角度があります。
平らなサーキットや高低差のあるサーキットとは、また違った斜めに傾くような映像は、とてもスピード感があります。
3コーナーもバンク角がありますが、それぞれドライバーによってライン取りが違うのも見どころです。
このコースのDRSゾーンは2箇所。
メインストレートとターン10から11にかけてになります。
オーバーテイクに注目のコーナーは、回り込む1コーナーの「ターザンコーナー」です。
昨年は、スタート直後のサインツ選手とハミルトン選手の接触や、フェルスタッペン選手がハミルトン選手をオーバーテイクしたシーンなど、今年もどんなドラマを見せてくれるのか気になるところです。
サーキット名 | ザントフォールト・サーキット |
---|---|
所在国 | オランダ |
設立年 | 1948年 |
全長 | 4,307メートル |
コーナー数 | 14 |
最大高低差 | 7.92m |
周回 | 時計回り |
周回数 | 72周 |
ピット長 / 損失時間 | 235m / 14秒 |
DRSゾーン | 2箇所(14から1コーナーにかけて、10から11コーナーにかけて) |
タイヤ | ハード:C1、ミディアム:C2、ソフト:C3 |
平均速度 | 204km/h |
最高速 | 328km/h |
タイやは、昨年と同様に
ハード:C1、ミディアム:C2、ソフト:C3
となっているものの、今年はC0が加わっていることにより、
ハードのC1に関しては、昨年よりも柔らかくなっています。
このハードが今年も注目のタイヤになるので、
どれくらいのデグラデーションになるのか注目です。
#F1 is back: it’s #DutchGP week! 🇳🇱
🎢 A twisting coastal rollercoaster
📐 Steep banking raises vertical forces
🏖️ Sand can make Zandvoort slippery pic.twitter.com/iS9sBWPb0P— Pirelli Motorsport (@pirellisport) August 21, 2023
オランダGPの見どころ5選
サーキット紹介を踏まえた上で、
2023年の第14戦オランダGP見どころ5選を紹介します。
1.圧倒的だからこそのプレッシャー!3連覇なるか!?
今シーズンの前半戦で圧倒的な強さを見せたレッドブル!
開幕から負け知らずの12連勝を達成し、他のチームを寄せ付けない独走状態となっています。
その状態で3週間以上のサマーブレイクに突入し、再びレースが始まる後半戦の舞台はチャンピオン、フェルスタッペン選手の母国グランプリ。
レッドブルとしてもフェルスタッペン選手としても、ここで勝てばいっきに最高潮へ盛り上がり、さらなる連勝のきっかけにもなります。
しかし、オレンジアーミーと呼ばれる熱狂的なオランダのF1ファンは、フェルスタッペン選手をもちろん応援し、ものすごい盛り上がりになります。
誰しもがオランダでもレッドブルが勝つだろう!
そんな期待が寧ろチームやドライバーから見ればプレッシャーになることも...。
とはいえ百戦錬磨のレッドブル、目の前の出来事には見向きもせず、先を見通した戦略を実施してくるはず。
オランダでもこれまで通り、淡々とプログラムをこなし、応援を力に変えて、勝利となるか? 注目になります。
🗣️ “Zandvoort is an amazing circuit and of course, the fans are incredible there, so I’m definitely excited to get back on track.”#DutchGP 🇳🇱 | @Max33Verstappen 🦁 pic.twitter.com/jpunyPJUKL
— Oracle Red Bull Racing (@redbullracing) August 23, 2023
2.ハードC1タイヤのデグラーデーション
今年のオランダGPでは、まずハードタイヤに注目する必要があります。
昨年と同じC1タイヤであるものの、実際のコンパウンドとして今年はC0が追加されたため、昨年のC1は今年のC0にあたります。
そのため、今年のC1は、昨年よりもやや柔らかめのタイヤとなります。
昨年は、このハードタイヤが、レースをおもしろくしていました。
というのも昨年はメルセデスがミディアムスタートから第2スティントでハードタイヤに変え、驚異的なペースで走っていたのです。
その理由は、ほとんどタイヤの摩耗によるタイムロスがなかったこと。
走れば走るほど、燃料が軽くなり速くなる現象が起きていました。
果たして、今年のハードタイヤは、どんな特性を示すのか?
特に金曜フリー走行2回目のハードタイヤを履いたときのロングランに注目することと、今年は各チームフリー走行でどれくらいハードタイヤを試しているのかにも注目してみてください。
Silverware amongst the orange. 🏆 Good memories from our first two trips to Zandvoort. 🙏 pic.twitter.com/p8KurOjL1M
— Mercedes-AMG PETRONAS F1 Team (@MercedesAMGF1) August 23, 2023
3.各チームのピットストップ戦略
オランダGPでは、各チームのピットストップ戦略に注目してみましょう!
スタンダードと言われているのが、2ストップ作戦です。
ソフト → ミディアム → ミディアム
しかし、昨年はメルセデスがハードタイヤの特性に気づき、
1ストップ作戦(ミディアム → ハード)を実施しました。
メルセデスは、驚異的なハードタイヤのペースで順位を上げたものの、
途中でVSCとSCが出て、1ストップ作戦の効果はわかりませんでした。
今年は、昨年の結果を踏まえて各チームで1ストップ作戦を実施してくるところがあるのか?
メルセデスは、再び1ストップ作戦を今年も採用してくるのか??
各チームのピット戦略から、今年のハードタイヤの良し悪しを予想してみるのもおもしろいかもしれません。
A dreamy double stack pit-stop for @MercedesAMGF1 in 2022 🤤
Never underestimate just how difficult it can be to have both cars stop, one after the other! 😅#DutchGP #F1 pic.twitter.com/8JXtiCEhFS
— Formula 1 (@F1) August 24, 2023
4.マクラーレンとアストンマーティンの順位
前半戦で最も驚いたのが序盤戦はアストンマーティンの競争力向上、
そして後半はマクラーレンの競争力向上になります。
序盤の勢いがなくなってきたアストンマーティンは、
後半戦で再びどこまで巻き返すことができるのか注目になります。
一方でマクラーレンは、後半戦も表彰台争いに参戦してくるのか気になるところです。
オランダGPのザントフォールト・サーキットは、ハンガロリンクに似ていると言われています。
ハンガリーGPでは、ノリス選手が2位表彰台を獲得。チームメイトのピアストリ選手も5位入賞していました。
アストンマーティンは、9位にアロンソ選手、10位にストロール選手とギリギリの入賞です。
この順位を参考に、オランダでどの位置に来るのか注目して見てみましょう。
Getting us in the mood for the #DutchGP. 😮🇳🇱 pic.twitter.com/IekeyNTPTK
— McLaren (@McLarenF1) August 22, 2023
5.角田選手リベンジのオランダGP
前戦ベルギーGPでは、力強い走りを見せて入賞した角田選手。
休み明けのオランダGPでも引き続き力強い走りを見たいところですが、
昨年のオランダGPは途中でリタイアとなってしまい完走ならず。
なんだかバタバタしたレースとなっていました。
今年は、チームをひっぱる立場として成長している角田選手。
きっとオランダでもいいパフォーマンスを見せてくれると思います。
チームメイトのリカルド選手との順位にも注目です。
swipe to make Yuki happy 👉#DutchGP
— Scuderia AlphaTauri (@AlphaTauriF1) August 21, 2023
オランダGP観戦のお供に
今回もオランダGPを見るのに最適な飲み物と食べ物を紹介したいと思います。
まずは、飲み物から!
ハイネケン
オランダのビールといったら、やっぱりハイネケンが有名です。
世界170ヵ国以上で販売され、世界第2位のシェアを占める世界のビール会社です。
F1でもメインスポンサーであり、F1グランプリで提供されるビールは全てハイネケンであります。
F1のビールといったらハイネケンなのです。
ムール貝の白ワイン蒸し
ムール貝といったら前戦のベルギーが有名ですが、実はオランダもムール貝の養殖が盛んで、よく食べられています。
日本では、身近なところで白ワイン蒸しではありませんが、サイゼリヤでムール貝のガーリック焼きが食べれます。
ビールとの相性はバツグンです!
ストロープワッフル
ワッフルといってもオランダ発祥のワッフルは、ストロープワッフルという薄くて円形状のワッフルです。
ベルギーのワッフルと違って薄いクリスピーワッフルとなっていて、キャラメルシロップをサンドしてサクサクっと食べれます。
コーヒーと一緒に食べたりすると甘さと苦さが絶妙です。
オランダでは、屋台感覚でその場で焼いて熱々の焼きたてストロープワッフルがいただけます。
日本でも業務スーパーや成城石井などでも売っていますよ!
最後のまとめ
後半戦のスタートとなるオランダGPでは、
母国のフェスルタッペン選手とレッドブルに
注目しないわけにはいきません。
オレンジアーミーと呼ばれる熱狂的にフェルスタッペンファンの皆さんを、
チャンピオンがどんなレースを見せて満足させてくれるのか?
これまで、数多くのヒーローと呼ばれるドライバーでも
何故か母国グランプリでは、結果を出すのに苦労するレースを何度も見てきました。
しかし、フェルスタッペン選手は、そんなこともなく
これまで母国グランプリで結果を残しています。
今回もファンに素晴らしい走りを見せてくれるはず。
そんなことを思いつつ予選から決勝までチーム戦略も含めて注目したいと思います。
F1は、スカパーのフジテレビNEXTやDAZNで視聴することができます。
もし視聴を検討してましたら、参考までに以下のブログを読んでいただけたら幸いです。