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こんにちは。ひでまるこです。
オレンジ一色から今週末は赤一色に!
今週末は、超高速サーキットのモンツァです。
オランダGPで2連覇を達成したフェスルタッペン選手!
地元であれだけ強いドライバーもなかなかいません。
これまで伝説に残っているドライバーもなぜか地元では結果を残すことに苦労してましたから...。
それだけフェスルタッペン選手やレッドブルというチームは、周りに左右されない、強いメンタルの持っているのかもしれません。
そんな中で、今度はいっきにフェスルタッペン選手にとってはアウェイとなるイタリアGP。
ここはフェラーリの地元であり、熱狂的ファンのティフォシが集まるところ。
超高速サーキットということもあって、ここでも直線が速いレッドブルが強さをみせるのか!?
それともフェラーリが地元の声援を受けて巻き返すか!?
第16戦イタリアGPの見どころ5選を紹介していきます。
いつも通りF1観戦を盛り上げる料理やお酒も紹介していきますね!
イタリアGPの放送時間
まずは、放送時間をチェックです。
セッション | 日本時間 | 現地時間 |
FP1 | 9月9日(金)21時00分 | 9月9日(金)14時00分 |
FP2 | 9月10日(土)00時00分 | 9月9日(金)17時00分 |
FP3 | 9月10日(土)20時00分 | 9月10日(土)13時00分 |
予選 | 9月10日(土)23時00分 | 9月10日(土)16時00分 |
決勝 | 9月11日(日)22時00分 | 9月11日(日)15時00分 |
フリー走行(FP)と予選はレース開始10分前、
決勝は40分前から放送されます。
時間は前戦のオランダGPと予選までは、1時間ほど晩くなっているので注意!
決勝は同じ時間なので先週と同じような感じで見ていきましょう。
モンツァサーキットとは
F1開催サーキットの中でも超高速サーキットとして知られているイタリアのモンツァサーキットは、今年で100周年を迎える伝統のサーキットです。
世界で見ても3番目に古い常設のサーキットになります。
今年は、第4戦にエミリア・ロマーニャGPとして、こちらもイタリアのイモラ・サーキットで開催されていましたが、歴史的にはモンツァの方が古いサーキットになります。
イタリアは、1年に2回もF1を観ることができるので本当にうらやましいですね!
コースの特徴は、グランプリの中でも最も速い超高速サーキット!!
ストレートとシケインをつないだストップ・アンド・ゴーのレイアウトです。
バンク角などもほとんどなく、平坦なサーキットなので、本当にスピードが出ます。
そのため平均速度も高く「スピードの神殿(Temple of Speed)」と呼ばれるくらいです。
そんなモンツァサーキットの特徴は、いつもよく拝見させてもらっているぽんレーシングさんの動画でご確認ください。
モンツァのDRSゾーンは2箇所。
メインストレートとターン7のレズモからターン8のアスカリシケインにかけてになります。
最大のオーバーテイクポイントは、メインストレートからの1コーナーであるバリアンテ・デル・レティフィーロというシケイン。
340km/h近くからのフルブレーキングで、ちょっとでもミスすればうまく曲がれず、そのまま真っ直ぐ進んでしまう。
長いストレートでタイヤが冷えてしまい、タイヤがロックアップすることも多いところです。
サーキット名 | モンツァサーキット |
---|---|
所在国 | イタリア |
設立年 | 1922年 ※100周年 |
全長 | 5,793メートル |
コーナー数 | 11 |
最大高低差 | 14.3m |
周回 | 時計回り |
周回数 | 53周 |
ピット長 / 損失時間 | 417.6m / 21秒 |
DRSゾーン | 2箇所(11から1コーナーにかけて、7から8コーナーにかけて) |
タイヤ | ハード:C2、ミディアム:C3、ソフト:C4 |
平均速度 | 243km/h |
最高速 | 362.5km/h |
イタリアGPのモンツァでは、前戦とはまた違った雰囲気が漂います。
そう、ここは赤き跳馬であるフェラーリの聖地。
熱狂的フェラーリファンのティフォシ達が応援席一面を真っ赤に染めます。
ティフォシにとって、ここモンツァは、
「La Pista Magica(ラ・ピスタ・マジカ)= 魔法のトラック」
これまでいろいろ言われているフェラーリですが、ここではフェラーリが最大の力を発揮する場所です!
イタリアGPの見どころ5選
サーキット紹介を踏まえた上で、
2022年のイタリアGP見どころ5選を紹介していきます。
1.地元フェラーリ、ティフォシの前で優勝なるか!?
イタリアGPで最も注目すべきは、やはりフェラーリです!
赤き跳ね馬の地元で結果を残せるかは、今年のF1選手権にも大きく関わってきます。
ライバルであるレッドブルは、ここイタリアGPまで4連勝し、ポイントも大きくリードをしています。堅実なレース戦略とマシン開発、そしてフェスルタッペン選手というドライバーの存在もあり、今シーズンは圧倒的な強さを見せています。
一方でフェラーリは、レギュレーションが大きく変わった中で、今季最速マシンである「F1-75」を開発。どのコースでも素晴らしい速さを見せています。
しかし、レースになるとチームの連携ミスや作戦が裏目に出たりと結果を残せていない。
毎回のように失敗をすることから、その失敗を揶揄されて「俺たちのフェラーリ」と言われるくらいです。
そんなフェラーリもここイタリアGPでは結果を残したい!
どのチームよりも強く思っていると思います。
ここでフェラーリのイタリアGPでの勝率を見てみましょう。
回数 | 年 | ドライバー |
1 | 1951 | アルベルト・アスカリ |
2 | 1952 | アルベルト・アスカリ |
3 | 1960 | フィル・ヒル |
4 | 1961 | フィル・ヒル |
5 | 1964 | ジョン・サーティース |
6 | 1966 | ルドヴィコ・スカルフィオッティ |
7 | 1970 | クレイ・レガツォーニ |
8 | 1975 | クレイ・レガツォーニ |
9 | 1979 | ジョディー・シェクター |
10 | 1988 | ゲルハルト・ベルガー |
11 | 1996 | ミハエル・シューマッハ |
12 | 1998 | ミハエル・シューマッハ |
13 | 2000 | ミハエル・シューマッハ |
14 | 2002 | ルーベンス・バリチェロ |
15 | 2003 | ミハエル・シューマッハ |
16 | 2004 | ルーベンス・バリチェロ |
17 | 2006 | ミハエル・シューマッハ |
18 | 2010 | フェルナンド・アロンソ |
19 | 2019 | シャルル・ルクレール |
F1の世界選手権が1950年から始まったので、そこからの勝率は26.4%です。
この数字を高く見るか低く見るかは別として、今年は勝てるマシンがあり、勝てるドライバーもいます。
赤一色に染まるファンの前で結果を残せれば、これまでの失敗も吹き飛ぶくらい大きな一勝です。
今年は、モンツァ100周年という節目でもあってフェラーリも特別カラーで走ります。
果たしてこの特別カラーのフェラーリで勝つことができるのか最大の注目です!
2.フェラーリの前に立ちはだかるホンダ製PU
2番目の注目ポイントは、レッドブルです!
フェラーリが今季最速マシンであるなら、今季直線が最も速いのはレッドブルになります。
レッドブル・パワートレインズのPUですが、実際にはホンダ製PUであり、ホンダパワーが炸裂しているのが今季のレッドブルです。
ここまでの各コースでのスピードトラップの速度を見てみましょう!
Rd | グランプリ | 速度 | チーム | ドライバー |
1 | バーレーンGP | 323.2 km/h | レッドブル | セルジオ・ペレス |
2 | サウジアラビアGP | 335.1 km/h | レッドブル | セルジオ・ペレス |
3 | オーストラリアGP | 322.6 km/h | レッドブル | セルジオ・ペレス |
4 | エミリアロマーニャGP | 296.7 km/h | レッドブル | セルジオ・ペレス |
5 | マイアミGP | 334.6 km/h | レッドブル | セルジオ・ペレス |
6 | スペインGP | 337.7 km/h | メルセデス | ルイス・ハミルトン |
7 | モナコGP | 286.1 km/h | ハース | ミック・シューマッハ |
8 | アゼルバイジャンGP | 323.6 km/h | アルピーヌ | フェルナンド・アロンソ |
9 | カナダGP | 309.7 km/h | ウィリアムズ | アレックス・アルボン |
10 | イギリスGP | 300.8 km/h | ウィリアムズ | アレックス・アルボン |
11 | オーストリアGP | 320.4 km/h | レッドブル | セルジオ・ペレス |
12 | フランスGP | 339.9 km/h | レッドブル | セルジオ・ペレス |
13 | ハンガリーGP | 311.1 km/h | ウィリアムズ | ニコラス・ラティフィ |
14 | ベルギーGP | 314.4 km/h | ウィリアムズ | アレックス・アルボン |
15 | オランダGP | 330.7 km/h | レッドブル | セルジオ・ペレス |
15戦中8戦でレッドブルが最高速をマークしています。
それだけ直線スピードの速いマシンであることがわかります。
モンツァも直前が多い超高速のサーキットなので、ここでもレッドブルが速いのは間違いなさそうです。
これではフェラーリが勝てないのでは?って思ってしまうかもしれませんが、正直わからない部分もあります。
フェラーリのPUがフルパワーを出しているのかが不明であることと、低ドラッグ仕様のフェラーリのマシンで最高速が変わるかもしれないのです。
今回も最高速がどこのチームなのか注目してみてください。
3.予選順位が重要のモンツァ
前戦のオランダGPでも抜きにくいサーキットだから予選が重要という話をしましたが、ここイタリアGPのモンツァも抜きにくいサーキットの一つです。
サーキットの特性は、オランダとまったく違います。
クネクネしていなくて直線が多いサーキットですが、モンツァが抜きにくいのは何故か?
それは、各チームが超高速サーキットなので、F1マシンも低ドラッグ仕様になります。
リアウィングに注目してもらうと、他のグランプリよりもウィングが小さくフラットなものが使用されています。
そうなるとDRSの効果が、通常よりも大きくならないのです。
通常のドラッグからDRSで低ドラッグになったとき、その差が大きいほど、オーバーテイクしやすくなるのですが、モンツァはその差が小さい、だからオーバーテイクしにくい、そして予選の順位が重要ということになります。
決勝でも同様にDRSのアドバンテージがそこまで大きくないので、中団勢では直線が速いアルファタウリ、ウィリアムズ、アルピーヌが先頭になるとその後ろにDRSトレインができる可能性もありそうです。
今回もPU交換のペナルティなどを受けるドライバーが多い(フェルスタッペン選手、ペレス選手、サインツ選手、ハミルトン選手、角田選手、ボッタス選手)ので、予選のグリッドが上位でもグリッド降格で下がってしまいます。
その状態でDRSトレインになってしまったら、なかなか上位へ行くのが難しくなるので、直線が速い中団勢のチームとポイント争いをしているドライバーとの予選の位置関係に注目してみてください。
DRSの効果がどれほどのものかも注目して見るとおもしろいと思います。
4.ウィリアムズのアルボン選手が直線番長!
ここ数戦、注目しているのがウィリアムズのアルボン選手。
毎年、ポイントラインキング最下位に沈んでいたウィリアムズが、ここにきて徐々に速さを見せてきています。
もりろん今年もコンストラクターズランキングでは、断トツの最下位。
いまだ4ポイントしか取れていません。
それでもサマーブレイク明けのここ数戦を見るとパフォーマンスが上がってきているように感じます。
■ アルボン選手の結果
Rd | グランプリ | 予選 | 決勝 |
14 | ベルギーGP | 9番手 | 10位 |
15 | オランダGP | 15番手 | 12位 |
16 | イタリアGP | ? | ? |
特に高速サーキットでは強さを発揮できるようで、スポートトラップでもアルボン選手やラティフィ選手のウィリアムズが記録しているのが数戦あります。
ここモンツァもマシン特性にあっているサーキットのひとつだと思うので活躍が期待できます。
特にアルボン選手の走りには注目なので、アルボントレインができるかもしれません。その点にも注目してみてだくさい。
5.ズバリ!優勝するのはルクレール選手!?
今回のイタリアGPではフェラーリのルクレール選手が優勝できる可能性が高いので注目して見てほしいと思っています。
理由は、いくつかあります。
■ 最速フェラーリは、まだ終わってない!
レッドブルが驚異的な速さを見せつけたものの、前戦のオランダGPを見ても決してフェラーリが遅くなったわけではありません。
やっぱり、それでもフェラーリは速いのです。
イタリアGPでもおそらくフェラーリは予選でレッドブルと勝負することになり、トップタイム争いになります。
速ければトップタイムがマークできますし、遅くても3番手までにはルクレール選手が入ると思います。
■ ライバルたちがみんなペナルティを受けている
ルクレール選手のライバルとなるであろフェスルタッペン選手やサインツ選手、ペレス選手は、みんな今回ペナルティがありグリッド降格になります。
メルセデスのハミルトン選手もPU交換でグリッド降格なので、ルクレール選手の周りにライバルがいません。
これは優勝に向けてグッと確率が高くなっています。
■ モンツァとの相性がいい
ルクレール選手は、過去にイタリアGPで優勝したこともあるので、相性はわるくありません。
これまで運に見放された感あるルクレール選手ですが、ここでは通用しないと予想しています。
今週末は、久々にティフォシ達の歓喜が聞ける!そんな予感がしてならないのです。
是非、ルクレール選手の走りに注目してください。
イタリアGP観戦のお供に
今回もイタリアGPを見るのに最適な飲み物と食べ物を紹介したいと思います。
まずは、飲み物から!
スパークリングワイン
イタリアは、ワインが有名です。
ビールよりも圧倒的にワインの方が飲まれています。
ワインの種類もぶどうの種類や地域によって多種多様で、様々な味わいを楽しむことができます。
そんな中で今回紹介するのが、イタリアGPが開催されるモンツァで有名なスパークリングワイン「フランチャコルタ・グランデ・キュヴェ・アルマ・ブリュット」です。
シュワとキメ細かい泡と程よい果実味が調和したワインで、さまざまな料理やおつまみにとても合うワインとして有名です。
サラミ
イタリアではサラミも有名です。
日本では生ハムの方がワインと一緒によく食べられるかもしれませんが、イタリアではいろんな種類のサラミがあって、サラミと一緒にワインを飲むのが定番となっています。
コンビニやスーパーでも売っているので、手軽に変えますしワインのお供にサラミはいかがでしょうか。
最後にまとめ
今年は、速いマシンでありながらいろいろチームとしての課題が多いフェラーリ。
正直、この傾向は、今年からはじまったものではなくて、数年前から始まっていたことです。
レッドブルというこれまでトップ争いしていたチームに簡単に勝つことなんてできません。
おそらく久々のトップ争い、チームとして今が再びミハエル・シューマッハがいたときのような黄金時間へフェラーリが戻る試練の時間帯なのかもしれません。
そんな状況で挑むイタリアGPには、フェラーリ優勝の可能性が非常に高くなっています。
ライバルたちが下がっていくこの状況でルクレール選手は勝たないといけない!
ティフォシが集まる前で勝てば、勢いもつきます。
イタリアGPまさに、良くても、悪くても、フェラーリに注目するそんなグランプリになりそうです。
各国のグランプリの中でも平均速度が最も高く、最高速も最も高い、モンツァで走っているF1マシンは、一度、生で観に行きたいものですね。
F1は、スカパーのフジテレビNEXTやDAZNで視聴することができます。
もし視聴を検討してましたら、参考までに以下のブログを読んでいただけたら幸いです。
https://hidemaruko-blog.com/2022f1_broadcast/